Yoko KUI

マーケティング会社の人材開発担当です。「働く人が1日プラス5分、幸せを感じられる」こと…

Yoko KUI

マーケティング会社の人材開発担当です。「働く人が1日プラス5分、幸せを感じられる」ことが個人ミッションですが、現実とのはざまで右往左往しています

最近の記事

東京オリンピックでの8つの気づき

東京オリンピック、先日閉幕しました。 オリンピックには興味がさほどなく、直前まで「中止?」と思っていたのですが、ふたを開けたら、これまでにないほど熱心に観戦していました。その中で、気づいたこと8つを書いてみたいと思います。 1.SNS観戦楽しい こんなに熱心に観戦できたのは、友達とのグループLINEの存在が大きかったです。 一人オリンピックマニアの子がいて、競技や選手の豆知識を解説してくれて、私のような素人でも楽しく観戦できました。よなよなLINEに集まり、「今からレスリ

    • 「漁港の肉子ちゃん」 好きなように映画を作れるとしたら、どんな映画を作るだろう

      先日、明石家さんまさんプロデュースの「漁港の肉子ちゃん」を観てきました。 でっぷり太ったお人よしの肉子ちゃんと、その11歳の娘。とある事情で流れ着いた漁港での生活を描いています。主人公は娘で、小学校高学年が感じる世の中のキラキラ感、友達との関係、不安感や無力感、自我の芽生え、母への気持ち、が鮮やかな色彩で描かれていました。好きな映画でした。 ****************** 映画について、後日夫と晩酌しながらしみじみ話したのですが、 「金持ちの正しい道楽だよね」

      • 会社にハレの日をつくろう

        昨日、部署のオンライン飲み会がありました。 オンライン飲み会って、話しにくかったり、つまみが自前だったり、面倒なこともありますが楽ですね。仕事を終えて、夫にカレーをつくって、私もカレーとビールで参加。ちょっと抜けて夫におかえりを言って、終わったら酔って電車にのる面倒もなく、5秒でリビングへ。 会社と自宅の境界線がゆるみますね。 同僚の家では、ご飯のしたくをしている間に息子が勝手に参加。 「すみませーん、もう、あっちでおぜん立てして!」 母の顔が見えたのも楽しかったです。

        • 楽しさ・ドリブン

          〇〇ドリブンと言う言葉、最近よく聞きます。 ざっくりいうと〇〇を原動力に動く、という意味で  ビジョン・ドリブン  ミッション・ドリブン  イシュー・ドリブン などなど。 最近よく聞くのは、  パーパス・ドリブン 会社のビジョンやミッションだけでなく、世の中に対する価値、どんな変化を起こせるのか。最終的な企業の目指す世界はなにか。 より広い視野で原動力を問い直すという姿勢です。 ************ 一方、現実はと言うと。  事情・ドリブン  忖度・ドリブン

        東京オリンピックでの8つの気づき

          みんな、勝手にすればいい

          昨年3月より在宅勤務中心となって、すでに1年以上が過ぎました。 6月は一度も出社しませんでしたが、仕事は日々進み、チャットで雑談して、時間があればインプット読書をして。 すでにこの生活がスタンダードになっています。 たまに出社すると、職場の解像度の高さに疲れます。情報と雑音が多く、無駄な移動(トイレが遠い!)に体力を使い。 たまの出社はすでにオフ会状態。会う人会う人と話し込んでしまい、全然仕事が進みません。開き直って、「出社日は雑談が仕事!」と言っています。 そんな弊社

          みんな、勝手にすればいい

          働くアラフォーへの二つの金言

          人生の格言って、意外なタイミングで出会いませんか? 偉い人の話はするすると流れていき、ビジネス本も一時の熱狂の後、「面白かったけど、何が書いてあったっけ?」と薄らいでしまったり。加齢のせいの記憶力低下、と言えなくもないですが。 そんなおぼろげな記憶力の私にも、くっきりと頭に残る金言をご紹介したいと思います。二つとも、なにげなくぼんやり情報にふれていたときに出会いました。 一つ目は、TV番組の「7rules」で湖池屋のマーケティング部、野間和香奈さん。6つ目のルール、「大

          働くアラフォーへの二つの金言

          さようなら、人材育成

          「教育とはfuture pullingである」 大学時代、教育工学の教授から聞いた言葉です。 まだ見えない将来に向かって、人を育てていくということ。 社会人に対する人材育成でも、 「会社の将来のあるべき像」を考え、 「必要な人材像」を考え、 「そのために必要な育成」を決めていきます。 今まさに真っただ中にいるのですが、頓挫につぐ頓挫に心折れる日々です。 最近、会社の経営方針が大きく変わり、経営がめざす「あるべき像」と現実のギャップが、サウナと水風呂ぐらいの温度差です。

          さようなら、人材育成