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広島在住。システムエンジニアをやっています。

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最近の記事

「Ctrl」と「Caps Lock」キー

キーボードの「Ctrl」と「Caps Lock」キーについて。どっちが「A」の左にある方が好み? という話を聞いたので、なんで2系統あるんだろうと探してみました。 現状について基本的には、「A」の左には「Caps Lock」が来ることが多いです。これはIBMの流れとのことだそうで。 Macについてはけっこうコロコロ変わっていますが、2023年3月現在は、「Ctrl」が「A」の左に配置されています。 そして、かの有名なHappy Hacking Keyboardも「Ctr

    • 品質について考えたこと

      YouTubeのカカチャンネルさんの三菱電機の動画が興味深かったので、いろいろ考えたことをメモしてみました。 そもそも問題なのか業界基準に抵触している時点で問題です。なので疑問の余地なくアウトではあります。そうではあるのですが、ひねくれた見方をすると、これは本当に問題なのか、というところを思いました。 それは「利益はちゃんと出ている」というところです。また、社内の処分はあったものの、外部からのペナルティがあったわけではないのではないか、と。(ペナルティについては僕が知らな

      • 読書メモ: 人を動かす

        人を動かす[新装版] D・カーネギー 著、山口博 訳 創元社 1999年 概要人間関係において重要なポイントについて書かれています。 人を動かす・人に好かれる・人を説得する・人を変える・幸福な家庭を作る、というセクションに分けて、実例を紹介しながら以下のような原則が紹介されています。 ※以下、基本的に章タイトルですが、一部は章末のまとめの文言に置き換え、または括弧内に併記しています。 人を動かす三原則 人に好かれる六原則 人を説得する十二原則 人を変える九原則

        • 読書メモ: どうしても頑張れない人たち

          どうしても頑張れない人たち ケーキの切れない非行少年たち2 宮口幸治 著 新潮社 2021年 概要著者の宮口先生は、児童精神科医として臨床現場に携わり、現在は立命館大学で教授職に就かれています。 医療少年院での経験から執筆した「ケーキの切れない非行少年たち」にて、認知能力の訓練の必要性を訴えたことはご存じの方も多いかと思います。 本書はその続編として、周囲はいかにして支援したらよいか、という点から書かれた本です。 支援者は「安心の土台」「伴走者の存在」「チャレンジできる環

        「Ctrl」と「Caps Lock」キー

          読書メモ: リモートチームでうまくいく

          リモートチームでうまくいく マネジメントの"常識"を変える新しいワークスタイル 倉貫義人 著 日本実業出版社 2015年 概要著者の倉貫さんは株式会社ソニックガーデンの代表取締役社長です。 ソニックガーデンでは、アジャイル開発のメリットを活かした「納品のない受託開発」という特徴的なビジネスモデルを採用しています。 この「納品のない受託開発」を追求していく中で、リモートワークを取り入れていくこととなったわけですが、その背景にある考え方や取り組みについてのことが本書には書かれ

          読書メモ: リモートチームでうまくいく

          読書メモ: 残業学 明日からどう働くか、どう働いてもらうのか?

          残業学 明日からどう働くか、どう働いてもらうのか? 中原 淳+パーソル総合研究所 著 光文社 2018年 概要長時間労働に関する実態調査として、2017年から2018年に約2万人を対象にした定量調査が実施されました。 本書では、この調査から見えてきた日本の長時間労働の実態に加え、長時間労働の過去と未来について考察しています。 つまり、日本において長時間労働が根付いてきた歴史的な背景と、現在どのように長時間労働が発生しているか、そして今後長時間労働への対策を進めていった先に

          読書メモ: 残業学 明日からどう働くか、どう働いてもらうのか?

          読書メモ: ダイアローグ 対話する組織

          ダイアローグ 対話する組織 中原 淳、長岡 健 著 ダイヤモンド社 2009年 概要コミュニケーションにおいては「情報を効率良く伝えること」が重要視されます。 一方で、コミュニケーションによって期待されているのは「行動や思考が変わること」です。 後者を実現するためには、一方的な情報伝達ではなく、「対話」(ダイアローグ)が重要となります。 対話とは何か、背景となる理論的基盤から、企業での実践例までをカバーする内容となっています。 「対話」の要素本書の中では、対話は以下のも

          読書メモ: ダイアローグ 対話する組織

          【都度更新】活動記録: 2021年10月~2022年7月

          興味の方向お仕事でサブリーダーの役割を仰せつかったので、チームワークとか育成とかに興味を持っています。 まぁ今までも興味があった領域なので、今までの延長線上といえばそうなのですが。 とにかく、みんなで楽しく仕事がしたい。 これは、逆に自分が居心地が悪いと感じるのが「パフォーマンスの出ていない人を詰めるような環境」と明確なので、なんとか自分の周りでこういう環境を発生させないようにするため、知識を付けていけたらと思っています。 読んだ本アメリカ海軍に学ぶ「最強のチームの作り方

          【都度更新】活動記録: 2021年10月~2022年7月

          読書メモ: アクティブラーニング入門

          アクティブラーニング入門 アクティブラーニングが授業と生徒を変える 小林昭文 著 2015年 産業能率大学出版部 概要筆者の小林氏は、埼玉県立越ヶ谷高校で2007年から6年間、物理の授業でアクティブラーニング型授業を実践してきました。 教師が壇上から一方的に語る従来型の授業ではなく、生徒が互いに質問し教えあいながら、教師はその学びを支援するという能動的な学びについて、その理論的背景や実践のためのヒントが書かれています。 アクティブラーニングとは本書の中でのアクティブラーニ

          読書メモ: アクティブラーニング入門

          読書メモ: 新1分間マネージャー

          新1分間マネージャー 部下を成長させる3つの秘訣 ケン・ブランチャード、スペンサー・ジョンソン 著 金井壽宏 監訳、田辺希久子 訳 2015年 ダイヤモンド社 概要マネジメント手法について「1分間目標」「1分間称賛」「1分間修正」という、とてもシンプルな方法が紹介されています。 部下が自分自身を管理し、大きな成果を実現することをマネジメントの目的としており、上記の3つの方法により効果的な動機づけが行われることを意図しています。 3つの秘訣1分間目標、1分間称賛、1分間修正

          読書メモ: 新1分間マネージャー

          読書メモ: アメリカ海軍に学ぶ「最強のチームの作り方」

          アメリカ海軍に学ぶ「最強のチームの作り方」 マイケル・アブラショフ 著 吉越浩一郎 訳・解説 三笠書房 2015年 https://www.mikasashobo.co.jp/c/books/?id=100834100 概要アメリカ海軍のミサイル駆逐艦ベンフォルドの艦長を務め、"米国艦隊最高の艦"に育て上げたアブラショフ氏が、ベンフォルドにて実践したマネジメント手法をまとめた本です。 部下の能力を高め「自分で考え判断できる」人材に育てていくための様々な取り組みが書かれてい

          読書メモ: アメリカ海軍に学ぶ「最強のチームの作り方」

          使い込めるソフトウェアを作りたい 〜システムエンジニアの頭の中〜

          僕はシステムエンジニアを仕事にしているのですが、エンジニアというものがどんなことを考えているのか、非エンジニアの方々に垣間見ていただき、少しでもエンジニアと非エンジニアの距離が近くなれたら、いいなと思って書いています。 技術の話とかは出さないつもりなので、とにかく気軽に読めるようなものにしていこうと思います。 革靴にあってソフトウェアにないもの僕は革靴が好き(といってもそれほど沼の人ではない)で、いつも会社に履いていっている靴をブラッシングしたりしながら、使い込んで自分のも

          使い込めるソフトウェアを作りたい 〜システムエンジニアの頭の中〜

          読書感想文「行動経済学まんが ヘンテコノミクス」

          ちょっと前に読んだ本なのですが、とてもおもしろく興味深かったので感想文を書いてみました。 ※あくまで「感想」文ですので、僕の思ったこと感じたことを書いています。本書の要約が知りたい方は他に秀逸な記事がありますので、そちらをご覧くださいm(__)m 行動経済学まんが ヘンテコノミクス 原作: 佐藤雅彦・菅俊一 画: 高橋英明 発行: マガジンハウス 発行: 2017年 「人間は合理的な判断をするもの」と考えるのは自然なことかもしれませんが、反面、必ずしもそうでないという実

          読書感想文「行動経済学まんが ヘンテコノミクス」

          新人システムエンジニアのあなたへ

          前置きまずは僕のプロフィールについて。 ・大学は文系でプログラミングの経験はなし ・就職してVC++でWindowsアプリケーション(4年)→Javaでandroidカスタマイズ(10年)で別の会社へ転職、現在はCで組み込み制御 この経験からの話になるので、会社員エンジニアとして働く方向けの内容となります。 フリーランスとして働く方や、webのフロントエンドのお仕事をする方だと事情が異なるかもしれませんので、その点はご了承ください。 仕事について■「仕事」と「学問」の根っ

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