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1989年生まれ■秋田に嫁入り■8歳、6歳、4歳の子を持つ働くお母さん■天狼院ライティ…

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1989年生まれ■秋田に嫁入り■8歳、6歳、4歳の子を持つ働くお母さん■天狼院ライティングゼミ受講■NYLB研究所ポジティブ心理学コーチ■✈️🇫🇷🇲🇳🛳

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  • 「世界に通用する子どもの育て方」ベーシック講座

    「世界に通用する子どもの育て方」ベーシック講座受講の記録です。

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お母さんになりたい就活生だった10年前の私へ

「お母さんには、いつでもなれるんだよ」 妻子持ちのエリート教授に言われた。お母さん以外に、将来やりたい方向は無いの? そんな感じの進路面談だった。 お母さんには、いつかなれるかもしれない。だけど、就職説明会に名を連ねる大企業に入って、たくさん勉強して、仕事が楽しくなったり、任されることが増えたり、飲み会たくさんあったり、残業も転勤もあるだろうって思うと、なんとなく反対方向な気がしていた。 当時、大学3年生。留学必須の大学で、女子も男子と同じように大企業の総合職を目指す人

    • 真っ黒に見えるのに「自分は白だ」というひとへ

      クレヨンで言えば、白や赤にあたる人と、黒や茶色、黄土色みたいな色にあたる人。 その色を決めているのは自分だから、あの人が黄色だと思っても、隣の人が同じ意見とは限らない。 ところが、たまに、私も隣もそのお隣も口をそろえて、あの人は黒と茶色と黄土色を混ぜたような色をしていると、同じ意見になることがある。 そういったときには、もう大変。 私は、ただ茶色かな、と思っていても、そこに環境というグレーと黄土色を混ぜ込んで、だけど決して白やピンクや黄色は入り込まない、そんな色が出来

      • 6歳児と仕事の話をしたら。

        ねぇ、ママはお仕事のとき何してるの? 不意をつかれた。 風呂上がり、素っ裸の6歳児が、私の仕事について聞いてきた。 頭の中は魚と虫と食べ物しか入ってないと思っていた。 風呂場で何を考えていたんだろ。 この成長、あっ今芽が出た! って、思えることにジワっとくる。 そんな余裕など、長女のときには、なかった。 さて、私は、何の仕事をしてるのか。 去年までの仕事は、良かったなぁ。 説明しやすいし、良いことをしている感があった。 何で今聞くのかなぁ…。 徴税吏員。滞

        • 護られている感覚

          暗い暗い螺旋階段を下っていく。 階段というより坂だ。だんだん急になってきた。 明るい場所に出た。 どうやら火葬場のようだけど何か違う。 「着付けがあるので~」 え、これから着付けするの? 他所のひともいるみたいだ。 迷惑な家族だな、と思ったら自分の家族だった。笑 そもそも火葬場で着付けとか意味が分からない。 とすると、炉から出てきたのは、3か月前に看取ったはずの東京のおばあちゃんだった。 銀色だ。 なんというか、この表現が良いかどうかはわからないけれど、まるで

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          「フルタイムで子ども3人いてすごいね」

          「フルタイムで子ども3人いてすごいね」 この言葉にモヤモヤするようになったのは最近のことだ。 いままでは、「そんなことないよ~!」 って、照れ隠しで言いながら、そうでしょ、そうでしょ、ドヤァ! って気持ちもあったかもしれない。単純に、褒められたことへの喜びか、よく頑張っているねという労いにも聞こえていたと思う。 つまり、フルタイムで3人育てている自分、エライ!!! って、自分で自分に言わないと頑張れなかったんだと思う。 1人目のときは、それはそれで大変で、でも2人育児

          「フルタイムで子ども3人いてすごいね」

          世界は優しかった

          大きな決断のあとに襲ってくるのは、恐れと不安と震えと後悔。 「どうして、やるなんて言っちゃったんだろう」 松村亜里先生の幸せチャンネルに出演することになった。 ストリームヤード配信なんて・・・ LINE公式開設なんて・・・ 無理無理無理無理。 無意識に、自分に不利な状況かどうかを考えていた。 そうなったときの言い訳を考えるのが得意だ。 聞いてたのと違う、案内が全然来ない、誰に何を聞いていいのかわからない・・・。 そう、独り言のように文句を言い始めたとき 「ちょっ

          世界は優しかった

          私が彼女で、彼女が私で。

          「ずっと彼女の話をしているね」 コーチに言われてハッとした。 とっさに出てきたのは、 一歩違えば、私が彼女の立場だったかもしれないから。 彼女とは、同職して3年だ。 いや、正確に言えば、前の職場にもいたから名簿上は5年か、6年か。 前の職場では、ずっと休職していたし、そこで私は2回育休をとったので、話したことはなかったけれど、今の職場に異動してきたときに、すでに顔と名前とどんな人なのかはなんとなく知っていた。 どんな人なのか。 持病とメンタルで休む人、そういうイメ

          私が彼女で、彼女が私で。

          スポ少の見学にいった話

          「バスケ入るんですかー?」 小学校1年生。先週だっただろうか、PTAの部会が同じお母さんからラインが来た。 まさか。 最近は、児童センターにも行かずに家に帰ってきて、家庭学習が終わったらパソコンでマインクラフト。そんなインドア派の長女が、自分からバスケやりたいなんて言うわけない。 本人に聞いてみると、「やるかもって言った」と、ぼそりと言う。 そうか、小学生女子ってそういうもんなのか。 お友達との会話の流れてそうなったのかもしれない。 まぁ、見学に行くだけならいいじ

          スポ少の見学にいった話

          お金を受け取る

          「どうして無償では提供できるのに、お金を受け取ることはできないの?」 松村亜里先生のコンサルを受けた。 問いはシンプルだ。 母屋で、民泊をしたい。 結婚する前から、おかしなことに(笑)夫の実家があるこの場所が好きだった。いわゆる限界集落だ。 神奈川から秋田に嫁に来たというだけでびっくりされるのだが、なんでこんな豊かなところに住みたがらないの? と逆に聞きたい。 100坪を超える家だが、田舎ではそれが普通だ。別に豪邸でも何でもない、代々続いた農民の家だ。その隣に、新居を

          お金を受け取る

          生きることはクリエイティブ

          人生には、なにか節目というのがあって、そんな節目を大切に意味を感じて生きていきたい性分だ。7歳女子、5歳男子、3歳女子の七五三を目前にして、思いを巡らす長女が産まれた時のこと。とっても大変だったのに、私の家族と、夫の家族がつながるような、そんなあたたかな光に包まれているような感じに記憶が塗り替えられているのが不思議だ。 3人産み終えた今、「産む」以上のものはもう何も生み出せないような気がしていたのだけれど、もしかしたら・・・ やっと書けるようになった話を書いてみようと思う

          生きることはクリエイティブ

          今からでもやり直せる

          大きな壁に挑んだ。 とっても時間がかかる。 だけど、とってもワクワクして、次が気になって眠れなくって夢中になった。 なぜやってみようと思えたんだろう? 「今からでもやり直せる」 そう思えたからだと思う。 小学校高学年のとき、大好きだったもの。 中学生になって❝キャラじゃない❞と、いつの間にか手放してしまったもの。 高校受験と部活で完全に辞めてしまったもの。 そして、 育児と生活に追われて、ずーっと忘れていたもの。 あのとき、大好きだったものは、純粋に心躍るものだっ

          今からでもやり直せる

          もやしのために鶏モモをつかった日

          10円だったもやしが、数日経ってしまって冷蔵庫で最優先事項だった。 もやしだけじゃ、子ども達は食べない。 やっぱり肉と合わせるか。 唐揚げにしようと思っていた塩麹漬けの鶏モモ肉を一枚、粉をつけて焼く。唐揚げにしたかった気持ちが捨てきれずに、油は多めに。 もやしをあんかけにして乗せてみた。 うん、悪くない。 でも、作りながらずっと考えていた。 私って、こう言うの多いな。 優先順位が、賞味期限だったり、誰かのスケジュールだったりする。 自分が何を食べたいか、何をし

          もやしのために鶏モモをつかった日

          小さな変化を見逃すな!

          ポジティブ心理学コーチング、第3回講座を受けたばかり。 今日の学びのひとつ、在り方のお話。 対人支援なんて、大それたことしてないんだけど、このあり方に関わることが子どもとの生活の中ででてきたので、書き留めてみようかな。 目下、今週の課題は4歳児が毎晩おねしょしていること。 「もしうまくいっていないのであれば、何でもいいから違うことをせよ」 いや、ほんとこれ。今朝の自分に響いた。 本日、木曜日、4日連続のおねしょウィーク。 保育園でも、布団濡らしてきて、洗濯機はフル稼

          小さな変化を見逃すな!

          サワサワ感問題

          自分の違和感に向き合おう。 認めたら、なにか見えるようになるかもしれない。 一緒に学ぶ仲間との会話で、安心感と好奇心から、 「(あなたの)幸せオーラにサワサワする感覚がある」と言ってしまった。 幸せになる覚悟や人との比較の上に成り立つ幸福についての話題だったと思う。比較しても意味が無い「幸せ」という学問について、まだまだ頭でわかっても腑に落ちていないことがある。 ネガティブな部分を全く出さない人に対しての自分の中の違和感。人は、ポジティブだけじゃなくて、ネガティブが

          サワサワ感問題

          ヘルプした自分にもハグしてあげよう

          こんな優しい言葉を自分に向けられるようになるとは、成長したと思う。 ポジティブ心理学コーチング2回目の講義を受けて、自然に出てきた言葉に良い意味でびっくりする。 今回のテーマは「人を支援するということ・人間関係の2つのパターン」 実は、この講義の事前学習動画を見て私は落ち込んでいた。 学校で、家で、職場で、私がヘルプしてきたことは、逆にヘルプされた人を弱らせていたかもしれないということ。 自分の過去の被害妄想や救ってほしいと願う気持ちも蓋していた箱から這い出してきて、

          ヘルプした自分にもハグしてあげよう

          安全地帯の外へ

          「ビィーーーーーッ!」 霊柩車が出発する。 まるで、終戦記念日のサイレンが響き渡り、黙祷するような感覚で外に出た。 もう亡くなったはずのあの方が、旅立つ。 あぁ、ありがとうございました。 ふと横を見ると、右側には10年近く前に出会ったお医者さん。左には、これまた学生時代に出会った産業技術系の偉い先生。 そして、あの霊柩車で旅立つのは大学の創始者、学長だ。 右隣のお医者さんに話しかける。 いろいろお世話になりました。今は何とかやっています。ありがとうございました。

          安全地帯の外へ