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欧州サッカー 2022-23シーズン 輝いた日本人選手まとめ

 異例のシーズン途中に行われたカタールW杯がもう随分昔のことのように、あっという間に2022-23シーズンが終了しました。
ここでは今季大きく飛躍を遂げた選手をまとめます。(三笘選手は挙げるまでもないのでここでは除きました)
数年後に振り返ることができるよう書いてみます。

1.久保建英 (レアルソシエダ、スペイン)

 22歳ながら2019年から始まったスペインでのキャリアも長いといえる選手です。これまではレアルマドリードからいくつかのクラブにレンタル移籍され、中々特徴を発揮できる環境に恵まれなかった印象でしたが、今季はいよいよ飛躍のシーズンとなりました。ドリブル、ボールコントロールといった最大の特徴を活かせるクラブを見つけることができ、35試合出場、9ゴール、7アシストというキャリア最高のシーズンとなりました。今後これをどれだけ更新していけるか期待が高まります。

2.古橋享梧(セルティック、スコットランド)

 幼い頃からエリートの道を進んできた久保選手とは対照的に、決して注目を浴びてきた選手ではありませんでしたが、セルティック移籍によって欧州でも大きく飛躍しました。リーグ戦、カップ戦を含めた34ゴールをあげ、スコットランドの年間リーグMVPも獲得しました!これは2007年の中村俊輔以来の偉業です! イングランドプレミアリーグへの移籍が予想されますが、独力でシュートを打つというよりも、DFの背後を取って抜け出す動きが特徴ですので、周囲の環境に馴染めるかが大きなポイントになります。

3.上田綺世 (セルクル・ブルッヘ、ベルギー)

 この選手は来季の動向が最も気になる選手です。海外挑戦1年目にしてリーグ戦40試合出場22ゴールを記録しました。特徴は古橋のようにDFの隙をついて抜け出すことが得意なように見えますが、更に強みが豊富で得点パターンが多い印象です。個人的にはおそらくドイツブンデスリーガのクラブに移籍なのでは?と予想します。

  以下は期待を込めて紹介しますが、ようやく本間至恩選手がトップデビュー後に結果を残しました。最終戦でのゴールとなりましたが、来季に向けて希望を残す終わり方にできたのではないでしょうか。

 他にも挙げたい選手は多くいますが、代表的な選手を紹介しました。この夏もJリーグから少なくない数の選手が欧州リーグへの挑戦をすることになると思われますが、一人でも多くの選手が活躍して日本サッカーの立ち位置を高めていってほしいです。

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