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僕が思う富田林の可能性

こんにちは!よもぎです

実家の富田林に帰ってきて感じた、富田林の魅力や今後の可能性について語りたいと思います!
僕は、富田林生まれ、同育ちで、この春に就職するまで、ずっと富田林に住んでいました。
一度故郷を離れて、もう一度戻ってくると、他の自治体と比べてみて分かる富田林の魅力がありました。
僕が思う富田林の魅力とは何なのか?富田林の今後の可能性とは何か?さっそく書いていきます!

・富田林の魅力

⒈高齢者や障がい者の方も暮らしやすい

僕が思う1番の富田林の魅力です。今までは無意識に過ごしていましたが、富田林には、大変多くの高齢者や障がいを持った方が生活しています。街を歩いていると、多くの方とお会いします。その理由には、福祉施設が整っていて、フォローを受けやすい環境にあることが挙げられると思います。僕の実家の周辺には、徒歩圏内に5つくらいの福祉施設があります。
福祉が充実しているから、誰でも暮らしやすい街「ダイバーシティ」となっています!

⒉緑が豊かなのに、都市部に出れない距離ではないところにある

富田林は、「ここは大阪なのか?」と目を疑うほど、緑が多いです笑
“緑がない地域”はないのではないでしょうか?

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そんな富田林ですが、大阪市内の都市部にも出られない距離ではないんです!
大阪阿部野橋駅(天王寺駅)までは近鉄長野線で、難波駅までは南海高野線で、だいたい30分くらいで着けます。

でも、正直、ちょっと遠い…
というのも、駅から駅はそんなに時間がかからないのですが、家から最寄り駅までが遠い人が大半なんです。結局、都市部に出ようと思えば、1時間くらいかかる人が多いです。
それに、富田林には、この2本しか電車が走っていません。JRも地下鉄もありません。なので、梅田や新大阪駅に行こうと思うと、家から1時間以上かかります。
(なかもず駅終点の大阪メトロ御堂筋線を富田林市内に伸ばしてもらえると、非常にありがたいのですが…電車の延長ってそんなに簡単にできるものではないですよね笑)
ここは、不満だらけのような感じがしますが、富田林市内にもデパートはありますし、わざわざ市内に行かなくても、近隣の市に大きなショッピングモールがあるので、そこで都会っぽい雰囲気を感じることはできます!

⒊車があれば何でもできる

先ほど、近隣の市のショッピングモールに行けばいいと言いましたが、「じゃあ、どうやって行くんだよ!」となりますが、答えは、です。
富田林の電車事情は、先ほど申し上げた通りで、自信を持って「すっごく便利です!」とは言い切れない状態です。その穴埋めをしてくれるのが、車なんです!
(今の時代、ネットショッピングで何でも買える時代なので、絶対に必要かと言われると、そこまでではないですが笑)
車があれば、自転車だとちょっと遠い、あの店、この店にいくことができます。

あ、自転車というワードを見て思い出したのですが、自転車は必ずと言っていいほど、電動自転車をオススメします!市内には坂道がたくさんあって、登りが地獄です。坂道が嫌すぎて、フットワークが重くなるほどです笑。
なので、自転車は、高価であっても電動をオススメします!


⒋昔ながらの地域とニュータウン地域の両立

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「富田林と言えば?」という質問に対して、多くの富田林市民がいうのは、「寺内町!」という答えではないでしょうか?寺内町(富田林ver)とは、簡単に言ってしまうと、江戸時代からの街並みがそのまま残っている町のことです。「江戸時代」という単語から想像できるように、かなり味わい深い街並みです。(寺内町の詳細については、こちらの記事をご覧ください)
その寺内町周辺である、近鉄長野線沿いは、古き良き街並みや雰囲気が今でも残っています。お店を見ても、個人経営のお店が目立ちます。
一方、南海高野線周辺地域は、最近開発が進んだニュータウン(とは言っても20年ぐらい前)が広がっていて、緑との調和が図られています。
近鉄沿いは江戸時代や昭和の香りが残っている街並みで、南海沿いは昭和末期や平成初めのニュータウンブームによる新しさを感じる街並みになっています。
同じ市内で、表情が全く変わるので、自転車で市内を巡るだけでも十分楽しめます!

・富田林の可能性

ここからは、以上の富田林の魅力を踏まえて、僕が勝手に富田林に期待していることを書いていきます。もしかすると、すでに実現しているものがあるかもしれませんが、それはその時で!

⒈障がいをお持ちの方が活躍できる場を提供し、雇用の創出につなげる

魅力⒈でお伝えした通り、富田林は多様性溢れる街です。様々な背景を持った方が、ごちゃ混ぜになって生活しています。そこに壁を感じませんでした。富田林は、本当に住みやすい街なんです。でも、「住みやすい」、「フォローがしっかりしている」だけをアピール源にしていると、いつかマンネリ化したり、現実的な問題として、いつか財源が尽きます。
こうした事態にならないように、例えば、障がいを持った方が生き生きと働ける職場を市内に作ると、障がいを持った方が安心して働ける職場ができて、雇用機会が増えるだけではなく、そうような方々の人生に対する幸福度が上がることが予想できます。
「住みやすい街」から「働きやすい街」に進化することで、雇用の創出や幸福度アップに繋がるのです。
例で言えば、母校である大阪市立大学の図書館1階にカフェがあるのですが、そのカフェの運営主体は、社会福祉法人です。カフェで出されるメニューの調理はプロのシェフが行い、水や料理の配膳を障がい者の方が担当していました。
あまり無理や負担を強いらずに、できること、やりたいことを分担して、責任を持って働いていただく。そして、市民全員が輝く街になって欲しいです。

⒉ワーケーションの普及

魅力⒉と⒋の通り、富田林は、自然が豊かで、落ち着いている街です。
帰省している間、朝活は近くの公園でやっていたのですが、めちゃくちゃ気持ちがいい!
虫の鳴き声、小鳥のさえずり、木々が風に揺られる音。
自然1つ1つが発する音全てが心地よく、朝活がいつも以上に進みました。
あー。こんなところで仕事できれば幸せだろうな…」そう思ったのが、ワーケーションという発想に結びつきました。
「富田林の魅力は住んでみないとわかりにくい」と言われても、「住む」というのは、非常にハードルが高い。そのハードルを下げてくれるのがワーケーションだと思っています。ワーケーションとして短期滞在をして、その期間に、富田林と自分が合っているのか判断する。
コロナ渦で、ワーケーションが流行りそうな今だからこそ、富田林も手を出す絶好の機会ではないでしょうか?

⒊市内にイノベーションエリアを作る

これまで、かなり富田林のことを褒めていたのですが、1つ気になることがありました。それは、年月が経っても、市内の様子が全く変わらないこと。
「安定している」という面では、素晴らしいのですが、悪い言い方をすれば、「変化がない」「進化がない」ように感じます。
市内の建物全てを破壊したいという訳ではなく、「変化させないエリア」と「変化を求め続けるエリア」に分けると、より魅力的な街になるんじゃないかと感じています。例えば、「変化せないエリア」は寺内町や近鉄線沿、「変化を求め続けるエリア」は金剛ニュータウンや広大な空き地を指定するといったことが考えられそうです。
「変化を求める」ために何をするかというと、

IT技術を駆使して、先進的な街にする
ショッピングモールを作り、1カ所で何でも揃うようにし、テナントは定期的に入れ替える
大規模なマルシェや展示会を開催できるホールを開設する

僕は、上の3つしかパッと思い浮かべることができませんでしたが、市民の皆様の意見を集めると、最高のプランが完成しそうです。


以上が、僕が勝手に思っている富田林の魅力と今後の可能性についてです。ここに書いたのは、僕が富田林に一方的に押しつけた愛が溢れているだけですので、市役所の取組とは一切関係ありません
でも、もしこの記事がきっかけで、富田林がもっともっと素敵な街になったら、めちゃくちゃ嬉しいです!
次回、帰省する時を楽しみにしています!

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