見出し画像

5分で分かる中央アジア放浪記!ジョージア&アルメニア編

前回までのあらすじ


イスタンブールから一路東へ東へと歩みを進め、黒海沿いを経由して中央アナトリア東部からジョージア国境へと進んだ夜舞。久々に歩むとトルコの風景に感動しっぱなし。
やっぱり俺トルコ好きかもしれない…

某冒険者談。
しかしそれだけやっても未だトルコの東南部方面は全くの未開拓ということでどこまでも楽しませてくれる国だとトルコを後にした夜舞。
夜舞が次にやってきたのはトルコの北側、コーカサス三国と呼ばれる国々。
コーカサス三国で夜舞を待ち受けている物とは!?
夜舞の新たなる旅がまた始まる。

こんにちわ、冒険者の夜舞です。今回は前回のトルコ東進からの続きいよいよ黒海の反対側に進んでジョージア。

そして最初のキリスト教国アルメニアです。

アゼルバイジャンも行きたかったのですが、陸路で行くならアゼルバイジャンから先に入らないといけないって事で今回はパス。

次はアゼルバイジャンにまた行くって事にしたいと思います。

まぁ今回アルメニア入ってしまったから次に飛行機でも入国できるのか、アゼルバイジャン大使館に一度確認する必要がある訳ですが、まぁそれは今後の自分に任せることにします。

と、いうことで今回はコーカサス三国のうちキリスト教側の二国に行ってきました。コーカサス三国って果たして中央アジアなのかって思わなくもありませんが、ヨーロッパでも中東でもないなら中央アジアでしょう。多分…

ジョージア

トルコから国境を抜けてやってきた元ソ連領ジョージア。

いたるところの資料にグルジアって書いてあって非常に混乱するので、国の名前っていうのは一度定着してしまうと変えるの大変なんだなーと思います。

それは置いておいてトルコから入ると非常に落差が大きく宗教が違うっていうのは大きなものだと感じます。

と、言っても陸路のトルコと比較すると差が大きいだけで海挟んで隣のブルガリアと比較すると案外そこまで落差ないかも…とは思ったりはしました。

僕が行った後に治安がちょっと悪化してしまったという話も聞きますし、いい時期に行けたなーと思うばかり。

ちょっとヨーロッパコンプレックスもっていそうだなーとか思ったり思わなかったり。

バトゥミ

トルコ国境の黒海沿いのリゾート地バトゥミ。

リゾート地かって言われるとそうかな…っていうぐらいこじんまりとした町でしたし、海沿いは変なビルが建っていたけどそれ以外は地方都市としか言えないぐらいの町の規模でした。

黒海沿いを歩いているのは楽しいけどそれ以外は別に…みたいな感じの町であったことだけは伝えておきます。

海沿いにいきなり出てくるあまりに場違いな建造物

クタイシ

ジョージア第二都市って聞いていましたが、第二都市でこれかと思うぐらいビルもあまりないような場所でした。

川沿いの山の中に発達した町であるということがとてもよく分かり、移動しようと思ったら山登ったり、降りたりしないといけないのはめんどくさい。

その分景観はなかなかの物。

丘の上に立っている教会は世界遺産だったけど修復してしまったから世界遺産外されてしまった代物だとか。

世界遺産の扱いの難しさを如実に感じます。

元世界遺産。修復してしまったから立派だけど、当時の面影はない。

ムツヘタ

トビリシの近所にある世界遺産の町。

川沿いにあるので非常に景観は良い。
山の上にある教会と町の真ん中にある城だとしか思えない教会が特徴。

ただし、世界遺産の雰囲気があるのは本当に中央の教会がある一角だけで、ほかの場所いろいろ見た後で来ると、あれ?ここなんか小さくない?って思うけどきっと気のせい。

どう見ても城にしか見えないが、教会。

トビリシ

ジョージア首都。

首都だけあってなかなか都会…かといわれるとまぁ都会ではあるかな…というぐらいの町の規模。

旧市街地はがけのふもとにちょっとあるだけで、国立博物館もなんだかしょぼくて歴史オタクが行って面白い町ではないです。

ただ崖沿いにジョージア式の教会などもあるので一日ぐらいいるとそれなりに満足して帰れるんではないかなーとは思います。

丘の上から見ると伝統的な家屋と社会主義の団地と変な橋が印象的な街。

アルメニア

世界最初のキリスト教国なのに周りがイスラム圏ばっかりという見ただけで大変だと分かる立地にある国。

その正体はとにかく厳しい山の中にある国。

そりゃ、こんな場所にあるうまみに大きくない国わざわざ侵略しないよな…って思うほど全体的に不毛な大地が広がっていて高度が高いっていうのが印象的な国でした。

ジョージアと比較するとこんなにも国境超えるだけで環境変わるなんて面白いもんだと。

何もない平原と山の上の荒野。
どちらがいいのか難しい所ですけどね。
ただ個人的には結構好きな感じの国なんでまた行きたいですけど、アジア方面からのアクセスが超悪いのがたまに傷。

エレバン

首都エレバン。町の至る所から聖書に出てくる大洪水の後、ノアの箱舟が初めて着地したとされるアララト山が見えるので富士山と一緒で見てるだけでうれしくなります。

ただ富士山と違ってアララト山はトルコ領なんですけどね…辺境とは言え他国の領地にノスタルジー感じるとか、その当事国からしたらたまったものじゃありません。

領土的野心持ってるとしか思えませんよ。

まぁボリビアとチリみたいに国力に差がありすぎてアルメニア側が手を出せるとは思えませんけど…

街そのものはソ連時代を非常に感じさせる計画都市。全体的に赤い建物が多いので歩いていてもそれなりに楽しい町でした。

聖書のアララト山。富士山を思い出させる素晴らしき山。

セヴァン

せっかくアルメニアにやってきたわけだから海がないアルメニア人にとっての海だというセヴァン湖って湖があるってことで行ってみました。

なかなかきれいな場所ではありましたけど、これなら別に諏訪湖で事足りるなって久々に思いました。

わざわざアルメニアまで行って行くところではなかったかも…

向こうの半島の先教会があったらしい

ギュムリ

エレバンだけ行ってもつまらないかなーということで第二の都市であるギュムリまで行ってみました。

まさかエレバンから電車で行けるって事で、あんな移動ずっと山の中走ってる国なのにエレバン、ギュムリは比較的緩い平地だなんて地球の面白さしか感じません。

ギュムリの町そのものもエレバンに比べてかなり古い町が残っているから歴史オタがいくならこっちかなとは思います。

ただし、町そのものはかなりボロボロで第二都市って割にはあまりにも田舎すぎる。

アルメニアって働く場所なくて頭脳流出が問題になっているって一端をちょっとだけ見た気がしました。

アルメニア教会ここにあり。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

良かったらスキ、読者登録をよろしくお願いします。

Twitterのフォローもよろしくお願いします。


各詳細に興味がありましたら以下からお願いします。

日々勉強!無知の知を自覚する毎日です。世界には知らない事が多すぎる。 スキ、フォロー、シェアして頂けると励みになります。