婚活中のホトトギスを応援したくなる

７月に突入。
昼間は暑いけど、まだ夜は過ごしやすくて助かっている。私は大阪にすんでるのだが、大阪と言えないくらいかなり田舎。周りを見ると山に囲まれているし、グーグルマップを見ると市内のほとんどが緑色をしている。この市に住んで得することといえば、バス停でおじいちゃんと会話できるほのぼのさがあって、水道水がおいしいこと、プラネタリウムばりの星空が毎日見放題、夜道で歌を歌ってもスキップしても人が少ないので恥ずかしくない、野鳥観察にわざわざ山に行かなくても庭にいろんな鳥が見れる。ことくらいかしら。結構あったな、交通機関は悪いし、通勤は１時間半くらいかかるし不便なこともあるけどなんやかんや気に入っている。

２週間前の朝、鳥の鳴き声で目が覚めた。ポッポだったらまた鳴いてるな、もうう少し寝ようとなるんだが、７月に入ったのに春の代表の鳥のホトトギスが鳴いているじゃないか。ホーーホケキョッと美しい声ならまだしも、振られてばかりなのか、ホーホーホケッと鳴いている。ホーはもっと伸ばして、最後にキョで締めるのさと、気になって完全に眠気はどっかに。これじゃ彼女にも振られるわな。来年に向けて今年はめげずに告白しつづけなさいと応援したくなる。鳥の世界もシビア。お美しいお声はもうすでに子作りして、鳴くこともないのにな～

２週間経ってもまだ頑張って鳴いておる。リズムは悪いけど、声量はばっちり◎わかるよ、イケメンじゃないから努力で補おうとしとるんよね。いつかその頑張りにかっこいい♡って惚れてくれる彼女ができるよと今日も朝から応援した。

来年も彼が帰ってきて、成長していてほしいけど、
ちょっとダサさは残してほしいな。完璧なイケメンもいいけど、憎めないがんばりやさんも好きだぞ。

彼の友達はもういないのに最後まで頑張ってる君は、来年きっと幸せな家庭築けるよ！またうちの庭に遊びに来ておくれ～