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ピンとこない、の正体とは?辻村深月「傲慢と善良」

いやー面白かった。
ここ数日、スキマ時間を見つけては読んでいた一冊。

ふう。
やっと読み終わって嬉しい。

でも読了によりワクワク、ソワソワも終了して、ちょっと寂しさもあったり。
これは、「傲慢と善良」ロスなのか?笑

で、どんな話なの?

婚約者・坂庭真実が忽然と姿を消した。
その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。
生きていく痛みと苦しさ。その先にあるはずの幸せ──。

本の概要より

恋愛ミステリー小説、かな。
婚活で出会った2人の話。

ネタバレになっちゃうので詳しくは書かないけど…

結婚相談所の小野里さんが言っていた
相手に「ピンとこない」と思うその正体は何なのか、という話が一番衝撃だったかも。

読んでゾワッとした。
確かにそうなのかもしれない。

他にも色々あるんだけど、それはぜひ読んでみてほしいなぁ。

女性の私はおもしろいと思ったけど、
男性が読むと、また抱く印象が違うんだろうなーと思ったり。

過去の自分はどうだったかなぁ?
なんて考えながら読んでると、なかなか進まなかったり。
でも、それがまた楽しかったり。

あと
山本文緒さん「自転しながら公転する」
とちょっと似てるなーと、読みながらぼんやり思う箇所も。
たぶん共通のあるキーワードがあったからだと思うんだけど…
ネタバレになるから、それは言わない(笑)

とまあ
ぼんやりとした感想をつらつら書いただけなので、何言ってるか分かんないよ、って感じかもしれません。
そう思った方、ぜひ読んでみて。

辻村深月さん、名前は聞いたことあったけど本は読んだことなくて。
今回初めて読んでみて、著者の他の本も読んでみたいなーと思った。

小説って、やっぱりおもしろいなぁ。

〈あとがき〉
図書館でハードカバー借りたんですが、めっちゃ分厚くて重かったです。借りといて文句言うなよって話ですが、紙で読むならやっぱり文庫版やね。
今日もありがとうございました。

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