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【カオリ】クライマックス,

『まちがえた』と表したら、どうだろう?

そんな“ターニングポイント”とやらの連続を
僕は君の歌(唄)で癒し続けた年でした
僕の音のないこの声は 君には
どう届きましたか 聴こえましたか

歌うほどに君を理解した気になったこの僕を
踊るほどに無力を突き付けられたこの僕を

君の透明な黒星はどんな色を見つけたの映したの

自分だけがなぞる無価値なものを
たくさんたくさんたくさんたくさん作ったよ

それが確かにこの心を
救ったんだ 生きたんだ

斜め下でやっと息を吐き出すこの僕の首
君の言葉が絡まっては優しく撫でてくれるから
せめてせめて この声を重ねよう 奏でよう
不恰好でも良いだろう
なじってくれるのだって僕は僕は待っている

そんな事を呟けばきっときっとまた困らせて
変な笑顔を見せるしかない僕だけど

それでも良いって
少しずつ形作って

泣き喚きながらでも もう一度
くるひらりと手を取り合って
そのステージ登れるよう
世界の真ん中 その一節を
見つけてみるよ
奏でながら
響かせながら

郷愁斬新きょうしゅうざんしん 色と旋律と君を


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