![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64837057/rectangle_large_type_2_059ede00dec46d71461c1a75c1e42029.jpg?width=800)
退職の旨はボーナス支給後に話すべきか否か
今回は、転職関係のお話です。
僕自身の転職の体験談について、皆さまに同じ轍は踏んでほしくはないので記します。
結論、「退職の旨はボーナス支給後に話すべき」というのが僕の意見です。
このnoteで誰もが悩むであろう、
『転職が決まったら、いつ上長に話すべきか』ということへの
実体験がわかります。
以下の流れで記します。
①僕の体験談
②気づきとカウンタートーク
③まとめ
ではいきましょう!
①僕の体験談
6月頭に転職が決まります。9月1日入社です。
そうすると8月末退職という形が想定されます。
会社にもよりますが、「退職の際には1か月前告知が必要」という決まりがありますよね。
ただ、僕自身1人だけの部署だったので、後任の選定や引継ぎに時間がかかることを想定して、退職の2か月前、6月末に伝えようと思っていました。
『6月末に賞与が出るからその後に上長に話そう。
そうすれば、ボーナスも貰えるし完璧!』
整理すると以下のプランを想定していました。
6月末 ボーナス支給
6月末日 退職の旨を伝える
8月中旬 最終出社、退職
8月下旬 有給消化
9月頭 入社
しかし、6月中旬に事件が起きます。
~賞与支給日のお知らせ~
が来て、しれっと賞与が1ヶ月後ろ倒しになっていました。
7月末支給です。
『なんてことだ!作戦が崩れた。いつ話そうか、、』
僕自身、たくさん調べたり相当悩みました。
1つの葛藤が生まれます。
『自分の賞与を取るか、少しでも早く伝えて会社の負担を減らすべきか』
本来のルール上、8月末で退職するとしたら7月31日までに人事部に通しさえすればいいんです。
しかし、頭をよぎったのは、
『そんなに急に辞めることを伝えたら迷惑をかけないのだろうか』
↓
『自分が賞与を得るために、話を遅くするのはどうなんだろうか』
↓
『周りに迷惑をかけるのだから賞与を犠牲にして少しでも早く伝えよう』
ということです。
お世話になった会社だし、周りのメンバーへの負担を少しでも減らすべきだろうという判断です。
会社の規定的に、
”退職が決まっている者には賞与を減額する、
もしくは支給しないことがある”
的な、いやーな文字が記載されていましたのですが、
『さすがに2割減額とか、3割減額とかっしょ。笑』
と考えていました。
そのため、以下へプラン変更しました。
7月頭 退職の旨を伝える
7月末 ボーナス支給予定
8月中旬 最終出社、退職
8月下旬 有給消化
9月頭 入社
7月頭に直属の上長及び、2つ上の上長へ伝えました。
直属の上司も、2つ上の上長も大好きな人でしたので話すのにとても緊張したのを覚えています。
その後、賞与支給面談の日、
緊張で鼓動が速くなる中、面談が始まりました。
『君の賞与は、無しです!!』
僕『(えええええ~!)』
圧倒的絶望。さすがにゼロは想定外でした。
賞与もらえると思って、4月5月に色々買いものしたり飲み食いしてしまった自分をぶん殴りたくなりました笑
詳しく聞こうとすると、『会社の判断だから』との話でした。
「なるほどなあ~」という何とも悔しい気持ちになりました。
しかも、7月上旬に伝えたのですが、実務でもバタバタしている時期だったので、後任の手配等の動きも特には無かったので、7月末の賞与後に伝えてもあまり変わらなかったです。
会社のためを想って早く話を通したけど、結局は大した差はありませんでした。
ゼロかあ~。
足取り重く、家に帰ってテレビをつけると、日テレの深夜ニュース番組が始まりました。
テレビ「ZERO~♪♪」
僕『やかましいわ!!』
テレビからも煽られました。。。
②気づきとカウンタートーク
その頃の自分に言ってやりたいですね。
『考えが甘い!!!』
ということで経験談を踏まえて、次回僕が取る行動は、
「賞与支給後に言う。上司への報告は立場で判断」
です。
ここで気づきと、次回の転職の時に使うトークを記します。
〇会社と自分
会社と自分は良い意味で切り離して考えるべきだということを知りました。
ボーナス云々の部分や人事の手配等は会社の役員陣が決めるので、
周辺の人たちの負担軽減を気遣ったところで「だから何?」って感じで、会社にとっては全く関係ないんですよね。
後任の手配等にすぐ動いてくれるかもわからない。
また、ボーナス支給後に伝えたにせよ周りへの迷惑はかかります。
それなら、余計なことは考えず、貰えるものは貰った方が良いです。
〇カウンタートーク
「なぜこんな直前に言うんだ。急には無理だ。」
とか言われたら、
「昨日急遽決まったもので。。
もう入社日は変えられなくて、、急で本当申し訳ありません」
と言いましょう。
勇気はいりますが、長期的に考えるとこっちの方が賢明です。
1か月前告知が認められている以上、通せるはずです。
※どうしても伝えておきたい時
ただ、直前に伝えるとは言っても、どうしても先に伝えておきたい場合があるかもしれません。
その場合は「上司としてではなく、先輩として聞いてほしいんですけど~」 として報告するということがいいですね。
ただ立場的に、部下の転職の話を聞いたら上に伝えなければならないという役職の立場の上司もいますよね。
その場合、心苦しいとは思いますが、賞与を得るまでは伝えてはダメです。
どうしても話を先に通しておく必要な場合があったとしたら、人事や役員と直接の繋がりは無い人にのみ、話を通しましょう。
ただ、むやみに人に話をするのはリスクがあるので、できれば避けた方が良いですね。
③まとめ
基本的に自分の選択に後悔はしたくないですし、
今回の賞与の分も稼ぎ倒してやろうという気でいます。
そしてこのnoteも自分の経験談を無駄にしないためのナレッジ共有という意味で書いています笑
ただ、
『もう一度その時に戻って選択をするならどっち?』
と言われたら間違いなく、
賞与支給後に話します!!
だからこそ、皆さんには良い選択をしてほしいです。
勿論、個々人や勤めている会社の状況や立場によって状況は違いますし、難しいケースもあると思いますが、少しでもこの経験談が参考になれば、嬉しいです。
ではまた!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?