yoko@hanashikata

元アナウンサーが教える話し方教室代表。小学生から大人まで人前で話すことをお伝えしていま…

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元アナウンサーが教える話し方教室代表。小学生から大人まで人前で話すことをお伝えしています。 話が上手なことは素敵なことですが、もっとも大切なことは、自分の気持ちを言葉にできること。 生き方が言葉に表れます。 私自身、正直に生きることから始めています。

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乙武大行進

今日は暗い顔やねって言われた。 自分では一番には疲れているんだろうと思っていたが、それだけではなかった。 昨日は安倍元首相が銃撃され、お亡くなりになった。日本のリーダーだった方が卑劣なテロに遭い、短時間で命を落とされたことにショックを受け、怒りが湧いた。 安倍さんのファンかそうでないかは関係なく、あっさりと命がなくなってしまうこと、なぜそうならざるを得なかったのかを考えて落ち着かなかった。 夜、乙武氏がyoutubeで安倍さんへの思いを伝えられた後、今回のことは「民主主義

    • スピーチに必要なこと

      こんばんは。 久しぶりの書き込みです。 こどもの高校受験も無事終わり、最近は少し一息つく時間もできました。 さて、4月に入り、入学や入社、新学期を迎えた方も多いでしょう。 今日は、この時期特に必要になるスピーチ力について書いてみます。 みなさんは、普段から人前でスピーチをする機会はありますか。 緊張しますし、なるべく避けたい項目ですよね。 しかし、どんな場所にいても突然必要になるのが、スピーチ力なんです。 当たり前ですが、スピーチは目的によって話す内容が変わります。 自己

      • みんなちがってみんないい

        やらなければいけないことがあるのに、noteを開いてしまう私、 現実逃避屋です。 さて、最近うちの子どもと話していて感じるのが、 あなたたち「みんなちがってみんないい」って思ってるよね、本気で思ってるよね?ってことです。 z世代のわが子たちは、Eテレで金子みすゞの詩を聴いて刷り込まれたのかわからないけれど(幼稚園から帰って「お母さんといっしょ」を視聴した世代)、団塊の世代Jr.の私とまーったく違う価値観で生きていて、新しいなって思うことしょっちゅう。 世の中ほとんどの人が

        • 長ーいマスク生活

          うちの家族は、いつの間にか全員目が悪くなり、メガネで過ごしていた子ども達もコンタクトレンズを着けるようになった。しかも、ワンデイだから家の在庫があっという間になくなり、その時は私が買いに行くことになっている。 昨日、子ども達のそれを買いに某コンタクトレンズ屋さんへ行った。若々しい女性の店員さんが応対してくれて、笑顔がとっても素敵だった。 けれど、店員さんと私の間にはアクリル板があるし、彼女はきっちりマスクもされているので、全然声が聞こえない。 見たところ、丁寧に話される

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        • 人間関係
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          畏れとは

          美しい山々や海、どこまでも続く草原、寺社仏閣などを目の前にした時、心が洗われると同時に畏敬の念を抱くことがある。 畏敬の念とは、崇高な存在に畏れ敬うことだが、私は、この畏れるという感情を人間関係の中でも持つべきだと思う。 特に身近な人、いつも反論せず意見を聞いてくれる人、あなたを理解しようとしてくれる人に対して「あの人は優しい人だから・・少しくらいのわがままなら・・分かってくれているだろう」というような気持ちを持つことはないだろうか。 これは「甘え」だと思う。子どものまま

          教育の方向転換:子どもたちへのナッジ

          私はいつも人に対して、英語でいうところのナッジ:そっと後押しすることを心がけている(つもりでいる)。 ナッジ(nudge)は直訳するとひじで軽くつつくことという意味もあるが、軽くつつつくだけで相手に行動変容が起こることはまあ珍しい。 しかし、整った環境が作られれば、可能なのだとは思っている。 私は細々と話し方教室を開催しているが、子どもたちに教える時、「こうしなさい」「ああしなさい」と答えを決めて話させるのには抵抗がある。 今から数十年前、自分が小中学生だった時を振り返って

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