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バラ色の回顧。

kindle Unlimited対象本のこちら。
「こどもバイアス事典」

子ども向けですが、大人も楽しめます。
様々なバイアスが、分かりやすく書かれている本。

ちなみにこれ、色んなシリーズがあります。
特に「こども行動経済学」は気に入っていて、たまに読み返してます。


で、今日は
この本で知った、あるバイアスの名前の話。

******

「昔はよかった」
「あの頃はよかった」
「今どきの若い人は」

面倒くさい人がよく言うアレ。
ありますよねぇ。

みなさん、きっと一度は聞いたことあるはず。
(自分が発している可能性も…なくはない…)

で、この現象。
名前があるって知ってました?

それが、バラ色の回顧

バラ色の回顧
過去の出来事をそのときよりもよい思い出として、美化して思い出してしまう傾向のこと。
「過去美化バイアス」と呼ばれることもある。

こどもバイアス事典p97

そうか、これって名前があったのか。

バラ色の回顧…
バラ色の…回顧…?

追いかけても追いかけても
逃げて行く月のように
指と指の間をすり抜ける

バラ色の回顧〜
(バラ色の日々よ〜)

そうか、そうだったのか。(は?)

******

このバイアス名を知って、ちょっと嬉しくなったんです。

「昔はよかった」
「あの頃はよかった」
「今どきの若い人は」

これらのフレーズを発する人に遭遇すると、
「ああ、またそれか…」
とゲンナリしていたのです。

ただ、私は「バラ色の回顧」という言葉を知った。
以降、このフレーズを聞いたら…

「バラ色の回顧(゚∀゚)キタコレ!!」

と思い、ニヤニヤしつつ、脳内で「バラ色の日々」(替え歌Ver)を歌えばいい。

そう考えると、むしろバラ色の回顧に遭遇したい気すらするのです。

バラ色の回顧〜♪
バラ色の回顧〜♪
Ohhhhh バラ色の回顧〜♪

ビューティフォー!!
(LIVEだと必ず吉井さんが言う。ここまでがワンセット。)

あ、ビューティフォー!!が聞きたい人は、1:00あたりからどうぞ。↓

******

で、何が良いたいかというと。

モヤモヤすることがあっても
その現象に「名称」があると知ると、落ち着くことってありませんか?

「マリッジブルー」とか?

あと一概には言えないけど、病気もそうなのかな。

「そうか、これは”腱鞘炎”なのか」
「”四十肩”ってやつなのか」

みたいな感じ?

「それなら仕方がないか」
といったような、納得感が得られるからですかね。

******

「バラ色の回顧」の他にも
モヤモヤする現象各種に名前がついていることが知れて、面白いです。

子ども向けってあるけど、むしろ年齢を重ねている人こそ読んだ方がいいんじゃないか?と思う本でした。

気になる方、チェックしてみてくださーい。

<あとがき>
バラ色の回顧は、年齢を重ねると誰しも通る道。だから「面倒くさがらずに許してあげましょう」みたいなことが、本に書かれていました笑
今は面倒だなと思っても、あなたたちが成長したとき、きっと「今どきの若い人は」と思うはずだと。
この本が流行ったら、ものわかりの良い子どもが増えるのかな?笑
今日もありがとうございました。

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