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吐露2

よもぎです。
吐露1の続き、後編になります。

頑張って、破綻して、絶望と無気力の中にいたところから、
なんとか生きていくためにこれなら縋れるなってものも見つけました
そこそこ、こころが戻ってきている(かも)までの19歳の自伝。


吐露1の概略

成績優秀、将来有望じゃない自分は存在価値がない
そう感じる環境の中で生きていて
少しでも評価してもらうために自分の心を無視/抑圧して「いい大学」に受かった
そして、限界がきてバーンアウトを経験
絶望と無気力の中におちて、落ちきって

今までずっとずっと私を駆り立てて縛ってきた
他人からのウケ狙いで生きることを放り出すことにして、
誰でもない、私だけのための休学の意思を固めた

よもぎ動きました


2021年12月、自分の誕生日の朝イチに
教務課に行って休学に必要な書類をもらいに行きました

誕生日を選んだのは、誰でもない自分の節目として良いと思ったからです

あと、この日は家に戻った昼から一人でがんがんお酒を飲みました笑
抑圧の原因のマイルールといい子ちゃんを
わかりやすく壊してしまいたいと思ったからです

休学許可お願いします


休学の書類は、当然承認印が必要です
私の場合は保護者、担任、学科長の三者と直接話して印鑑をもらわなくてはいけませんでした
全部すごく緊張しました…

担任は面談のお願いのメールをした時から「いいんじゃない?」という雰囲気があり、実際「のびのび過ごしてください」と背中を押してくれました

学科長は、ちょっと残念そうな顔をしていて
(それを見た私は罪悪感を感じてしまいましたが)
でも復学するのを待っていると言ってもらえました

で、一番怖かった両親です
印鑑のもらい順的には最初だったんですが、いよいよ見捨てられるぞ、と怖くてしょうがなかったです

吐露1に書いた、DSのトラウマがあったので
wordでA45枚分にあたる休学についての企画書を準備しました
準備には4ヶ月かけ、加筆修正も尽くしました

すごい落胆されるんじゃないか
一人で勝手にしなさいと勘当的な宣言をされるんじゃないか

いや、最悪それでも意地で生きてやる

そして、年末に実家に帰省した初日に
「ちょっと真剣に話したいことがあります。」と、言って、用意した全部のことを伝えました。

いろいろ言われて
それでも話して話して
結局泣きながらになったけど、
承認印をもらえました。

実はこの時の涙には、2種類あって
怖くて、でも自分の意志を曲げてたまるか、という気持ちからというのが1つ、
もう一つはもっと冷徹な対応されると思っていたけど、案外頼んだら許してくれるし心配してくれるのかって気づけた気持ちからでした。

こうして、無事に承認印が揃い、
諸所でのちょっとの手続きを終えて
私の新年度からの休学が認められました。


2月 自分が消えないことに感動

ちなみに1年生後期授業は2月半ばまであり、
そこまでは単位のためにも、ちゃんと修了する必要がありました。最低限どうにかやり過ごしました。

授業もテストも終わり、最後のレポート課題を書き上げた夜のことです

提出を完了し、ノートパソコンをバタっと閉じて
すぐに家を出て雪の降る中を散歩しました

近くの展望台まで行き、1人っきりの静かさの中で
私から勉強をとっても私はちゃんと存在するんだ…よかった…
そう思いながらぎゅっと自分の身をしばらく抱きしめていました

味わったことない安堵と解放感がありました

そして、ちょっとずつ
私のココロの回復が始まっていきます。


3月 感情が戻ってくるし見つかる


この月のはじまりは、
札幌に行こうと深夜に思いつき、その場でチケットを取って2日後には一人で札幌にいた、という
唐突な一人旅でした

札幌では、
一人で色んなところ行って、
夜はライブハウス行って、
セイコーマートで食べたいものとお酒をただ買って
ホテルでたべる!
ということをしました笑

この旅行は
自分にお金を使うことへのハードルを下げて
頑張って我慢しなきゃならない、という思い込みを溶かすことになりました

そして帰ってきてすぐ、
楽器屋さんに行ってエレキギターの音色を変える機材を買いました
4万円くらいするやつです

実は、学生なのにも関わらず、自由に使える15万円以上の貯金があって
何をなんのためにお金貯めてるんだ?お金は心を満たすことに交換するためのものでしょ?と、さらに吹っ切れました

音楽や楽器というのは
しがらみになってきた「勉強」とも遠いところにあるし、
自分にはすっかり真新しい分野で、
過去と無関係なのもよかった

この辺から今までずっと、かなりの時間をギターと一緒に過ごすことが続いてます
やってるうちに音楽に縋れると思えるようにもなりました
そこまでの過程は、逸れるのでここでは割愛します


4月 よかったなあと思う毎日


4月になると、周りは新年度として動き出します
2・3月はみんな春休みだったので、4月に入ってからはいよいよ休学の実感が湧きました。

大学から新年度のガイダンスや授業の連絡が入るので
友達に休学を伝えるのもこのタイミングになりました

いちいち緊張したし、なんて言われるのかビビり散らかしましたが
逆に、『決断してすごいね』『応援してる』という声ばかりでした
(この反応に関してはちょっと思うところがあったのですが、それより何より受け入れてもらえることにホッとしました)


5月 転換


この月には、私にとってはパラダイムシフトがありました
そして、私は内面をぐちゃぐちゃにしない生き方選ぼう
社会的なウケよりそっちを大事にしようと思いました

ここは「身体的な生存が保障された世の中だから」という記事に書きました。


6月 いま


6月に入りました
休んで2ヶ月ですが、
立ち止まって得ているものがたくさんあります。

頑張りすぎない
しんどくなる自分ルールも避ける

内なる自分の声をきいて
弱音も時には許す

こうしていると、特別じゃない日に
ああ自分が生きている、そう感じられることも
たまにですが、あるようになりました

やっぱり動いて良かった
毎日それを思って、
そしてギターを弾いて過ごしています


この吐露編、書き上げるのに勝手な義務感もあったし
時間かかったし、字数多すぎですが
やっと終わらせることができました。

次からは文字数的にも軽い記事かけます…😌
では!

よもぎ。




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