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木の話

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適材適所という言葉、今は人の配置などに使われていますが、本来はその名のとおり木材を適した場所につかうという意味の言葉でした。  日本人が古くから付き合ってきた木の良さ、木の面白…
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#林業

木の話16 切り時の木

木の話16 切り時の木

私の住んでいる大阪でも終戦直後はハゲ山ばかりだったという写真が資料として残っています。戦争で日本中の資源を使ってしまったからでしょう、みごとになにも生えていない山々が広がっている写真でした。

戦後復興のため国策としても国や地方が積極的に植栽してきた人工林。そのころ植えられた気が樹齢が50~70年に達し、主伐期と呼ばれる切り時を迎えた木材が日本の森林には豊富にあります。

木は毎年成長するので、日

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木の話9 二残一伐

木の話9 二残一伐

小学生のころの夏休み、毎年和歌山のじいちゃんの家で過ごしていました。

川で泳いだり、魚を突いたり、海で泳いだり、田舎は大好きだったし、じいちゃんも大好きだったのですが、一つだけ嫌なことがありました。

じいちゃんは小さい山を持っていて、下枝を刈ったりする山の手入れにたまに連れて行かれるんですが、田舎の友だちと遊びたいボクはそれが嫌でした。

じいちゃんにすると、「山に連れてったるぞ!」と笑顔で言

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木の話4 日本は資源大国

木の話4 日本は資源大国

日本の森林の面積は30年前と変わりはありません。こちらの林野庁の資料によれば30年前どころか50年前から比べても森林面積はほとんど変わっていないのがわかります。

次にこちら、こちらも林野庁の資料ですが、日本の森林蓄積の推移です。

ごらんいただければわかるように、木は年々育っていくので、森林での木の蓄積は年々増えていっています。

日本は資源が少ないとよく言われますが、実は、森林という資源は年々

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