手紙屋②

「手紙屋」読み終えました。

9通目から10通目にかけて、主人公は内定をもらっていた大手の広告代理店を断り、小さな始まったばかりの会社で働くことを決意します。

私が印象的だったところは主人公が就職先を決めた後すぐに「何かできることはないか。」と本格的な入社の半年前から無給で働き始めたことです。すぐに行動する。って大切なことだけど、色んな言い訳を作ってダラダラと先延ばしにしていることも多いですよね。すぐに行動にうつしていた主人公や、すぐに動くべきだと説いた手紙屋の言葉から、私の尊敬する職場の人も、「小さく早く始めろ。」といつも言っていることを思い出しました。

「すぐに行動に移す。」実はこれ私の今年の目標なんです。

思いついたことは遊びでも読書でも、仕事でもすぐに行動に移してみる。なんでもやってみる。お金がないこと、時間がないことを言い訳にしない。そんな1年を過ごすことが目標なんです。まだまだ道なかばで反省もたくさんあるし、できていないこともたくさんある。この本を読むことで改めて自分の目標と向き合うことができました。

「手紙屋」を読めば、就職活動中でなくとも、気付かされることはたくさんあると思います。

ストーリーとしても大変読み甲斐があり、最後に明かされる手紙屋の正体には驚きますよ。

ぜひ一読ください。

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