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稼働率のアップした住まいでこだわりを実現

テレワークを導入すると、通勤頻度が減ります。そこで考えられることが、住む場所の見直しです。今まで、職場への通勤時間で選んでいた方も多いと思いますが、そういった固定概念を外せるかもしれません。

居住地への意識変化

私たちは、2020年6月、コロナ禍に在宅勤務を実施したオフィスワーカーに対して意識調査を実施しました。そこで、今後の暮らし、住まいやまちに求める要素について考え方や価値観の変化を聞いたところ、約65%もの人が「住む地域として人口が密集した都心部よりも自然豊かな郊外が良いと思う」と回答しました。

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実現できる住まいのこだわり

住まい探しの優先順位から駅近、職場からの距離という条件が外せると具体的にどのようなことが実現できるでしょう。

自然環境の豊かな場所:いつか木々に囲まれた場所、湖や海の近くに住んでみたい・・・と憧れを抱いている人も多いのでは無いでしょうか。私の研究所には、職場〜片道2時間かかるものの大自然に囲まれたエリアに住んでいる方もいます。

ご実家から近い住まい:ご高齢のご家族がいる方はすぐ様子を見に行くことができます。子育て中の方は、子どもたちの祖父母に会わせやすくなりますし、いざという時に助けてもらいやすくなります。

今より広い住まい:同じ予算でもゆとりのある住まいが叶うでしょう。もしくは同じ面積だった場合は家賃を浮かすことが出来ます。

番外編として・・・たまに通勤する時に運動量を確保するために駅から遠い場所を選ぶようになった、という声もあります。

稼働率が上がった住まいをアップデート

テレワークをすると、今までの平日の日中は空だった自宅は稼働率が上がります。その自宅をより快適にしていくことは、居住者としての投資対効果としても良いのではないでしょうか。

緊急事態宣言解除後に一旦オフィス回帰がありました。しかし、将来的には仕事場所としてオフィス、それ以外の場所を含めた複数の環境を選ぶ状況が主流になると考えられています。まだ、テレワーク が完全に定着していない職場の方も、今後の傾向に注目しながら、もしテレワーク が日常的に使えるようになったら、どこに住んでみようか、具体的に思いを巡らせてみるのはいかがでしょうか。

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この記事は東京都調布市のLINE公式アカウント「調布市スマイのミライ教えてナビ!」に掲載しています。                      

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ミサワホーム総合研究所

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