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「○○であるべき」からの解放

思えば、3人兄妹の真ん中に生まれた私は、 兄と喧嘩をすれば「妹なんだから、お兄ちゃんの言うことを聞いて」と言われ、 妹と喧嘩をすれば「お姉ちゃんなんだから、妹に譲ってあげて」となだめられた。 ご近所さんからは「洋子ちゃんはしっかりしてるね〜」と褒め(?)られ、 学級委員や児童会長、生徒会役員とかを担った。 田舎ゆえか、長男は恐ろしく甘やかされ可愛がられ優遇された。 だから兄は、何があっても周囲がなんとかしてくれる というヘタレになってしまった(兄よ、ゴメン)。 その反動で、私

    • しびれる営業

      先日、勤務先の家具のショールームで、見知らぬご婦人(A様)に「岡田さん?!」と声をかけられました。全く知らない方で、「はい、そうですが・・・、どこかで・・・?」とお答えすると「インスタで・・・」と。 そう言われてもピンとはきませんでした。 お話をしていると、A様は、私の勤務先の支店の仲介でご実家を売却されたとのこと。ショールームには、間もなく退院されるお母様用の椅子を探しにきて下さっていました。ご自宅から車で1時間はかかりそうな場所までわざわざなんで?その疑問はほどなく解け

      • マイホーム焙煎で実現できる”新鮮なコーヒー”の美味しさを伝えたい

        2018年、マイホーム焙煎に出会ってから早5年。 何も続かない私が5年もの間、ほぼ毎朝、コーヒーの生豆を焙煎している。 その日に飲む分だけ、おおよそメジャースプーン一杯(約20g)の生豆をセラミック製の焙煎器を使って手振りで焙く。 ハマるキッカケは、友人宅で行われた「手作りソーセージ講座」の最後に振る舞われた「アフォガード」。衝撃の美味しさに言葉を失った。 すぐさまその美味しさのワケを聞き、マイホーム焙煎教室に通うこととなった。 基礎コース6回、上級コース8回を経て修了。

        • チャリティフリマを続ける理由

          チャリティフリーマーケットをはじめて、かれこれ20年近くになります。 きっかけは、勤務先が介助犬支援を始めたことでした。 「支援って何をすればいいんだろう?」 というところからのスタートだったので、 あらゆることを考えた中の一つが「チャリティフリーマーケット」でした。 勤務先は不動産会社ですので、 最初は、新築マンションのモデルルームに展示していた雑貨・小物で不要になった物を販売し、売上の一部を介助犬の関連団体に寄付しました。 格安でおしゃれ雑貨が手に入る!ということで大人

        「○○であるべき」からの解放

          住み方、暮らし方

          あるテレビ番組の取材で、9年ほど前に中古物件を購入しリノベーションをされたお宅にお邪魔してきました。 「ていねいに暮らす」とはこういうことなんだなと実感できるお住まいです。 ロケ前日に、このお住まいのリノベーションを担当した2人と下見をさせていただきに行った時、2人は、数年ぶりの建物を見るやいなや歓声に近い声を上げました。お家が健やかに成長していたのです。 まずは、ご主人の手によるウッドデッキ。 ここで遥か遠くまで見晴らせる大眺望を楽しみながらBBQをされるのだそうです。

          住み方、暮らし方

          ひっそり咲いた、吉祥草

          花が咲くと縁起がいいと言われる「吉祥草」。 半年以上前、妹から大量に渡され、 もらっていただいたり、鉢植えにして勤務先の花壇に並べたりしました。 それでも余るので、駐車場の裏手や屋上の花壇の隅に植えました。 なかなか咲かず諦めかけていたところ、 日当たりのいい場所に置いた鉢植えの子に蕾がつきました(^^) これで楽しみが出来た〜(^^)と喜んでいたところ、 今日、誰も見ることのない駐車場の裏手を掃除しようとしたところ、 咲いているではないですか!!! お隣さんとの擁壁の

          ひっそり咲いた、吉祥草

          自分が露わになる(リノベ日記1)

          自宅リノベーションの打ち合わせを始めて、もう7ヶ月。 仮住まいに引っ越して、はや3ヶ月。 部屋の解体が終わって、2ヶ月。 ついでに、54歳になって5ヶ月が経った。 なのに、なのに、まだ着工していない・・・。 ひとえに私の優柔不断さのせいか? 決められないのだ。 間取りはもとより、 風呂、洗面などの住宅設備。 床材、壁材(壁色)と、 何から何まで決められない。 そりゃ、生涯の伴侶も無理ですわ! なんて自虐的にもなりながら、 良くも悪くも「自分が露わ」になるのを感じている

          自分が露わになる(リノベ日記1)

          息をするように。

          よく聞かれること。 「どうやって人と繋がるのですか?」 どうやってと聞かれても・・・、というのが正直なところ。 息をするのと同じなので。 呼吸をするのと同じで、 特別なテクニックがあるわけではありません。 会えば「こんにちは!」と言い、 お世話になったら「ありがとう!」と言う。 簡単に言うと、本当にそれだけのことです。 特別に愛想よく振る舞う必要はないけれど、 訳もなく無愛想よりはいいのではないかと思うのです。 苦手なのは、やっぱり素っ気ない人。 事務的で冷たいと、心

          息をするように。

          トラウマ 46年越しの克服

          季節外れの向日葵が咲きました。 向日葵には、特別な思いがあります。 小学校2年生の時。 授業で向日葵の種を蒔きました。 クラスメイトたちの向日葵はスクスク育つのに、 私のだけ育たない・・・。 どうやらハズレの種が当たってしまったようです。 気に病む私を不憫に思った母と一緒に、 こっそり肥料をやりに行ったことを鮮明に覚えています。 聳え立つクラスメイトの向日葵。 その中に、私の貧弱な向日葵が申し訳なさそうに立つ。 8歳ながら、その様子が、 まるで私のその後の人生を暗示

          トラウマ 46年越しの克服

          ありがたきご近所さま <3>

          昨日、出身地(岐阜県山県市)の名産、利平栗が送られてきました。 私では持て余してしまうほど立派な栗。 さて、どうしようかと思いつつ、まずはインスタと Facebookにアップ。 すると、ほどなくLINEが届く。 「田舎が有るって嬉しい事です。大切にして下さい!」と。 続けて、 「岡田さんが食べたいならば、🌰栗おこわ! 🌰栗ちらし寿司 作らせていただきますよ! 母の料理を見様見真似で作るのが好きです。 オシャレな料理は出来ませんが!」 私が料理できないことを不憫に思ってか

          ありがたきご近所さま <3>

          「近宅ワーク」のススメ

          なんと楽なんだ。 「お先に失礼します」 と言って退社した10分後には、部屋着で寛いでいる。 コロナ禍のせいではなく、 自宅のリフォームのため仮住まいを始めて2ヶ月が経過。 その仮住まいは、会社まで徒歩3分の立地。 駅まで行かなくていい。 電車に乗らなくていい。 乗り換えの時、走らなくていい。 電車遅延を気にしなくていい。 人混みを気にしなくていい。 通勤のストレスから、解放された。 たった3分の通勤時間で、ON/OFFの切り替えもできる。 昼ごはんを家で食べることができ

          「近宅ワーク」のススメ

          他に報いる最もシンプルな手段

          新型コロナウイルスのワクチン接種が進んできて、
 私も2回目の接種を控えています。
 当社の向かいにある会場にも、連日、多くの方々が接種にいらっしゃっていて、何度か館内のご案内をしました。 入り口に誘導したり、
簡単な質問にお答えするだけでしたが、
 「ありがとう!」
 と、皆さんが言ってくださる。
 一緒にお手伝いをした社員も言っていました。
 「こんなにありがとう〜と言われることはないので、気持ちが良いですね」と。 翻って自分はどうだろう。
 どれだけ、人の思いや頑

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