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私がおじさんになっても

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アラフォーFTM(X)のつぶやき
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#生き方

セクマイとして生まれてよかったこと

セクマイとして生まれてよかったこと

今まで生まれた環境は選べないと思ってた。
女に生まれたことを何度も悔んだりもした。
女という性に違和感を持ち、同性婚の許されていない国に生まれてきた理由。それは、その生きづらさを感じて立ち向かうことにあるのではないかと思う。

昨日行われた第25回参院選の投票率は48.80%、過去二番目の低さという結果だった。参政権のある国民の約半数の人が、投票に行っていないまたは行けなかったという状況だ。
私も

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ノンバイナリー

時は流れるもの、時代は刻一刻と変わっていく。
私が学生の時にはなかった言葉が最近広まってきている。
ノンバイナリー。
男女どちらでもないまたはどちらでもある第三の性だ。
現在、カナダを始め多くの国でジェンダーに第三の選択肢が認められてきている。また、同義で使われているXジェンダーという言葉は、日本独自に使われてきた言葉のようだ。

私のように男女曖昧な自認の人にとっては、公的書類で第三の性を記入で

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人生に予想外はつきものだ

将来の自分を想像した時、予定通りになっていたことがあっただろうか。
男になるつもりが女に戻ったことも、名前を変えたことも、男を好きになることも、TRUE LOVEを歌えるようになったことも想像できなかった。

生きる意味や目的を探したりするけど、元々ないのかもしれない。
目的に向かって歩いていたとしても、途中で方向を失ったり別な目的を見つけたり、或いは本来の目的を忘れたり、その道が通行止めになって

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羨ましくもあるが私はこうしか生きられないのだ

奄美地方の梅雨入りが発表され、春から夏へ移り変わる季節ですね。
令和になり、今シーズンのテレビドラマではLGBTを扱うものも増えてきました。時代もまた移り変わりを感じるところです。

その流行りに乗っかっているわけではないのですが、実は私もその中の一人です。BT(バイセクシャルとトランスジェンダー)というカテゴリ辺りに属し、好きになる人の性別も、また自分の性別さえも宙ぶらりんなフワフワした存在です

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