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クリエイターには「余白」が必要

創作をする全ての人に共通するかもしれない、いろんな意味での「余白」に関するお話。

こんにちは。
私はもともと印刷会社でデザイナーのような仕事をしておりました。
しかし学生時代本当は絵を描く仕事につきたい!と考えていました。

私にはあまりクリエイターとしての素質がなく、積み上げてきた実績もなかったためクリエイターとして働く道を諦めました。

今回は私の失敗から学んだクリエイターに必要だと感じる要素についてお話しさせていただきます。


時間的余白

まずは「時間的な余白」についてです。
どうしてクリエイターに「時間的余白」が必要になるのかを説明します。

考え事をしているときにふっとアイデアが思いつく

みなさんはお風呂やトイレなどでふっと良いアイデアが思いつくことがありますでしょうか?
なぜこのような現象が起きるのでしょうか?

それは考えることに集中しているからだと私は思います。
人は一日の中で膨大な量の思考を行います。

ただこれらの思考は"ながら"で行われることが多く、集中して思考する時間は少ないかと思います。

時間的余白がある場合にはこのような思考に集中する時間が生まれるため、よりよいアイデアが思いつくことが多いのです。

仕上げにコストをかけることができるようになる

私は以前「仕上げに時間がかかる」ことを記事にて解説させていただきましたが、この仕上げ作業にコストをかけないと作品のクオリティが上がりづらく、評価されづらくなってしまいます。

「時間的余白」があれば仕上げ作業にコストをかけることができ、評価してもらえる作品づくりが可能になります。

アウトプットの量を増やすことができる

あらゆる物事に共通しているのですが、成長するためには「経験」が必要不可欠です。
ではより多くの「経験」を積むためにはどうすれば良いのでしょうか?

その答えはもちろん「回数をこなす」です。
クリエイターであればアウプットの量を増やすことが成長につながります。

「時間的余白」があることでアウトプットの量を増やすことになりますので、結果としてクリエイターとしての成長につながります。

時間的余白をどうやって生み出すか?

では時間的余白を作るためには、どのような取り組みが効果的なのでしょうか?

少しですが例をあげます。

本当に必要なもの以外を徹底して削る

あなたの一日の中で本当にやらなければいけないこと、いくつありますか?
一つ二つではないかもしれませんが、別に必要ではないことに時間を取られていないでしょうか?

今取り組んでいることが本当に必要かどうか、深く考えて削る努力をしてみてください。
一日の中で使える時間が増えて時間的余白ができてくると思います。

やり方に無駄がないかを考える

「想定していたよりも時間がかかってしまった。。。。」
こんな風に思うこと、多いのではないでしょうか?

実はやり方に無駄があるのかもしれません。
いったん手を止めて、落ち着いてフローに無駄な箇所がないか考えてみましょう!!

自由時間を設ける

何の目的もなくダラダラ過ごす時間、必要ですよね?
ただやらなけれないけないことも多いですよね?

であればむしろ「ダラダラ過ごす自由時間」こそきちんと管理する必要が出てきます。

例として毎日20時から21時半まで学習!!そこから22時半までは自由時間!のように自由時間を制限します。


精神的余白

次に精神的余白です。
こちらはどれだけ心に余裕が持てるのかということなんですが、時間的余白と違って少し捉えづらいかもしれませんね。

こちらもいくつか説明します。

脳のリソースは空けておかないとうまく機能しない

常に多くの考えが頭を巡っている時って、なかなか新しいことを考えることが難しいですよね。

人の脳の作りって実はPCに近いんじゃないかと思うんです。
ほら、PCのメモリもいっぱいいっぱいになると動作が重くなってしまいますよね?

つまり脳のリソースは空けておかないとうまく機能しないのです。

批判的なフィードバックに耐えられない

クリエイターは必ず自身の創作物を一般に公開します。
基本的には肯定的な評価をいただけることが多いでしょう。

しかし実際には批判的な意見をもらうこともあります。(そして成長には批判的な意見が欠かせないものです)

そういった自身の精神に悪影響を与えるものを受け入れる準備ができておりますでしょうか?

精神的余白がないとこういったフィードバックがあったときに、耐えきれずにすぐ辞めてしまいます。

アイデアを生み出す労力が残っていない

疲れている時って何もする気が起きないですよね。。。
残業して22時ごろに家に帰ってからご飯を作るのは非常にストレスになると思います。(私だけでしょうか?)

クリエイターにとってもアイデアを出すことはこういった労力がいる作業なのです。

心が疲れていては創作はできません。

精神的余白をどうやって生み出すか?

正直精神的余白はメンタルヘルスの領域なので
あまり下手なことは言えません。

しかしクリエイターとしての自衛術や、気持ちの切り替え方など
自身の経験からわかったこともいくつかあります。

気に入らない相手には深入りしない

創作にかかわらず、どんなコミュニティにも「どうしても受け入れられない相手」というのは存在します。

そういった方と深く接触してしまうと精神的余白が大きく失われてしまいます。

そういった方とはなるべく早い段階で距離を取るようにしましょう。

睡眠を多く取る

睡眠時間が少なくなるとイライラしてしまう。
このような話はよく聞きますよね。

反対に睡眠を多く取ることによって心が安定すると私は考えています。

実際何か嫌なことがあった日はいつもよりも早く寝るように心がけています。
翌日別に何も問題は解決していないのだけれども、なぜか不思議と心が穏やかに感じる。昨日の出来事も許せてしまう器を手に入れることができます。

批判は第三者に向けられたものと考える

誤解して欲しくないのですが、これはあくまでも仮定の話です。

自分に向けられた批判を第三者に向けられたものとして、客観的に捉えるということです。こうすることで自然と批判に大してフラットな目線で見れるようになります。

定期的に姿勢を変える

創作活動は基本的に同じ姿勢でもくもくと取り組むことが多いのですが、同じような姿勢が続くと身体に不調をきたすだけでなく、心にもダメージが入ります。

ストレッチをしたり、姿勢を変えることでリラックスすることが可能になります。

さいごに

いかがでしたでしょうか?
今回の記事は少し長くなってしまいました。。。
本当はもっと書けるとは思うのですが、あまり長くなってしまっても退屈ですのでこの辺で終わりたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました✨
もしよろしければスキ・フォロー・コメントよろしくお願い致します🙇‍♂️

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