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【考え事】心に耳を傾ける

■ 身体の体力×心の体力

 「心身ともに健やかに」という言葉があるように、身体と心、二つが揃ってはじめてエネルギーが出る。どちらかが足りないと片方のエネルギーが空回りしてしまい、満足な成果は出ない。前回の記事では「身体に耳を傾ける」方法だったが、今回は心に耳を傾ける方法をいくつか紹介する。

■ 鏡を見る

 心の状態を一番表すのは顔、中でも目が一番状態を表していると思う。心が元気な時は目がキラキラしていたり力強かったりする。鏡を見て自分の今の心の状態を観察することができる。
 時々鏡を見て『いい顔をしているか』を確かめると、心の状態を知るバロメーターとして使うことができる。

■ 味を確かめる

 「何を食べても味がしない、何を食べてもおいしくない」時は心が疲れているサイン。心の疲れは身体に出るため、心に耳を傾けると言っても、身体の異変に気付くことにほぼ等しい。いつもと味が違うと感じたら、心にかなり負担がかかっているかもしれない。
 迷ったら一度、目の前の料理の味をしっかり味わってみる、という習慣をつけても良いかもしれない。

■ 話を聴いてもらう

 人に相談した、聴いてもらったという事実だけで心が軽くなることがある。特にアドバイスなどは受けられなくても、話しているうちに考えがまとまってきたり気が軽くなったり、「人に話す」という事でスッキリする場合がある。
 友達でも親でも同僚でも、それが難しければカウンセラーでもソシャゲの仲間でも、身近な人に話してみると心が軽くなる。

■ ノートに書く

 身近な人に話すと言っても、本当に話を聞いて欲しい時は平日の夜中だったりするだろう。そこでいつでもすぐ呼び出しに応じてくれる人はそういないだろう。どうしても1人で解消しないといけないことが多い。
 そんな時にはノートに心境を書くのがおすすめだ。ノートに書くことは『自分という親友に相談する』ような効果がある。スマホでもタイピングでもなく直筆がいい。直筆はタイピングに比べてスピードが遅くなるが、その分心を落ち着けることができる。そしてここでも書くこと(頭の外に出すこと)自体に効果があるため、ノートは裏紙でも何でも良く、極論書いた内容が読めなくても良い。なんなら一度書いて上から書いても良い。
 書いてみると意外と3項目だったりして、『あれ?こんだけ?』と思うような事があったり、書いてなんでだろと原因を探って行くうちに次の行動が浮かんできたりする。
 書き終わったらぐちゃぐちゃにしてゴミ箱に捨てて寝る。これでかなり気が軽くなる。ちなみにこの方法は「アイデア大全」でバグリストという方法として紹介されている。

■ 明日の朝考える

 身体と心は繋がっているので、結局身体の状態が悪いと気分に悪影響を及ぼしてしまう。そのため何かに思い詰めた時は、まず空腹と睡眠不足を疑う。美味しいものを食べてもいいし、十分に寝るのも良い。「腹が減っては戦ができぬ」「思い通りにならない日は明日頑張ろう」の精神で、都合よく考えるといい。思い詰めながら粘った夜よりスッキリした朝の方がパフォーマンスが高い。

■ 瞑想

 瞑想は思考のノイズを取り除き、頭をすっきりさせる効果がある(と言われている)。効果が出るまでには時間がかかると言われているが、効果が出始めると集中力が上がり人生が変わるような感覚になるらしい。早くその境地に行きたい。

身体の調子と同じぐらい、心の調子は大切。

【参考資料】


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