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中国を舞台にした全世界の企業が参加するビジネス版天下一武道会がスタートした

中国では買い物欲が復活

全世界の至る所でロックダウンされ、正常な経済活動が完全にSTOPしてしまっている現在。そのことで、あらゆる企業が苦しく、売上が下がっていることは火を見るよりも明らかです。そんな全世界が苦しんでいる中で、中国では「ウィズコロナ」の状態で、日常生活が戻りつつあります。日常生活という意味合いの中にはもちろん買物も含まれていて、1~2月にかけて自粛モードで買い物を控えていた層も、貯め込んでいたストレスを一気に発散するように買物するようになっています。

全ての予算を中国マーケットに

このような状況で、日本を含めた世界中の企業は何を考えるか。そうです、「中国で自社の製品を販売しよう」となるわけです。実際にいくつかのグローバル企業さんに話を聞くと、すでにヨーロッパやアメリカでのプロモーション予算を、全て中国につぎ込む、という話が出てきています。今までも中国の越境ECサイトで販売をする場合、日本の競合他社だけでなく、日本以外の国も競合として考える必要がありました。しかし、ここからはその環境が予算をかける分いままでよりもっと激しく、壮絶なパイの取り合いがスタートするのは間違いありません。

日本企業が意識するべきこと

日本企業も、恐らくこれから「日本のマイナス分を中国で取り返そう」という動きが大きくなってくると思います。けれども、闘わなければいけない相手は予算をかけてくる分今まで以上に手ごわく、グローバルな視点を持たないといけないということを念頭に置く必要があります。ドラゴンボール世代の筆者からすると、強者同士が腕を競い合うまるで天下一武道会だな、と思ったので、この記事のタイトルにさせてもらいました。
さあ、優勝して50万ゼニーを手に入れるのは誰だ!?なんて。

現場からは以上です!

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