見出し画像

お留守番のとき、おもちゃをケージの中に入れたほうがいいの?

犬をお留守番させるとき、飼い主さんはどうしても罪悪感を感じてしまいますよね。ワンちゃんに寂しい思いをさせちゃうんじゃないか、、、って不安になります。noteの中でも分離不安について、触れていますが、やはり、社会的な動物である犬は独りぼっちになると不安を感じやすいといわれています。

でも、いつもかまってあげられるわけではないし、お留守番をさせなきゃいけないこともあります。

なので、一番のお勧めは「一人の時間って楽しい♪」ってワンちゃんに思ってもらえるようにトレーニングをするということです。一人の時間を楽しくするためには、ワンちゃんが一人で休息する、あるいは遊べるよう環境を整えてあげる必要があります。一人遊びのさせ方を考えてみましょう。


1.お留守番時に入れていいおもちゃは?

まず、ぬいぐるみや引っ張りっこに使っているロープなどは、長時間ワンちゃんが噛むようにできていません。綿を食べてしまったり、誤飲の可能性もあるため、絶対に避けましょう。代わりにコングや犬用の知育玩具は、長時間犬が噛んでも壊れないように作られています。以下でもご紹介していますので参考にしてください。

Tips
ワンちゃんの噛む力や体格によってはコングなどでも、噛みちぎるリスクがあります。まずお留守番でいきなり初めてのおもちゃを与えるのではなく、飼い主さんが見ている中で、長時間遊べるか、というのを確認しましょう。


2.何個まで入れていいの?

何個でもいいですよ!ケージのサイズにもよりますが、お留守番の長さに合わせておもちゃの数も変えていきましょう。いつもコングはどのくらいで食べ終わりますか?例えば30分で終わるのであれば、6時間など長時間お留守番させるには、ワンちゃんも物足りなくなるかもしれません。また飽きっぽいワンちゃんの場合は、一つを長く使えないかもしれません。

・一つの知育玩具でどのくらい遊ぶのか
・どの知育玩具が一番好きなのか

を飼い主さんが把握したうえで、お留守番させる時間にあわせて、一つまたは何個か入れるようにしましょう。

また、毎回同じおもちゃだと飽きてしまう可能性が高いです。賢いワンちゃんだと、攻略法を見つけて、すぐに食べきってしまうなんてこともあります。飽きてしまうと、お留守番の時間=退屈な時間になってしまいますので、そうならないように、知育玩具は少なくとも5つくらい持っていて、それを組み合わせて、ローテーションを組んでいくようにしましょう。

3.おもちゃを楽しく遊んでもらう秘訣は?

難易度とおやつの種類を変えていくことです!

毎回同じおもちゃで、同じおやつが入っていたら、人間だって飽きちゃいますよね。中身は犬が好きなものを入れ替わりで使っていくようにしましょう。犬が好きなおやつは何か、いろいろ探してみましょう

また、中に詰めるおやつの粒を大きくして、難易度をコントロールするのも長く遊んでくれる秘訣です。小さい粒と大きい粒を両方入れておいて、小さい粒で興味をひきつつ、大きい粒に匂いの強いチーズなどを使うと、ワンちゃんはその匂いが気になって、取り出すまで遊んでくれるかもしれません。


4.まとめ

プードルやコリーなど知能が高いと呼ばれる犬は、特にこういった頭を使うゲームやパズルフィーダーなどは得意です。長い時間遊んでくれると思います。

ワンちゃんが興味を長くもってくれるように、難易度や楽しさを変えながらワンちゃんにあわせて、変えていけるといいですね!


■Yokohama Dog Academyでは

犬の学習理論、犬の心理学をもとにしたトレーニングおよび問題行動改善を行っています。問題行動修正、しつけ、なんて聞くと、とっても怖いしつけを想像される方がいらっしゃるのですが、実はワンちゃんもしっぽぶんぶんしながら、トレーニングをしていく方法があるんです。そんな方法を知りたい、やってみたいという方、お申込みはこちらから!お気軽にご質問ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?