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ヨックモックの販売員が「コーディネイター」と呼ばれる理由とは?

ヨックモックでは、店頭販売スタッフのことを「コーディネイター」と呼んでいます。
その理由は、お客様の想いと会社の想いを一つにコーディネイトすることで、お客様と一緒に格別なひとときを形にする役割を担っているから。

今回は、そんなコーディネイターの中から、昨年、難関で名高い、国家検定資格の接客販売技能検定(ギフト販売2級)に合格したメンバーのうち、代表4名の座談会をお届けします。
ヨックモックの接客、資格挑戦への想いについてお話いただきました!

(写真左から)
Hさん:店長 2009年入社
Tさん:店長 2016年入社
Aさん:2014年入社
Nさん:2019年入社

コーディネイターとは?

― ヨックモックでは、販売員の皆さんを「コーディネイター」と呼んでいますよね。

T:私たちは、ただお菓子を売るのではなく、お客様とコミュニケーションしながら、ご要望に合わせて商品をご用意します。コーディネイターは、お客様とお菓子の架け橋のような存在なんですよね。

A:ヨックモックには「YM接客スタイル」っていう目指す姿があります。そこには、お客様のお迎えから、お見送りまでお客様のお買い物をコーディネイトするイメージが描かれているんですよ。

コーディネイターAさん。オススメのお菓子は「ポーム ド テール」

― 普通の接客に比べていかがですか?

N:お客様の求めるものは、一人一人違うので、お客様にピッタリな接客をするのは、難しいけどすごくやりがいがあります。「ありがとう」ってお声がけいただいたりすると、「あぁよかった」って感じるんですよ。

H:私は、おいしいお菓子をお客様に、直接お届けしているイメージがあって。それは、コーディネイターならではの醍醐味だと思います。

― 一人一人に合わせていくのって、すごく大変なことですよね。

N:お客様の求めることがうまく咀嚼できなくて、反省することもあります。

H:ありますよね。どこが悪かったのかなって考えて、次こそ、うまくいくようにって思ったりしますよ。

H店長のオススメは王道の「シガール」

「接客販売技能検定(ギフト販売2級)」に全員合格!

― なんと昨年、皆さん接客販売技能検定(ギフト販売2級)に合格されたそうで、おめでとうございます!

全員:ありがとうございます!

― どんな検定なんですか?

H:接客販売技能検定(ギフト販売2級)は学科と実技、2つの試験があります。毎年、6月に実施される学科試験に合格した人だけが、10月の技能試験を受けられるんですよ。合格できる人数が、過半数以下と聞いていまして、とても難しかったです!

学科試験ってどんな内容ですか?

H:学科試験は座学で、進物や贈答、年中行事の知識から、商品ディスプレイ、ホスピタリティやコンプライアンス、トラブル対応など、店舗運営に関わることが出題されます。

実技はどんな試験なんですか?

H:実技はロールプレイングなので、学科試験で学んだことを実践する試験なんですよ。

 接客するってことですね!試験を受けるにあたって会社からのサポートもあったんですか?

H:最初の受検に向けたオリエンテーションから、実技試験直前のロールプレイング練習まで、会社からのサポートは、すごく手厚かったです。私たちが受検することを知っている社員の皆さんからも応援いただいたり、お声がけしてもらえてすごくありがたかったですね。

N:会社としても、みんなで集まって練習する日を設けてくれたので、みんなの接客がすごく参考になりました。

コーディネイターNさんのオススメは秋冬限定「プラン リュンヌ」

― 日常業務をこなしながら、勉強するのは大変だったんじゃないですか?

T:すごい大変でした!実務は優先しながら、通勤時間や休憩時間、空き時間にも自主的に学ぶようにしましたね。

普段のヨックモックの業務と関係ない知識もあったと思うんですが、ここだけの話「正直無駄だな…」とか思ったりしませんでしたか(笑)?

N:勉強すればするほど、店舗運営に直接役立つ知識ばかりで、無駄なことはありませんでした(笑)!
例えば、お客様にお声がけする際も「どんな距離感で声がけするといいのか」きちんと言葉になっているんですよ。普段の接客の中でもすぐ役に立ちますし、すごく楽しく勉強できました。 

H:一般的な知識、守るべきルールを知るのは、ヨックモックに限らず、どのブランドや店舗でもすごく大事なことだなってあらためて思いました。
例えば、和菓子の接客を学ぶことで、トークの幅も広がって、提案力もアップします。進物需要や年中行事を学ぶことによって、お客様のお問合せとか、新人教育の時も自信を持って答えられるなって実感しています。 

T:自分の悪いクセを見直すきっかけにもなりましたし、基本的な知識をつけると、他ブランドの接客にも目を向けるようになったりしますよね。

T店長のオススメは「バトードゥ マカダミア」

無駄とか言ってしまってすみませんでした…(反省)。

一緒に学ぶ仲間と挑戦!

実技試験はロールプレイングということでしたが、何か販売するものが決まっているんですか?

H:試験開始まで、何を販売するのか分からないんですよ(笑)。初めての商品を見せられて、アドリブで接客しなければならないので、さすがに緊張しました。

アドリブで接客するなんて、かなり緊張しますね。

H:実際に座学で学んだことを、体現するのはやっぱり大変でした!

T:私は、アドリブが苦手だったので、様々なシーンを想定して、頭の中で問題と答えを全部丸暗記するようにしました(笑)。

すごい(笑)。

A:私の場合、一昨年試験に落ちているんです。なので、実技の手順はある程度踏まえて、改善していくようにしましたね。
私の店舗には、既に合格したコーディネイターがいたり、一緒に受検するコーディネイターもいたので、みんなでロールプレイングの練習をして、アドバイスをいただきました。

一緒に学ぶ仲間がいるのはいいですね。

A:仲間の支えはすごくチカラになりましたね。

N:Aさんのように、一度受検されている方の存在はとても心強かったんですよ。本当にすごくすごく、助けられたんです。私は、初めてのことばかりで、試験の手順を聞いても本番をイメージしきれなかったんですけど、丁寧に教えてくれて。

― すごい接客上手なメンバーがいたりすると、焦ったりしませんでしたか?

N:元々の経験もバラバラなので、あまり気負わず、皆さんの良いところを真似するようにしていました。プレッシャーもありますけど、みんなの存在は心強かったですね。

A:私は、2回目のプレッシャーもすごくありました(笑)!
さらに、一緒の店舗の後輩コーディネイターがとっても接客が上手で。これは絶対落ちられないな…っていうプレッシャーが…(笑)。でも、どちらかというと、だからこそ頑張ろうってすごくポジティブに臨めたと思います。

H:良いところ、惜しいところをお互い指摘し合うのは良い刺激になりましたね。

N:わかります!同じような勉強をしているので、お互いの指摘が的確でしたよね。自分自身で気がつけないポイントに気がつかせてくれたと思います。

― 本当に、助け合える仲間という感じですね。実技試験は自信を持って臨めましたか?

H:自信を持って臨めたかと言われると、不安もありました(笑)。でも、できることは全部やったなって気持ちでしたね。

T:私も2回目の挑戦だったんですけど、初受検よりは、自信を持って臨めました。これでダメなら諦めようってラストチャンスのつもりで受検できました(笑)。

N:すごく思い出深いのが、試験前日に集まる予定はないのに、みんなで声をかけて、集まって練習したんです。試験当日、その時に練習したのとほぼ同じようにロールプレイングができたので、自分の持っている実力は全て出せたなって。

― みんなで助け合ったからこそ、全員合格できたのかもしれませんね。

試験を通して、自分の自信につながる!

― 試験を通して、自分自身が成長したって実感がありますか?

T:私は、勉強が苦手だったんです。でも、やるしかないって自分を追い込めば、意外とできるんだなって、自信がつきました。実際の業務の中でも、困っているコーディネイターを助けてあげられる場面が増えました。

A:私も一緒です!お客様とのコミュニケーションでも、自信を持ってコーディネイトできるようになったと感じていますね。

― 自信がついたっていうのはすごくいいことですね!

H:私は、入社から10年以上経っていて、この試験を受けるにはちょっと遅めのスタートでした。今までは、子育てを言い訳に、受けないでいたんです。仕事と育児と勉強は両立できないからって。

― でも実際、大変ですよね。

H:成長した子どもの姿を見て、今ならできるかも、私もやってみようって思えたんです。自分のためにも、同じ売り場の後輩たちのためにも、チャレンジしようって。合格した今は、母親としても、コーディネイターとしても店舗責任者としても、自信につながったと思います。

― お子さん達にも胸が張れますね!

H:「お母さんが勉強している」ってびっくりされました(笑)。

N:私は、店長や他のコーディネイターさんから、接客が良くなったとか自信がついてきているねって声をかけられました!周りのみなさんの声で、自分自身が成長したんだな、ステップアップできているんだって気がつきました。

あらためて、“接客”とは?

― さて、ではあらためて…皆さんにとっての“接客”とは?

N:その質問…情熱大陸みたいで緊張します(笑)。

全員:(笑)。

N:接客って、どうしても「ものを売る人」ってイメージはあると思うんです。でも、私にとっての接客って、お客様と一つの目的地に向かっていくイメージなんです。お客様と一対一で交流して、関係を作るのが大事だなって。だから、コーディネイトって言葉が、私にはすごくしっくりくるんですよね。

A:私自身が買い物する際も、親身になって接客していただくと、すごく納得して買い物ができるなって思っています。だから、自分が接客するときも、そう思ってもらえるといいなって。

T:私たちは毎日何十人ものお客様を接客しています。でも、お客様にとっては、たった一度の特別な買い物かもしれませんよね。だからこそ、一人ひとりのお客様にきちんと向き合えたらなって思います。
お客様がお求めのものをただ売るだけではなく、あの人とコミュニケーションできて良かったなって思ってもらいたいですね。わざわざ店舗に足を運んでいただく価値の一つになっていたらいいですよね。

H:本当にそうですよね。私は、接客が一番大事な仕事だって思うんです。ヨックモックとお客様がコミュニケーションできる大切な時間を提供するのが、コーディネイターの仕事だって思いますからね。

ヨックモックとの思い出。

― ヨックモックとの思い出があれば教えてください!

T:私にとっては、気がついたらあるお菓子でした。おばあちゃんの家にあったり、親戚が持ってきてくれたり。親世代も知っているお菓子の会社なので、入社してみんなが喜んでくれたのは嬉しかったですね。

H:私は、仕事の思い出なんですが、以前に新商品のサンプリング・販売イベントに参加したことがあります。それがすごい楽しくて、一日中通りがかった皆さんに「ヨックモック好きだよ」とか「おいしいよね」とか声をかけていただいて。自分がすごく素敵な会社で働いているなってあらためて感じたことを覚えています。

N:私自身の思い出ではないのですが、日々接客する中で、お客様がヨックモックの思い出を話してくれるんです。「おじさんがいつも必ず買ってきてくれていた」とか、「シガールが発売した当時は行列したこともあったのよ」とか。ヨックモックって、皆さんの思い出を作っているんだなって感じます。自分も皆さんの思い出の一部になっているといいなと思うんです。

A:上京してきて、初めての手土産を買おうって百貨店に行ったことがあるんです。当時はまだ10代で、何を買ったらいいかも分からなくて、ドキドキしながらフロアをウロウロしていたんです。その時に声をかけてくれたのが、ヨックモックのコーディネイターさんだったんです。だから、自分自身もそういうコーディネイターになれたらなって思っているんですよ。

全員:いい話すぎる…!

― 今日はありがとうございました!

お客様との接点であるコーディネイターは、まさにヨックモックの最前線!ぜひ、店舗を訪れた際は、色々と相談したり、お話してみてくださいね!
きっと、素敵なお買い物ができるはずです!

■ヨックモックの商品情報、最新情報等、詳しくはこちら
・ホームページ      https://www.yokumoku.co.jp/
・オンラインショップ   https://www.yokumoku.jp/
・公式Instagram       https://www.instagram.com/yokumoku_jp/
・公式X(Twitter)        https://twitter.com/yokumoku_jp

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