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好きなことしか続かない。

こんばんは。横田裕市(@yokoichi777)です。

自分は好きなことしか続かない人間だと、受け入れるのに時間がかかりました。昔は、そうじゃなければ人生もっと器用に生きれたかなと考えた時もあります。

みんなできるんだからと、前習えで従えれば良かった。
そうしたらこの社会に順応できたのだろうか。

こういう事を考えだすと、どうしても新卒サラリーマン時代の自分が顔を出します。

今でこそ写真家としての自分が居ますが、昔は福島の公立大学を真面目に卒業し、円満に就活を終え都内のITベンダーに勤める営業マンでした。

toB向けに資産管理ソフトを提案する営業。一人前になるのに数年かかる職種です。せっかく採用頂いて、その部署の営業で唯一の新人。

当時は、とても「意識の高い」新卒社会人だったと思います。笑
キッチリとスーツに身を包み、満員電車が嫌いで早朝に出社し、コーヒー片手に日経新聞、メールチェック。オフィスビル高層階のカフェテリアから眺めた景色は今でも覚えています。

当時はただただ、ガムシャラに頑張っていました。けれど、「自分はこの仕事が好きなのか?」というところでずっと引っかかっていたものがありました。

元々、社会人経験を積んだら数年で辞める予定でしたが
結局のところは給料の為に自分の時間を売っていただけに過ぎない日々に、意味を見出そうとする方が難しく、日に日に疲弊していく自分がいました。

なんで他の人ができるのに、自分にはできないんだろうと責任を感じて苦悩した時期もありました。

好きじゃないことは続かない。

あの時に、本当に好きな仕事に新卒として就いてやり甲斐を感じて働けていたなら、また違う未来があったのかと思います。

その頃に今携わらせて頂いているラブグラフがこの世にあったなら、なんて思ってしまいます。

自分の就職活動は、短期的な意味では成功でしたが長期的な意味では失敗でした。

会社の上司にも迷惑をかけてしまったし、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、合わなかったものは仕方ない。

会社を辞めて、写真を撮れる日がまた学生の頃のように増えていき、自分の中の輝きを取り戻していったように思います。

以前は、写真は写真。仕事は仕事。
写真でお金を頂きたくないなんて思っていた頃もありました。
ですが、自分の写真はそれだけの価値があるということを自分自身が正面から受け止め、活動するようになってからは自分の道が大きく開いていきました。

色々と試してきてわかった事は、
結局続ける事が出来るのは、自分にとっては写真なんだと。

好きなことしかできない。したくない。
という、自分の気持ちに素直になって
好きな写真を撮っています。

昔、いわゆる成功者が言っていました。
素直さが大事だと。

数年、様々な経験を経て
それがやっと腑に落ちました。

写真が、自分をたくさんの知らなかった世界に連れて行ってくれました。
そしてこれからもそうなのでしょう。

好きこそ最大の原動力。

好きなことしか続かない。

器用に生きる必要もない。
自分にできること、
好きなことをして生きていく。

それでいいんだよって、
これがもっと認められる世界になったらいいな。

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