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【おすすめ映画】「別れる決心」を観てきた

劇中の韓国歌謡曲が良いです。韓国最大の映画の祭典、青龍映画賞で2022年の主要4部門(最優秀作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞)を総なめにした話題作が日本公開となったので早速観てきました。

 話はざっくり言えば殺人事件を担当する刑事が捜査をしていく中で被害者の妻である容疑者に惹かれていき、越えてはいけない一線を越えてしまうというまあ(映画の中では)よくある話です笑
「オールドボーイ」や「お嬢さん」などが代表作のパク・チャヌク監督なので、毎回刺激の強い映画を撮るため今回も覚悟して行ったのですが、この映画はこれまでと比べれば目を背けたくなるシーンはありませんでした。(年齢関係なく観れるG指定です)
主演の刑事役 
パク・ヘイルはどこかで見た誰かに似ているんだけど、誰なのかは具体的には思いつかない、という風貌で映画を見ながらずっとそれを考えてしまいました笑 映る角度で佐々木蔵之介に見える時もあったり。
これって日本人が韓国映画を見る時のあるあるかもしれませんが、身近にいる誰かに顔や雰囲気が似ている人が毎回一人は出てくるんですよね。(例えば、人気俳優でファン・ジョンミンっていう人がいるんですが、元横綱の貴乃花光司さんにそっくりで有名です笑)

見どころは以下の動画とポッドキャスト配信でチェックしてみてください。


主演女優 タン・ウェイの青龍賞受賞のスピーチです。中国の女優ですが、韓国語と中国語を使った演技は素晴らしかったのではないでしょうか!

劇中では基本的に韓国語を使っているのですが、混み入った話は母国語の中国語で話して、それを翻訳アプリで韓国語にして伝えるという展開があります。この2人はどの程度通じ合っているのか?というのが日本人の感覚だと分かりづらかったですね。韓国語の少し難しい言葉も、日本語字幕だけだとニュアンスが伝わりづらかったりして混乱するところもありました。
例えば「崩壊」という言葉が最後の重要な場面で出てきますが、これも日本語と韓国語では微妙にニュアンスが変わってたりするんじゃないか?と思ってしまいました。何か他の意味も含まれた言葉なのでは、と思ったり。これは韓国の言語や文化に詳しい方に解説してほしいところです。

それにしても文字通り崩壊をしてしまったあの刑事の行く末が気になってしまうラストシーンでした。。 
あのロケ地は気になります。日本で言えば富山県の雨晴海岸のような場所なんですが、あの最後のシーンは印象に残ります。
ということで、公式サイトも載せるので気になった方はぜひ観にいってみてください!


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