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実家の庭~『お花とエッセイ』企画に寄せて

先日、『お花とエッセイ』企画に参加させていただき、母と花との想い出を語った。

その際、「庭を見てみたい」といううれしいコメントをいただき、一週間経ってしまったが、写真をまとめたいと思う。
コメントをくださった大谷八千代さんの作品も素敵なので、ぜひ読んでいただきたい。

全景は見つからなかった(厳密に言うと、雪に埋もれた庭の写真だけあった。おそらく珍しく積もった雪にはしゃいで二階のベランダから撮ったと思われる。)ので、断片的ではあるが、掲載してみたい。(著者妹撮影)

全景ではないが、実家の庭。雪まみれである。大分(湯布院や久住などは結構積もるけど)でこんなに積もるのは珍しい。
そのとき妹が作った雪うさぎと雪だるま。

妹が小さいとき、「赤い実みんちゃん」と呼んでいた、玄関右横にあるセンリョウで作ったものだ。玄関横には他に、トキワマンサク、金木犀、ツツジが植わっている。トキワマンサクは、昔植わっていたアカメガシが病に罹り、選手交代で植えられた。

お隣さんとの境には、ドウダンツツジ、雪柳。その横に家庭菜園の小さい畑1とプランター。ワイルドストロベリー、ブルーベリー、ブラックベリー、ビルベリー、小さいさくらんぼのつく桜、チューリップが並ぶ。プランターに苺、露草、ランタナ、パンジー、ビオラ、日日草、露草、朝顔、コスモス、姫金魚草、勿忘草など。その畑1ともうひとつの畑2の間に、芝生、芝桜、竜のひげ、白詰草。初年度、これらの繁殖力の高さに驚かされた。

前の家の手前には、サフラン、すずらん水仙、水仙、シラン、かすみ草、大きい木(名前が思い出せず。無念。落葉樹。)、つりがね草、ヤツデ、グラジオラス、サルスベリ、ハナミズキ、むくげ、あじさい、蕗、山椒など。落葉樹の葉っぱが前のお家に落ちてご迷惑をおかけしてしまい、ばっさり伐った。前のお家の方にお詫びに行ったが、ありがたくお赦しいただいた。
あじさいの葉っぱの下に、雨上がり、きのこが生えたり、蕗の近くにふきのとうができて沸いたこともあった。
その近くに、メダカのお墓もある。

その木々、花々とベランダとの間に、中くらいの畑2がある。例のローズマリーや、赤紫蘇、ミニトマト、きゅうり、ピーマン、なす、オクラ、ゴーヤ、すいか、メロン、二十日大根、ミント。
畑は、同じ場所に連作できないので、種類や配置換えを行っていた。
畑の奧に、コンポストもあった。

「お花とエッセイ」企画に参加させていただき、改めて今日妹と庭の想い出を語りながら、昔に思いを馳せた。
草むしりをしてごほうびにフルーチェを食べた話を妹がしていて、本当に食の記憶がすごいなと笑った。(妹は、食にまつわる記憶力が人一倍あるのだ。恐れ入る。)
この企画を催してくださった、ともきちさん、yuca.さんに、改めて敬意と感謝をお伝えしたい。
(以下は、数ある作品ご紹介記事から、私の作品について綴っていただいたものだ。おふたりとも、言葉選びと記事の書き手おひとりおひとりへの真摯に向き合う姿勢に頭が下がる。)

文責 すーこ
監修・撮影 すーこの妹

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