稲垣陽子_共創コーチング

社長専門コーチ。コーポレートコーチングを中心にコーチ歴20年以上。国際コーチング連盟認…

稲垣陽子_共創コーチング

社長専門コーチ。コーポレートコーチングを中心にコーチ歴20年以上。国際コーチング連盟認定マスターコーチ(MCC)。2014年より共創コーチ®︎養成スクール運営。のべ800名以上のコーチを養成。スクールはACTPを取得。著書「言いづらいことをサラリと伝える技術」三笠書房

マガジン

  • 【co-creative life】共創を生きる

    共創及び共創コーチングについて書いています。共創が生まれた実例、共創コーチングのスキルやインタビュー記事なども書いていきたいと思います。

  • 言いづらいことをサラリと伝える技術

    言いづらいことをさらりと伝えられるようになりたい、言いづらいことサラリと伝えてさらに良い関係を築きたい、そんな方向けのコミュニケーションのエッセンス。2018年三笠書房から出版された「言いづらいことをサラリと伝える技術」の著者が送る日常のコミュニケーションに役立つスキル集です。

最近の記事

スーパービジョンを学んで_1

昨日と今日は、コーチングスーパービジョンのトレーニングでした。朝8時から夕方まで学んできました。 交流分析、ポリヴェガール理論、トランスパーソナル心理学など、ずっと興味があった分野で私の机の上に積読されている本たちでもあるのですが、期せずして、スーパービジョンの基礎的理論として今回はそれらを学ぶことができ、テンションが上がるとともに、私の中の深い部分に気づくこともできました。 それは、私は深い部分で「I am not OK.」と思っていたということ。 それが、時に私を迫

    • 【10年を引き寄せる グループコーチングの力】

      10年前にコーポレートコーチングをした会社さんから連絡がありました。 当時、課長だった方が部長に昇進され、現在の課長さんに、自分が受けた研修をやってほしいというご依頼です。 こういうのは純粋にとても嬉しい。 この方が元気にご活躍されて部長になられたこともすごく嬉しい。 課長さんには半年間のグループコーチングを行いました。 「この10年いろいろな研修を受けたけれど、グループコーチングはとても印象に残っている。転機にもなった」と言っていただきました。 ここで言いたいのは、私

      • ICF基準のコーチングを身につける意味とは?

        ICF基準のコーチングを身につけること。 それすごい大事だと思っています。 資格を持つもたないは関係なく、コーチと名乗りたいなら、ICF基準のコーチングについてはぜひ学んでいただきたいと私は思っています。 なぜならコーチとは何をする人なのか、他の支援職(セラピーやコンサルなど)と何が違うのかはっきりしてくるから。また、現場で実践する時に必ず迷う時が来る、その時の拠り所となるから。 でも、そのために資格を持ってねとは全然思っていないです。資格はあくまでご自身の頑張った実績の

        • コーチングスーパービジョンを受けたい方、 5名募集します

          コーチングスーパービジョンとはここ数年、コーチング業界にもスーパービジョンの必要性が問われるようになってきました。 コーチングスーパービジョンとは、実際に行われるコーチングセッションについて経験豊富なスーパーバイザーがついて内省していくプロセスのことです。 コーチングのスキルやステップといった目に見える技術的なことについてではなく、セッションの瞬間にコーチ、クライアント、その関係性やシステムについて何が起こり、何が引き起こされているのか、立体的に振り返り、コーチの水準の維

        スーパービジョンを学んで_1

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        • 【co-creative life】共創を生きる
          15本
        • 言いづらいことをサラリと伝える技術
          2本

        記事

          岡山でコーチングコミュニケーション研修を行いました

          先週は岡山で研修でした。 行政で働く3年目の皆さんへコーチングコミュニケーション研修。 一昔前は管理職へコーチング研修することがメインでしたが、最近は年齢が下がっているように思います。若い世代にもコーチングを学ぶ機運が広まっていると感じています。 4日間で200名以上の方に研修を行ってきました。アンケートも全部拝見しましたが、それぞれに刺さるところが違う様子でした。 「あーここに悩んでいるんだね」など、読んでジーンとすることが多かったです。少しでも今回の研修がそれに向

          岡山でコーチングコミュニケーション研修を行いました

          ICFの倫理規定とコアコンピテンシーが学べます

          年に2回開催している、ICFの倫理規定とコアコンピテンシーの講座。5月の開催が間近となってきました。 ICFの倫理規定とコアコンピテンシー(略:Code&CC)については、20数年前から、折に触れて勉強はしてきました。でも、今だから言いますが当時はそんなに興味はなかったんです。「コーチングを議論するときのネタ」「頭で理解するもの」くらいな位置付けで、学んでもすぐに忘れてしまう〜。そんな程度でした。 でも、2019年にコアコンピテンシーが改訂され、その後のスクールファウンダ

          ICFの倫理規定とコアコンピテンシーが学べます

          日本語でコーチングスーパービジョンを学ぶ機会が動き出しました

          【コーチングのさらなる進化に向けて】 スーパービジョンという考え方は、カウンセリングなどの支援職では かなり浸透している考え方です。 コーチにも絶対必要。 でも、今までは、英語でしか学ぶ場所がありませんでした。 そんな中、2024年の5月より、日本語でCSAさんのプログラムを学ぶ機会が動き出しました。CSAはコーチングスーパーバイザーの大手です。 https://ja.coachingsupervisionacademy.com もちろん、独自に(私の場合は英語ができな

          日本語でコーチングスーパービジョンを学ぶ機会が動き出しました

          「きれいな対話」には落とし穴がある

          コーチングは、目の前の人と思考を刺激し続ける 創造的な「対話」を作り出すことです。 しかし、「対話する」ことだけにフォーカスをあててしまうと、 よどみなく、流れるように対話が続くことが 良い対話であると感じてしまうことがあります。 途中で対話が途切れたり、相手が答えに窮したりすると、 うまく対話が作れていないのではないかと不安になることがあります。 よどみなく、流れるような対話は「きれいな対話」になります。 「きれいな対話」とは、当たり障りのない、 リスクのない、感じの

          「きれいな対話」には落とし穴がある

          根も葉もない話がずっと続く関係性がそこはかとなく愛おしい

          うちのスクールでは、毎回プログラム終了後、通称「陽子の部屋」という雑談タイムを30分弱もうけています。 プログラムの感想を話したり、クラス内でできなかった質問をしたり、最近のトピックスなどを話したりします。 写真は、先日のプログラム(受講生のみ参加できるコミュニティーの勉強会)終了後の写真です。 コーチングでお互い知っているからこその雑談はなんだか心がほんわかします。 コーチングの大師匠、伊藤守さんは 「根も葉もない話がずっと続く関係性がそこはかとなく愛おしい」 と

          根も葉もない話がずっと続く関係性がそこはかとなく愛おしい

          コーチのスーパービジョン coaching supervision

          最近、コーチのスーパービジョンが認知されるようになってきました。 (カウンセリングや福祉系ではすでに仕組みとしてあるようです) 普通のコーチングとは違い、内省的な対話を通じてコーチの能力を継続的に構築するものと定義されています。 二つの違いを定義するのは難しいけれど、目標や行動に向けてコーチングをするというよりも、個人の内面(マインドセット)を俯瞰+探求してみて、それが自分のコーチングにどのような影響を与えているのかについてみていくプロセスだと私は思っています。 そんなス

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          マスク下のコミュニケーションで知っておきたい4つのコツ

          コールセンターでは謝罪のとき実際に頭を下げる先日、コールセンターの元副センター長だった方に教えてもらったのですが、 コールセンターでは、相手の顔が見えなくても謝罪をするときは、実際に頭を下げるようにと指導するそうです。 その後、自分でもやってみたのですが、確かに声の抑揚や強弱に変化がでました!感情も自然と乗っているような話し方になります。 (ぜひみなさんもお試しください!) 昔から言われていますが、コミュニケーションは言葉だけが伝わるわけではありません。 言葉以外の相

          マスク下のコミュニケーションで知っておきたい4つのコツ

          場を創る

          共創コーチング実践CLUBといういのものを 7月から立ち上げました。 これは、共創コーチ養成スクールのスクール生が学習終了後も自分自身の 夢や目標の実現に向かって、コーチング及び仲間と触れ合うことができる実践の場です。 先日、第1回のオンラインセミナーを開催しました。 セミナーの名前は題して「BA(場)」と名付けました。 共創コーチングでは、単なるコーチング スキルができる人ではなく、共創が作れる ようになる人、を目指しています。 「場と共創」NTT出版によると、 共

          コーチを変えて気づいたこと

          今年からコーチを変えた。 今のコーチはMCCのIさん。昔からのコーチ仲間で、信頼できるコーチの一人でもある。 実はここ数年はいわゆるプロコーチじゃない人にコーチングをお願いしていた。 コンサルタントやヒーリング系のプロフェッショナルな方々。それはそれでとても役に立ち、たくさん助けてもらいました。 でも、数年ぶりにいわゆるきちんとしたプロコーチにコーチングをお願いしてみて思ったことは、やっぱり、コーチがいる生活はいいな、ということ。 私は2週間に1回、50分コーチング

          コーチを変えて気づいたこと

          描いたビジョンの9割が実現しなかった理由

          部屋の整理をしていたら、数枚の紙が出てきた。 2014年1月に書かれた私のビジョン。6年後の2020年に実現したいことが書いてある。 改めて読んでみたら驚愕!なんと書いていたことの9割が実現していないのです。 こんなに実現しないことがあるんだというくらい、実現していない!! 例えば、 ・パートナーのジョニーが、民間校長として校長先生になっている ・息子15歳。賞金がニューヨーク視察旅行という懸賞文に応募して留学。 ・義父母はレストラン経営 ・父は絵本作家 ・・・など

          描いたビジョンの9割が実現しなかった理由

          ありがとう2020年

          ミレニアムイヤーだから何かが起こると期待して、節目にしようとワクワクできた年初だった。 ありがとう。2020年。 コロナが来て、ずっと前からやろうと思っていたオンラインスクールに舵を切ることができた。コロナが来なかったらいまでもうだうだしていたかもしれない。 ありがとう。2020年。 私じゃなくてもできる仕事、例えば入札がらみの研修とか、コーチング会社ならどこでもいいみたいな企業研修とか、そういうのが全部消えた。 ありがとう。2020年。 逆に、「共創コーチング」に共鳴

          答えは現場にある(在りし日のコーチングから)

          12月に入りました。 この時期のコーチングは、今年1年がどんな一年だったか、振り返ることが多くなります。 今日はそこでの気づきをシェアします。 自分にも他者にも厳しいからマネジメントがうまくいかないAリーダー営業課長のAさんは、実直で真面目なリーダー。 仕事の知識も豊富で製品のことなら誰よりもよく知っています。 だからでしょうか、他者への要求も厳しく、マネジメントとしては指示がキツくて、よく部下や他部署と軋轢を起こしていました。 Aさん自身も自分のマネジメントがうまく

          答えは現場にある(在りし日のコーチングから)