【アラサーOL最近出会った素敵な本】夢をかなえるゾウ
私は本を読むのは好きな方で、小説は東野圭吾が好き。
自己啓発本やビジネス本は買って読んだ気になっていたが、
久々に楽しく読めてなおかつ実生活にも生かせそうな本に出会った。
友人Kindle Unlimitedをオススメされて無料期間だけ楽しんだ際に、夢中で読んだ本。
一時とても流行り、小栗旬や水川あさみ主演でドラマ化もされていた。
「夢をかなえずゾウ」というシリーズで、1-4まで出版されている。
今回無料で読めたのは1-3まで。どれも1冊完結で、読みやすい。
それぞれ、悩みを抱える主人公が、どうすれば成功するのかという物語。
1は、人生に悩む若いサラリーマン。
2は、売れないお笑い芸人。
3は、婚活に失敗続きのアラサー女性。
これらの人物の人生を変えてくれるのが、なんとヒンドゥー教の神、「ガネーシャ」なのである。
このガネーシャがゾウであることから、本のタイトルになっている。
ヒンドゥー教に対する知識は無いのだが、その辺の心配は無用。
ガネーシャは大阪弁で主人公にダメだししまくり、無茶ぶりとも思える指示や課題(教え)を次々と出していく。
シリーズ1-3の”教え”の中で、特に気になったものをピックアップ。
1で気になった教え
「食事を腹八分におさえる」
満腹になると頭も働かなくなるし、身体にも腹八分が良いらしい。
「人が欲しがっているものを先取りする」
常に目の前の人が何を欲しているか察して行動することで鍛えられる。
これはマーケティング思考にも繋がる。
「まっすぐ帰宅する」
これは私ができなかったこと。飲みに行ったり無駄な残業する時間を、まっすぐ家に帰ることで、勉強時間だったり自分の時間を作ることができる。
「その日頑張れた自分をホメる」
ついできなかったことを思って自己嫌悪に陥りやすいけど、今日やったことを思い浮かべて自分の頭を撫でてあげるのも大切かもしれない。
「決めたことを続けるための環境を作る」
「やる」っていくら意気込んでも意味はない。どうやって、いつやるか、その環境を整えることが大事。
「夢を楽しく想像する」
最近「痩せたら」や「英語が話せたら」と言った記事を書いていたのはこの言葉の影響。楽しい想像をすることで努力も楽しく続く。
「やらずに後悔していることを今日から始める」
人生は短いもんね。いつかやる、で後悔しないならいいけど、やりたいならすぐにやるべし!
2で気になった教え
「締め切りを作る」
目標を近場に設定するという意味でもある。いついつまでにここまで達成するという、少なくとも1ヵ月ごとにプチゴールを作っておくこと。
「失敗を笑い話にして人に話す」
失敗してしまったら、ネタができたと思う。人に話すことで浄化される気持ちもある。
「優先順位の一位を決める」
あれもこれもと結局なにも手を着けれないことがある。まず第一になにをすべきか、したいかを決めておくと取り掛かりやすい。
「欲しい物を口に出す」
恋人が欲しい、でも、他部署に異動したい、でもなんでも口に出すと思わぬところで話がふってきたりすることがある。
「日常に楽しさを見出す」
最近見た映画、「アバウトタイム」でもタイムトリップを楽しむには、全く同じ1日をもう一度楽しむのが幸せのコツって言ってたな。
緊張や不安で逃してしまう日常の楽しさが沢山あるんだとか。
3で気になった教え
「自分の持ち物で本当に必要なものだけを残し、それ以外は捨てる」
これは本当に引っ越し作業していて感じた。目指せミニマリスト!
「空いた時間をすべて使う」
本当に勉強したい人は、働きながら、子育てしながら、成し遂げるもんね。いくらでも時間は作れる。(体力も必要だが)
「気まずいお願いごとを口に出す」
とても苦手。でも、人に頼ったり依頼することも絶対に必要。逆に相手に喜ばれることだってある。
「お客さんの目線で自分の仕事に感動できるところを見つける」
何のために働くのか、自分の仕事への誇りなんかを思い出せるステキなことだと思う。
「自分にとって勇気のいることを一つ実行する」
たとえば、会議の議長に立候補したり、気になる人に話しかけるだったり、一つずつ積み重ねて度胸がつくのかも。
「一緒に働いている人に感謝の言葉を伝える」
後輩にだって、部下にだって、もしくは上司にだって、言葉にだして伝えて伝えることが大事。伝わってるよね、って思っていてもそうじゃないことも沢山ある。
「手に入れたいものを「見えるかたち」にして、いつでも見れる場所に置く」
なんだっていい。憧れのモデルの写真や、欲しいバッグ、行きたい旅行先の写真でも。自分で紙に書いて張り出すのも良し。
他にも沢山、ためになる教えが詰め込まれた作品。
気になる方は是非読んでみて欲しい。
私のとこにもガネーシャ来ないかな。。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?