たかいち

やきう分析

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采配批判をする前に1度立ち止まろう

プロ野球を観戦していると、「なんでここでバントをさせるのか」や「なんでここで投手を代えるのか」といったことをよく思ったり感じたりする人は多くいるだろう。それらをSNSで発信したり、実際に声に出してみたりする人もいるだろう。それらが采配批判へと繋がっていくのはよくあることだ。ここでは采配批判を行う上でのポイントを考えていくことにしよう。 采配批判を行う上でのポイント①心を落ち着かせて一旦冷静になる 1つ目のポイントは、心を落ち着かせることである。采配批判をしたくなるときという

    • どうなる?巨人の外国人枠?

      開幕が近づくにつれて、巨人の外国人枠がどうなって行くのか気になってきてる巨人ファンは多いに違いない。そこで今回は外国人枠について、開幕の予想と今後の展望と見解を個人的に考えてみることにした。ただ、あくまでも個人の予想なので実際と一致するかどうかは分からないので参考程度に見てほしい。 開幕はどうなる?まず初めに開幕の外国人枠はどうなるのか? 現時点では投手3人野手1人なのか投手2人野手2人なのかすら分かっていない状況だ。(現時点の1軍の野手登録が2人なので投手1人野手3人とい

      • 盗塁阻止率だけで盗塁阻止を語るな!捕手の''ここ''を見ろ!

        昨年の日本シリーズで、ソフトバンクの甲斐が6連続盗塁阻止を成し遂げ、''甲斐キャノン''という言葉が日本中で話題になった。 盗塁阻止とは、捕手の見せ所であり、見ていて気持ちいいものである。 そこで今回は''盗塁阻止''というのをテーマに考察していこうと思う。 ポップタイム''ポップタイム''という言葉を聞いたことはあるだろうか?ポップタイムとは別名2塁送球タイムのことで、捕手が捕球してから2塁にいる野手に送球が到達するまでの時間のことである。 ここで昨年2018年の平均ポ

        • 歳をとると、選球眼はどうなる?コンタクト率はどうなる?

          プロ野球選手の平均寿命は約9年、引退時の平均年齢は約29歳と言われている。20代前半で戦力外通告を受け、次のキャリアへと進む者もいれば、プロで20年以上のキャリアを積み、40歳を超えてからファンに惜しまれつつ引退する者もいる。様々である。 歳をとるにつれて、アスリートは老化によるパフォーマンスの低下に悩まされる。個人差はあるものの、切っても切り離せないものである。 そこで今回は歳をとると、Plate Disciplineデータはどう変わってくるのかを見ていく。 100打

          オープン戦で活躍した助っ人はシーズンも活躍するのか?【野手編】

          昨日、12球団がキャンプインを迎え、いよいよプロ野球の季節がやってきた。1ヶ月後にはオープン戦が始まり、2ヶ月後にはレギュラーシーズンが始まる。昨年オフから今年にかけて多くの球団が助っ人の補強を進め、チームの戦力を整えようとしていた。毎年この季節になると、新助っ人に注目が集まる。''あの選手は活躍するのか?''、''あの選手は4番として機能するのか?''など、ファンは思いを巡らせるのである。その判断材料の1つとしてオープン戦がある。そこで今回はオープン戦とシーズン戦には関係が

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          我がロマン~高卒野手〜

          毎年10月にプロ野球ドラフト会議が開催される。そこで最も注目を浴びると言っても過言ではないのが、上位指名の高卒野手である。その多くは甲子園で観客を沸かせ、注目を浴びてきた選手達である。そんな彼らは18歳という若さでプロ入りし、上の世界へと飛び込んでいく。 タイトルにもあるロマンという言葉、高卒野手にぴったりでは無かろうか? 高卒野手は入団してすぐに2軍3軍できっちり基礎を叩き込まれる。そして下で結果を残し、何年後かに1軍の舞台でプレーする。高校時代のときのように再び大きな注

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          どうなる?2019年広島・巨人外野陣??

          昨日、巨人にFA移籍した丸佳浩(29)の人的補償として長野久義(34)が広島カープに移籍することが発表された。 まだ1日にしか経ってないので、心の整理がついてない巨人ファンも多いかもしれないが、ここでは来季の広島・巨人の外野手に焦点を当てていきたい。 外野手の打力前にも言ったが、OF(Outfielder)と呼ばれる外野手は内野手以上に打力が求められる。 今回も前回と同様にwRCという指標に着目して見ていく。wRCとは打者が創出した得点数を表している。2018年、セ・リー

          どうなる?2019年広島・巨人外野陣??

          成功例と失敗例から学ぶ助っ人運用

          NPBでは外国人枠という4名の枠が設けられていて、それをどう使うかでペナントの順位が変わってくると言っても過言ではない。 そこで、今回は成功例と失敗例を見た上でどういう運用がいいのかを考えていこう。 成功例まずは成功例である。巨人としては昨年の2017年が成功だったと言えるだろう。 先発の柱・マイコラス、リリーフエース・マシソン、守護神・カミネロ、打の柱・マギーの計4人で1年間のほとんどを回すことが出来た。(クルーズの昇格もあった) 成功の要因としてはそれぞれが持てる力を

          成功例と失敗例から学ぶ助っ人運用

          巨人の新戦力に求める役割

          今季、球団ワーストタイの4シーズン連続V脱に終わった巨人は、今オフに大補強を展開し、ストーブリーグの主役になっている。新加入の選手には活躍してもらいたいと思うのはファンの真理だが、それぞれの選手によって求める役割は違ってくる。そこで今回は、新戦力に求める役割をそれぞれ考えていきたい。 西武→巨人 炭谷銀仁朗(31) 毎年の打撃成績を見ると、OPSはほとんどの年に5割台となってる。年齢を考えると、大きな変化はなさそうなので打撃はそこまで期待できないだろう。 そうなってくると、

          巨人の新戦力に求める役割

          丸佳浩が巨人にもたらすものとは?

          一昨日、巨人がFAで広島・丸佳浩(29)の獲得を発表した。丸といえば、2年連続セ・リーグMVPで、広島カープを三連覇に導いた選手の1人だ。そんな丸が巨人に移籍し、もたらすものとは何なのか、それを考えていきたい。 外野手の打力ここで、今年の巨人の主な外野手の打撃成績を見てみよう。 OPSは全員.700台と、高い選手がいないのが分かる。本塁打は最多でもゲレーロの15本で物足りなさを感じる。ここで、wRCという指標が出てきているが、これは打者が創出した得点数を表している。例えば

          丸佳浩が巨人にもたらすものとは?

          吉川尚輝がGGを獲るには?

          吉川尚輝は今年1年間、将来的にはGG(ゴールデングラブ賞)を獲るのではないかと思わせるプレーを何度もしてきた。彼のプレーは見ている人をワクワクさせる。他の二塁手よりも後ろの方にポジショニングをとり、「その打球に追いつくのか?」という打球に追いついて、処理してみせる。無理な体勢からも素早く送球動作へと移り、力強い送球をするのである。 そんな吉川の守備の良さはデータにも表れている。 DELTAのデータによると、1200イニング換算のUZR(守備指標)は15.8で、500イニン

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