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KOSE、POLAも中国マーケットに注力することを発表
資生堂に続いた日本の各化粧品メーカー
以前、資生堂が中国マーケットに注力をしていくことを発表したという投稿しましたが、ここにきて続々と日本の各化粧品メーカーも中国マーケットに注力していくことを発表していますね。このことも、以前に投稿した記事の通りになっています(別に自慢したいわけではありませんよ)。日本以外のグローバルブランドも同じような動きをしているので、ここまではある程度予測できたことです。では一方で、日本のマーケットに対する各社のスタンスはどんなものでしょうか。
訪日外国人需要は、来年以降回復の見立て
いくつかのクライアントと話をしてみたことをまとめると、日本市場の「対日本人」マーケットは、6~9月に向けて徐々に回復して10月頃には元通り。日本市場の「対訪日外国人」マーケットは、来年の春節(2月)頃に回復すると見込んでいる会社が多いようです。私もおおよそ、同じ意見です。(クライアントがこんな考えなのに「今だからこそインバウンド向け広告を仕込んでおきましょう」と言ってセミナーやっているインバウンド系の広告会社は、大丈夫ですかね。よほど運転資金に余裕があるんでしょうかね。。。なんて)
中国は空港でPCR検査実施の動き
先日、一部報道で中国側から「ビジネス需要に対する入国禁止の一部緩和」の打診が日本側にあったという報道がありました。それを受け、日本でもビジネス渡航者に対してPCR検査を受けた上での「陰性証明書」を発行することを検討し始めたようですね。こういった報道を見ると、訪日客の回復に向けて順調に前に進んでいるようにも見えます。ただ先日聞いた、中国のとある確かな筋からの情報によると、中国本土の各空港でPCR検査が実施できるように、年末まで人の配置のシフトが組まれたそうです。これはどういうことか。中国と日本の航空便が行き来できるようになっても、中国に到着したらPCR検査を受けなければならない。検査結果がでるまで数時間空港(もしくはホテル?)などで待機する必要があるようです。(日本側の検査結果だけでは、納得してくれないようです)そこまでして、中国に入国するのはビジネス需要だけであろう、と考えるのが普通でしょう。つまり、今年中のビジネス以外の訪日旅行客はほぼ見込めないということが、ほぼほぼ確定的となりました。これは厳しいですね。。。。。
今日も現場からは以上です。
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