【カオリ】寄木細工内不義

寄り道で止まるはずの君は

僕の中で音にならない叫び声を上げ続け

それでも仲間も敵にも

微笑んだあの日を僕だけが知っている

敵を敵にすることすら

どうやら君には無理のようなの

そうだね

君はとっくの昔に知ってしまった

その先がひたすら

仲間を集めては無責任になる事なんて

君自身だって知りたくないし

やりたくなかったのも知ってるよ

ねえ、見て

君の叫びが届いたからの景色だよ

ねえ、きいて

亡くしたものは数あれど

君が動いたからハジまった音が

ねえ

ねえ


ねえ


ねえ、それでも君は


僕が必要?



ねえ



君の色はそんな複雑な色なんかじゃないはずだよ



それも誰より気付いたのは




君だろう






さあ






空を噛みちぎるのは、もう終わり




君の登場こそが人の和平だと



それにこそ



この世で誰より気付いて届けてくれた



君にこそ送りたい




プレゼント






いい加減 受け取って🎁

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