マガジンのカバー画像

読み返したいnote

302
読めてよかったです。また読みます!
運営しているクリエイター

2018年8月の記事一覧

文章表現大原則3つ~山田ズーニーさんのワークショップで学んだことメモ

山田ズーニーさんのワークショップに参加しました。 学んだことを数回にわけて、記録しておきたいと思います。 想いを文章で表現する。 そして、相手に伝える。 そのために必要な最低限の通じる要件。 コミニケションが通じる要件 大原則!①意見:最も言いたいこと、ひとつ。 ②論拠:理由や根拠。 文章表現をするときに、何を言おうか迷ってしまう・・・ まずは2つの要件 「意見→一番言いたいこと」+「論拠→なぜそう言えるのか」を用意。 例えば、「なぜnoteに書くのか」を伝えたい場合

ちゃんとしたい、ってなんだろ

これはちゃんとしなきゃなあ…ってつい考えがちな私に向けて描いたお話。 “ちゃんとする”ってなんだろ? わたしはそのコミュニティの中で「やるべきこと」とされていることをしっかりこなしているとき、人はちゃんとしていると見なされると思ってる。 たとえば、学校というコミュニティなら、宿題やってきてる人、毎日勉強している人。社会人というコミュニティなら、毎日定時に出社できてる人、自炊できてる人とかはちゃんとしてるっていうイメージ。 そして、わたしは周りの人がやってるのに自分が

あした、妊婦さんと会えたなら。

お腹の大きな妊婦さんと話すとき、以前はよく「わー!楽しみですねー!!」と言っていた。 もうお腹も大きいので「おめでとうございます」もなんだかタイムラグがあるような気がするし、 予定日や性別を聞く前のアイスブレイクにもなり、子どもを持たない時点の私が考える、最大にポジティブでイケている声かけだったのだ。 ただ、少し引っかかっていたのは、 私に「楽しみですね!」と言われた妊婦さんたちは、誰一人として「そうー!ほんとに楽しみー!」と100%の同意を示さなかった。 少し

これからの書き手には「国語力」よりも「感情力」が必要だ

 学校の国語の授業で、こんな問題を解かされたことがあるだろう。 「下線部のときの主人公の気持ちを書きなさい」  おもしろくもない小説を読まされて、主人公が思っていることを書かされる。そこで先生が用意したものと違う気持ちを書いてしまえば「✕」だ。主人公の気持ちには「答え」があって、それに合わせないといけない。  ぼくらが国語の授業で習ってきたのは、こうして相手の気持ちを汲みとり、空気を読み、他人に合わせることだった。自分がどう思うかは関係ない。とにかく先生の用意している「

一番好きなフォトグラファー

フィルムカメラを使わなくなってしまった。 飽きたわけでも、流行ったから嫌になったのでもない。 でも、使うのをやめてしまった。 それはただただ勝てないから。 私には越えられないフォトグラファーがいる。 撮っても撮っても近づけやしない。そのことが悔しくて、どうにもたまらない。 相手がとんでもない有名人なら諦めがつくかもしれない。 しかし、その人は世間的には知られていない。隠れた名人、または埋もれた達人。そんな異名でからかってやりたくなるほど表に出ない。 無名で至高の

「ごめんね」は、あくまでも手段でしかなくて。

子どもたちはいつも、いろんなことを教えてくれる。 *** 今から4年前。 これは、わたしがカナダのバンクーバーにある小さな保育園で働いていた時の話。 カナダの文化や社会の在り方がそうさせているのか、海の近くにあったその保育園で流れる時間の早さや、子どもたちの姿には、日本でわたしが出会ったそれとはおおきな違いがあった。 その中でも、わたしが今でもよく覚えている出来事を、noteに書き残しておきたい。 あの日はたしか、数人の子どもたちが園庭で鬼ごっこをしていた。 大

SNS時代の広告写真を、あらためて整理してみる

今回は、最近の広告やPRにおける写真で感じたことを少し整理。 きっかけは、「従来の広告フォトグラファーさんと、最近活躍されているインスタグラマーフォトグラファーさんを同じ括りで考えちゃいけないんじゃないか」と、ふと思ったこと。 Webディレクターと写真をやる自分の視点で、企業のご担当者様や発注側の方に何か参考になる内容にできたら嬉しいです。 きっかけは、インスタグラマーまず、今回書くことのきっかけになったのは、Instagramで人気のフォトグラファーさんの最近の活躍で

「本当のこと」を求めすぎない

「本当の気持ちはどこにあるの?」「本当に大切なことは何?」といったセリフを、今までの人生の中で何度聞いただろうか。 「真実の愛」「本当の自分」なんて言葉がこの世でしばしば使われるように、小説や映画の中でも、現実世界のあちらこちらでも、いつだって人は「本当」や「真実」を求めているよな、と思う。 私自身、自分の気持ちや何か行動するときの理由に対しては、ずっと「本当のこと」がどこかに存在するものだと思っていた。就活をする時には「本当に私がやりたいことは何なんだろう?」、性格や行

なぜ超望遠レンズで花火を撮ることにこだわるのか

実は超も含めた望遠域にこだわるにはいくつか理由があります。勿論「こんなの撮れるんだぜ」という功名心もあるんですが、それは割合的には低くて、一番の理由を今日は書いておこうかなと。 超望遠領域での花火撮影にこだわる一番の理由は「花火写真飽和時代」における、一つの有効な回答になるんではないかと思っているからなんです。そしてそうした写真が今なら撮りやすくなっていることが認知されれば、表現の可能性を広げ、市場価値を作り出し、写真家が参入できる新しい「価値のレイヤー」を作り出せるんじゃ

「自分らしい写真」の見つけ方_イベントレポート

旅好きデザイナー/イラストレーターNAYO(@nayo74)です。 #えいとびたー 主催「自分らしい写真」の見つけ方に参加しました。 トラベルフォトグラファーとして活躍する伊佐知美さん(@tomomi_isa)と古性のちさん(@nocci_84)が写真を撮る時にどういう視点をもつのか?自分らしい写真とは?等、内容をグラレコでまとめています。 *** 自分らしい写真のよいメリット3つ 1)迷いがなくなり、楽しくなる。 → 自分の写真の方向性が定まり、世界観が統一される。