よんなな

どこかのXアカウントに生息するアラフォーおじさん。 朝の挨拶代わりにその日の気分で歌を…

よんなな

どこかのXアカウントに生息するアラフォーおじさん。 朝の挨拶代わりにその日の気分で歌を紹介する人。 役員室の本棚から、12冊も本を搔っ攫ってきたドラ猫野郎。 他人の詞に、返歌を書いてみたくなるロマンチさん。 めしばなも少々、実はお弁当男子だったりする。

マガジン

  • #よんなな朝の歌

    毎日、X(旧Twitter)で「#よんなな朝の歌」と題して、1日1曲その日の気分で好きな歌を紹介しています。140文字で伝えきれない言葉を再録・再構成してお伝えします。

  • 密やかに熟れよ、花。

    官能小説、です。

  • #いまあなたに紡ぐ歌

    あなたに紡ぎたい歌があります。 そんな思いで、言葉をかき集めています。 泣かすかもしれないし、心えぐったらごめんなさい。 少しでも共感があったら、喜びます。 最低でも月1編くらい、気まぐれにでき次第。 どなたか音をつけてくださったら、とても喜びます。

  • #カエスガタナ

    「#カエスガタナ」。 それは、大好きな歌に返歌を認(したた)めたくなった、ロマンチさんの胸に仕舞い切れなくなった思いと、その言の葉。今宵も恋した言葉に、ふと返事を書いてみて。

最近の記事

#よんなな朝の歌 ’24.2⑤/3①

 先月の末まで2か月近く、noteの投稿へのモチベーションを失っていたようにログインしていませんでした。様々な理由はあるけれど、旅に出るくらいの理由にもなりそうな感じではあったのかな…と、いつかは振り返ることが出来るとは思う。人生って難しいものですね。  格好悪い振られ方、その人生の難しさを与えた人が好きな曲でした。暫く大江千里まで嫌いになりそうだけれども、歌には罪がないのが困ったものだと。まあ、この傷も収まるのはまた、いつかふと記憶が消えうせる頃のことになるのだろうかと。

    • #よんなな朝の歌 ’24.2④

       原田知世が永遠のアイドル…そんなマセたガキだったよんなな、43歳の梅雨時です。  「早春物語」。映画の主題歌として描かれたこの作品、今でこそ18歳の娘さんが40過ぎのおじさんを…というストーリーに引き込まれてしまうのだが、冷静に考えたら当時の原田が発言していた「お父さんくらいの年の人をたぶらかすなんて考えられません!」の言葉にはある種の安心感を覚えた。40を過ぎたおじさんとしては残念なんだけれど、どうも原田さんには清純な方でいていただきたいなと。結構は勝手なこと思ってます。

      • #よんなな朝の歌 ’24.2③

         実在はしているが正体を一切明かさない謎の音楽ユニット・さよならポニーテールと、往年のガールポップの歌い手だった、くま井ゆう子の楽曲である「さよならポニーテール」は全く関係ないそうだ。どちらも知らない方については反応も難しい話なのかもしれないけれど、音楽シーンの中でふと見かけた懐かしいワードに、ふと昔の楽曲を聞いて思い出した、あの時苦いと思っていたことの数々は、いつしか甘酸っぱさになっていた。  若い子の恋愛って、失敗しちゃった…というところまでの苦さなのかなと思う。どちらか

        • #よんなな朝の歌 ’24.2②

           タイムマシンにお願いしたいことばかり、そうやって過去を振り返ることはネガティブなことだろうか。否、私は振り返ってもいいと思う。未来志向とは言っても、その未来を形作るのは過去と現在、そこから見えてきた「気づき」によって、より良く生きていける。そう信じているからさ。  その時に欲しいのはスマイルで。森七菜がホフディランの名曲をカヴァーすると、あくまでも可愛い。可愛い。可愛い。はい、3回言いました。その位の浅い好きっぷりだけど、笑って許して欲しい。今日も君に恋をした、そんな感覚に

        #よんなな朝の歌 ’24.2⑤/3①

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        • #よんなな朝の歌
          73本
        • 密やかに熟れよ、花。
          2本
        • #いまあなたに紡ぐ歌
          2本
        • #カエスガタナ
          6本

        記事

          #よんなな朝の歌 ’24.1⑤/2①

          「…こんなにお休みしてたっけ?」というくらい、朝の歌が歯抜けになっていた。毎朝のお薬も時折お忘れになっているくらいだから、まあ驚くことはない。  正直言えば、予約投稿できるくらいテーマを決め打ちして投稿できる時もあればそうでない時もある。たった1曲、それもハッシュタグなども含めてたった140文字のコラムなんですけどね。  そして相変わらず、振り返ってギミックを考えようねと思う。TuesdayにSUNだとか、いきなりIKZOのMAD動画とか、何と言うか「違うそうじゃない」などと

          #よんなな朝の歌 ’24.1⑤/2①

          #よんなな朝の歌 ’24.1④

           私が朝の歌を決める時にはいろんなパターンがあって、純粋にその日の気分で決めたりテーマ性を持ったり…という形でそこそこ柔軟性を持ってやっている。実を言えば、まだこの1月の時期については明確なポリシーがあったわけでもなく、1週間のことを論評せよというとなると…案外「どうするんだこれ?」っていうことを思ったり。  それゆえ演者には失礼な話ではあるけれども、今回選んだ楽曲の数々は総じて私の聞きなじみのあるもので取り揃えた感じはする。思春期に深く聞き込んだオセロケッツ、子供の頃からず

          #よんなな朝の歌 ’24.1④

          #よんなな朝の歌 ’24.1③

           布施明の実力の極致は、声量お化けと言われるほどの声の強さ。御年76歳にして衰えない声量はぜひ生で見てみたいものである。闘病生活中にこの曲を聞いて励まされ続けたという星野源が、時パロディキャラとして「ニセ明」として登場することから一定の認知度もあるようで、布施やこの楽曲に関しての再評価もこういうところから来ているのだろうと思う。再評価という観点では「Bad, Bad, Whiskey」も、「吉田類の酒場放浪記」の〆の曲としてファンの間ではなじみ深い。ただ、歌詞の内容は本当にろ

          #よんなな朝の歌 ’24.1③

          #よんなな朝の歌 ’24.1②

           一か八か、という勝負事。その規模の大小はあるとしても、人生の中には必ずと言っていいほどそういう場面がある。自分のそれは恐らく小さなもので、大学進学する時の学校の選び方と就職活動の時の一瞬のハッタリぐらいだったかとは思う。  大学を選ぶときは「とりあえず今の学力で一番名の通る学校に行こう」という感覚、その時の恩師はあまりいい顔をしなかったけれども…自分の人生を描くには大事な場面だったかな。言い方悪いけど、今となれば卒業証書は嘘をつかない(笑)。そんな調子でやっていた大学生活、

          #よんなな朝の歌 ’24.1②

          #よんなな朝の歌 ’24.1①

           考えてみれば、新しい年の幕開けに相応しくドヴォルザークやスタメナの重厚な楽曲で幕開けをしようと思っていたら、重苦しいニュースが立て続けに起こるざわつく年の幕開けになった。それぞれの文化に節目はあっても、自然の前では何事も無力であり、日付は記号でしかない。  一方、人間の営みは記号の羅列では決してなく、予見のできない出来事の前に失望の念を抱く他はない。正月の祝い酒を酌み交わしていた瞬間に自分たちのテリトリーが一変し、その影響は何年も続く。震災ではないけれども、昔親戚の家が火事

          #よんなな朝の歌 ’24.1①

          客に嵌った女~美緒の場合(密やかに熟れよ、花。第2回)

           小部屋に据えられた簡易ベッドが軋む音を立て、男が必死に身体を前後運動させるリズムとシンクロしていた。男の額からは大粒の汗が吹き出し、男の身体を受け入れた女の顔に一粒二粒と落ちていた。 「あっ、ああっ」―。部屋の外に響かぬように、喘ぐ女の唇に男が覆いかぶさるように口を重ねてくる。慌てて塞ぐように唇を被せ、至近距離に大粒の汗が噴き出た顔。男は何か一言を女に語り掛け、唇を合わせた刹那から速度を上げた前後運動がベッドの軋みを増幅させ、不意に動きが止まった。  男は小さく呻き声を上げ

          ¥100

          客に嵌った女~美緒の場合(密やかに熟れよ、花。第2回)

          ¥100

          理性を飛ばした女~亜沙美の場合(密やかに熟れよ、花。第1回)

           キングサイズのベッドの上で開脚しながら全身を勢いよく痙攣した女は、気を取り直すかのように腹の奥から息を吐いた。頭の先からつま先まで震えが止まらない。そして二度、三度と痙攣と弛緩を繰り返し、少し放心としたところで肩に手を置いて一声かけたら、憑き物が落ちたかのように正気を取り戻した。  緊張が解け力が抜けたようにだらんと落ちた彼女の肩を抱き寄せ、背中を包み込むように手を回す。肩を震わせ深く息をつき、紅色に染めた頬に流れる一筋の涙。深いため息にも似た乱れた呼吸を整え、顔を胸に当て

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          理性を飛ばした女~亜沙美の場合(密やかに熟れよ、花。第1回)

          ¥100

          #よんなな朝の歌 ’23.12⑤

          2023.12.25 稲垣潤一「メリークリスマスが言えない」おはよんなな。メリー…クリスマスが言えない。ね?21日は別として、ここんとこずっとメリー…から他のネタにずらしてさ。何やってんだよ?って思いませんでした?今日、この曲を紹介したくてずっとボケてたのっ! 午前6:47 · 2023年12月25日  前の週のポストをずっと「メリー…」で引っ張っていたのは、この曲で回収しようとしていた、そういうことだったの。バカですよね。  真面目に言えば稲垣潤一のクリスマスソングとい

          #よんなな朝の歌 ’23.12⑤

          #よんなな朝の歌 ’23.12④

          2023.12.18 MERRY「千代田線デモクラシー」おはよんなな。メリー…というバンド。千代田線デモクラシーと言えど、冷静に歌詞を追いかけて思えば千代田線の「ち」の字もないんだよ(笑)。ただ、めちゃくちゃ中毒になってきた。ちょっとカラオケで絶叫してきたいなこれ。 午前6:47 · 2023年12月18日  学生時代、大学に通う電車はもっぱら緑の帯を巻いた千代田線だった。相互乗り入れの関係で綾瀬駅までは青い帯を巻いた小田急線の列車も来ていたが、常磐線各駅停車の亀有が最寄

          #よんなな朝の歌 ’23.12④

          #よんなな朝の歌 ’23.12③

          2023.12.11 中島美嘉「雪の華」おはよんなな。今年最初の雪の華…は、舞いましたかな?本当は名古屋のあたり、年末までには一度二度と舞うはずなんだけどな。降れば厄介だけど、やはり冬は冬らしくないと…。身体が覚えている季節感はやっぱり大事にしていきたいね。 午前6:47 · 2023年12月11日  そういえば、今年最初の雪の華も最後のそれも、いつだったかな…というくらいの暖冬でしたね。冬の間、牽引具を車に積んでいるのですが…今年も役に立たず終わりそう。役に立たないくら

          #よんなな朝の歌 ’23.12③

          #よんなな朝の歌 ’23.12②

          2023.12.4 槇原敬之「冬がはじまるよ」おはよんなな。最近になってようやく、冬が始まる感覚になってきたかな。思えば暖炉もつけ始めたし。暖炉の前で体育座りをして火を眺めながら、ちょっとずつビールを身体に入れる。こんな過ごし方が始まると「冬だ」って思う。 午前6:47 · 2023年12月4日  この1週間は「サッポロ生 冬物語」のCM曲を並べてみた。コンプライアンス的には満票でアウトだけれども子供のころから酒飲みの素養があり、決して人のせいにはしないがこのCMは「ビー

          #よんなな朝の歌 ’23.12②

          #よんなな朝の歌 ’23.11⑤/12①

          2023.11.27 井上陽水「Make-up shadow」おはよんなな。歌詞を突き詰めると夏の歌のようにも聞こえるが、この秋深い夜にも聞いてみたいメロディーライン。高速道路に点在するハイウェイ灯をフロントガラス越しに浴び続けては妖艶な世界に入り込むような疾走感が好き。 午前6:47 · 2023年11月27日  CMソングは「そのために制作する」ものと、既存の曲から枠を充てるかのように嵌めてくるものがある。この曲は元々はドラマの主題歌として制作されたものだったが、後年

          #よんなな朝の歌 ’23.11⑤/12①