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#よんなな朝の歌 ’23.11⑤/12①


2023.11.27 井上陽水「Make-up shadow」

おはよんなな。歌詞を突き詰めると夏の歌のようにも聞こえるが、この秋深い夜にも聞いてみたいメロディーライン。高速道路に点在するハイウェイ灯をフロントガラス越しに浴び続けては妖艶な世界に入り込むような疾走感が好き。
午前6:47 · 2023年11月27日

 CMソングは「そのために制作する」ものと、既存の曲から枠を充てるかのように嵌めてくるものがある。この曲は元々はドラマの主題歌として制作されたものだったが、後年には車のCM曲として使用された。
 主題歌として制作された側のドラマは見ていなかったゆえに、今残っている文献で見る限り過激な内容だったと認識している。その世界観に合うようになぞられた歌詞は妖艶な雰囲気を醸し出しているのだが、車のCMに採用された時もその妖艶さが際立っているように見えた。その雰囲気が、深夜の高速道路に似合うんだよ。

2023.11.28 (あらま、休載してたわ)

 毎日、はんこを押したように6時47分に投稿する設定をしていたゆえに、こうして振り返って初めて「あ、忘れてた」ということを思い出す。
 休載は過去に3回くらいある。予約投稿をする前、心がブレブレの日や精神的に沈んだ日に飛ばすことはあったのだけれど、まさか予約投稿まですっ飛ばしていたとは。
 ネタばらしついでに言えば、前日の夜のニュースなどで投稿内容を変える場合もある。訃報だとかがあればなるべく追悼するし、慶事ならば全力で喜びたい。
 意外に真面目にやっているものだから、時折友人付き合いしているフォロワーさんから「真面目ですね」と。まあ、これは性分なので。

2023.11.29 串田アキラ「肉・2×9・Rock’ Roll」

おはよんなな。何せ今日は「いい肉の日」ですからね。キン肉マンのエンディングテーマだったこの曲、今聴き直したら相当カッコイイ。あ、そうか…と思ったのは歌手が串田アキラ。サファリパークのCM曲の人じゃないか。
午前6:47 · 2023年11月29日

 そう、和田アキ子じゃないんですよね。
 このライブ音源では明確に串田アキラの声だと認識できるのだが、オリジナル音源では和田アキ子と区別のつかないほど声が似ていることで有名だった。ゆえに「キン肉マンの歌は和田アキ子が唄っている」という話は子供の間では結構マジな噂だったようで。
 串田さん自体もアニソンの世界では大御所なのだが、和田アキ子の声とそっくりな話は普通にノリノリで話すそうだ。そこに気負いも卑屈もなく、「和田アキ子じゃありません」とかやるそうで。そういうおじいさん、好きです、うん。

2023.11.30 KAN「愛は勝つ」

おはよんなな。訃報の日に紹介できなかったので…。KANのこの曲は人間賛歌であるけれども、押しつけがましさがなくて「素直に歌詞が入ってくる」稀有な曲だったなと。山田邦子のバラエティで弄られていたけど、逆に良さが際立っていたな。
午前6:47 · 2023年11月30日

 「本当は替え歌にされるのは嫌だった、でも…」。邦ちゃんのやまだかつてないテレビでこの曲を散々替え歌にされたKANは、最後には替え歌をも楽しんでいたという。山田邦子がふざければふざけるほど露出が高くなるのはジレンマだったろうが、曲の知名度を上げていくプロセスは稀有な経験だったと思う。
 この楽曲が生まれる前夜、KANは友人から恋愛相談を受けていた。フラットに考えたら難しいのかなと思いながら「大丈夫、愛は勝つ」と言い放った言葉から着想した。その歌が多くの人の感動を呼んだのは違えのなき事で。合掌。

2023.12.1 近藤名奈「こんな日は早起きしてあなたに会いたい」

おはよんなな。穏やかな冬の朝、思いを寄せる人に早起きしてでも会いたい。そこには寒さも関係はなく、思いを風に乗せてもいいくらいに寒さを感じてないのだろうと。いや、今年はまだ寒くないのだけど?
午前6:47 · 2023年12月1日

 この冬は12月に入っても暖かい日が続いていました。まだ穏やかな冬の朝とは言いにくいような、そんな朝だったことを思い出して。
 自宅の暖房に薪ストーブを使っている関係上、今年の冬がどれだけ寒いのか…これは本当に心配事であり興味事。この時点の寒さでは「まだまだだな」と思っていた節があって。
 だから、穏やかな冬の朝どころか、時に9月の雰囲気もあって。ただし恋愛にはその空気感も関係なく。こんな日は早起きしてあなたに会いたい、その切なる気持ち、甘やかな言葉に乗せる恋する気持ちは、あくまでもフレッシュな歌声でね。

2023.12.2 SING LIKE TALKING「My Desire -冬を越えて-」

おはよんなな。温もりは分け合えるもの…冬の寒さの中でその気持ちに立てば、心の中に温かさが宿る。その瞬間を共有できれば、冬の寒さも越えていける。北国生まれのグループらしい、暖かな心の冬の歌だよね。
午前6:47 · 2023年12月2日

 自然の摂理の中で、冬の雪は単純に厄介者というものではない。雪の降る地方では、その雪がもたらす水によって生活が成り立つ反面、その雪の深さが社会生活を時折妨害するかのように猛威を振るう。
 要するにバランスの中に生きるには、という命題を突きつけられるということ。雪の困った一面だけではなく、その後の働きも考える必要。そしてあくまでも「雪を楽しもう」という心はどこかに持っておこうかという気持ちもなくてはと思う。
 冬を超えて。乗り越える重さではなく、前を向くように明るいナンバーで。

2023.12.3 高野寛「Wish again」

おはよんなな。もしも新しい次の春を…と願う冬の夜。ひとりでは無理だと諦めた夢、の意味は何だろうと問うてみる。どのような夢であっても、それがふたりの夢になれば…。次の春を想いながら冬の日を生きる。何か人生の縮図を想う。
午前6:47 · 2023年12月3日

「もしも新しい次の春を
 僕があなたと共に生きていけるなら
 一人きりでは無理だと諦めかけた
 あの夢をもう一度描こうと思う」(曲中引用)
 …この「次の春」を目指すのは、季節的なものか心もようなのか。それとも両方か。個人的には心情的に冬の時代に、未来が見えたらちゃんと区切りをつけたいという気持ちかなと思う。
 往々にして、この歌は男の歌だと思う。「何かに目鼻を立てる」のが男の区切り。女性の場合はどうなのだろうか。そこそこプライドが邪魔をするのが男とすれば、そんなことより一緒になろうと言うのだろうな。

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