【横浜ビールとめぐりあい vol.1】新ブランド「めぐりあい meguriai 」誕生によせて
私達は22年目を迎えたクラフトビールメーカー「横浜ビール」です。地域と人を大切に「街のビール屋」として沢山のワクワクを届ける事を大切にしています。
これまで「横浜ビール」が発売してきた季節限定商品(フルーツビール)がブランド「めぐりあい meguriai 」として一新。第一弾「小田原オレンジ ペールエール」は6月8日(火)より発売されます。
それに併せてnoteでは 「めぐりあい meguriai 」にまつわるエピソードや、携わっている方々を紹介する連載企画「横浜ビールとめぐりあい 」をスタート!
第一回目のテーマは、シーズナルビールブランド「めぐりあい meguriai 」についてです。
「横浜ビール」とフルーツビール
「めぐりあい meguriai 」のビールは「横浜ビール」がこれまで発売してきた季節限定ビールです。地元生産者の方々によって育てられた貴重な果物や、農産物を使用しています。
舞岡の紅ほっぺ、小田原の清見オレンジ、小机の完熟ドラゴンフルーツ、綱島の日月桃、戸塚の浜なし、道志村の柚子。
これらは全て、生産者の方々との信頼関係によって毎年醸造させて頂いている大切なビールなのです。
「横浜ビール」の醸造士は果物の素材を活かす為にレシピの改良を毎年重ねてクラフトマンシップを発揮しています。
「横浜ビール」醸造士の井田章一さんは
「年間を通して作っている季節限定ビールですが、僕ら自身も実際に現場に足を運び、収穫の手伝いや種まきなどにも参加して作り上げているビールもあります!ビールを作る上でもそのような段階から携われるのはとても良いことだと思っています。完成した時の嬉しさもひとしおです!」
と語ります。
「横浜ビール」ECサイト運営の澤田真奈美さんには
「“街のビール屋として人と関わり、人を伝える。自分たちの住む街を誇りに思ってもらう”という『横浜ビール』の理念を一番表わしているのが季節限定ビールだと思っています。
私達にとってお客様に人と街を伝える大切な「定期お知らせ通信」のような存在です。」
と、季節限定ビールの魅力をお話し頂きました。
また「横浜ビール」販売店舗でありイベント開催や、農作物の収穫まで共に取り組んだ事がある「2416MARKET(NEWoMan YOKOHAMA 6F)」ショップマスターの横道絹子さんにも
「ビール発祥の地である横浜生まれのビール、というだけではなく地域のお客さまや生産者さまとの繋がりを大切にし、地域に根差す企業として生産地支援やお客さまを巻き込んだイベントの開催など、アグレッシブに挑戦されている姿勢が素敵です。もちろんビールが美味しいのも魅力のひとつです!」
と、お話し頂きました。
【2416MARKET】神奈川で愛されるヒト・モノ・コトが体験できる7つのショップ。所在地:横浜市西区南幸1-1-1ニュウマン横浜6階HP:https://www.2416market.jp/about.html
シーズナルビールブランド「めぐりあい meguriai 」
「めぐりあい meguriai 」は生産者の方々、土地の魅力を“めぐる季節”の訪れと共に楽しんで頂きたいという想いから名付けられました。“街のビール屋”を目指している「横浜ビール」ですが、まだ馴染みがないと言う方も多いかもしれません。
私達はこのビールを手にとった一人ひとりとの“巡り会い”も大切にしたい。そうした想いを一つに、このビールを通して「人」「土地」「季節」を巡り、素敵な出会いを育んでゆけたらと思うのです。
想いをのせた「めぐりあい meguriai 」新ラベル
「めぐりあい meguriai 」と共にラベルもリニューアルします。ラベルデザインを担当したのは、デザイナーの木村薫さんです。
【プロフィール】木村薫 /デザイナー
個人事務所「14product(イチヨンプロダクト)」代表。デザインで地域を元気にするをモットーに、横浜を拠点に活動している。パッケージからイラストレーションなど、デザイン全般を手掛ける。2017年「おいしい東北パッケージデザイン展2017」で優秀賞(秋田県知事賞)受賞。2019年独立。2020『日本パッケージデザイン大賞2021』入選。HP:http://14product.jp
木村さんは、個人事務所「14product(イチヨンプロダクト)」の代表として「デザインで地域を元気にする」をモットーに横浜を拠点に活動されているデザイナーの方です。
「地域と人に関わりながら物を作る事が面白いと感じます。」
と言う木村さん。
「小田原オレンジ ペールエール」のラベルデザインも木村さんと「横浜ビール」が対話を重ねて完成したものです。
これまでに「ヨコハマIPA 」「ザ・カハラホテル&リゾート横浜オリジナルラベルビール」「俺たちのIPA -OUR PRIDE-」のラベルデザインを担当頂きました。
「小田原オレンジ ペールエール」のラベルデザインについて
「最初はシーズナルビールに対するイメージが漠然としていました。果物のフォルムの可愛らしいデザインなど、いくつか提案しましたが『横浜ビール』らしさとは何だろうかと引っかかっていて。悪くはないけれど、これしかないとは言い切れない。
そこで『シーズナルビールとは何の為のものだろうか』と再定義させてもらい、お互いに考えを共有する事が出来ました。実際に『あきさわ園』さんにもお伺いして、作り手の思いを伝えようと取り組みました。
「『横浜ビール』と生産者の方々との出会い、信頼関係によって造られた特別なビール。このストーリーや拘りを表現するため、小田原の広い空とオレンジの木、人が見える風景を手描きのイラストで素直に表現しました。他では置き換えられない横浜ビールらしさが表現できたのではないかと思います。」
と完成までの想いをお話し頂きました。
「小田原オレンジペールエール」発売
神奈川県小田原市「あきさわ園」で丹精を込めて作られた「清見オレンジ」を爽やかなエールに仕上げた「小田原オレンジ ペールエール」。シーズナルビールブランド「めぐりあい meguriai 」第一弾です。
横浜の水源地「道志村」の清涼な湧水を使用し、約100kgの「清見オレンジ」の皮と果汁を発酵前に投入。これからの季節にぴったりな爽やかなフレーバーをまとったビールです。
「あきさわ園」は300年以上の歴史を持つみかん栽培の伝統を現在も引き継いでおり、自然の仕組みに逆らわない農業にこだわっています。
収穫後、檜造りの土蔵でじっくり熟成させ、美味しい頃合いを見て出荷される「清見オレンジ」には、畑ごとの良さがあります。そんな「あきさわ園」と「横浜ビール」による「小田原オレンジ ペールエール」を是非、お楽しみ下さい。
販売店舗:元町ユニオン元町店、京急ストア鶴見西店、未来酒場コレットマーレ店、リンコス横浜馬車道店、セブンイレブン本牧原店、セブンイレブン横浜ハンマーヘッド店、日本百貨店あかれんが、デイリーヤマザキ新横浜駅前店、デイリーヤマザキ戸塚秋葉町店、イトーヨーカ堂川崎港店、イトーヨーカ堂大森店、イトーヨーカ堂小田原店、イトーヨーカ堂綱島店、イトーヨーカ堂大井町店、イトーヨーカ堂鶴見店、NEWoMan横浜、イトーヨーカ堂横浜別所店
横浜ビール通販サイト:https://www.yokohamabeer.shop/items/33270569
あきさわ園:http://www.natu-aki.com
執筆・撮影:工藤 葵(写真家・横浜ビール広報)
編集:横内 勇人
(横浜ビール広報・ファンプロジェクトゼネラルマネージャー)
シーズナルビールブランド「めぐりあい meguriai 」第一弾「小田原オレンジ ペールエール」発売記念ムービー
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