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「断ること」 あなたはうまく出来ますか?

1日24時間という限られた時間と変化していく日常生活の中で、頼まれたことを引き受けられないときや、交わした約束を果たせなくなることってありますよね。

そんなとき、「断ること」が必要になってきます。
でも、断ることって人によっては、かなりのエネルギーがいるものだと思うんです。せっかく声をかけてくれたのに申し訳ないと思ったり、約束を破ることへの罪悪感に苛まれたりするから。

できれば、相手を残念な気持ちや、不快な気持ちにさせたくないですよね。
そこで今回は、断ることが苦手な方でもストレスなく実践できる上手な断り方についてご紹介していこうと思います。

1.断るときの4原則

断るときに大切となることは、以下の4つです。
①できないときはすぐに断る。
②クッション言葉を使う。
③次につながる一言を添える。
④できることを提案する。

できないと分かっていながらも、相手に気を遣って断ることを先延ばしにしていては、かえって相手に無駄な期待をさせてしまうだけなんですよね。気を遣うどころか逆効果になってしまうので注意です!時間が経つにつれて断りにくくもなるので、相手のためにも自分のためにもすぐに断ることは大切なポイントになります。

ただ、出来ないからといって「行けません!」「無理です!」と返事をしてしまってはいくら即レスと言えども印象があまりよくありませんよね。まずは、誘っていくれたことへの感謝や行きたい気持ちがあることを伝え、続けてクッション言葉を使いましょう!「お声掛けありがとうございます!とても行きたいのですが、あいにくその日は…」というような流れです。

そして、断ったあとでも気まずくない雰囲気を作るためには、一言つけ加えるのが効果的!「次は是非、ご一緒させてください!」「またの機会を楽しみにしています」など。過去より未来に目を向けましょうってことです!

また、できることを提案してみるのもアリですよ。「水曜日なら行けます」「1時間後なら対応できます」と代替案を出してみることで、例え結果が同じであっても誠意は何倍も伝わるはずです。

2.約束を果たせなくなったとき

できると判断して予定を入れていても、急用や体調不良などで状況が変わり約束を果たせなくなることはどうしてもあると思います。

ここからは私の実体験の話になるんですけど、私は自分の性格上、「決めたことは必ずやらなければならない」「約束は何がなんでも果たすべきものだ」という考えがこびりついております。完璧主義が強すぎるんですよね。

それで、急用が入っても何とか予定を調整して全てを予定通りにこなす、体調を崩しても迷惑かけないように無理して出ていく、という感じでした。そしたらどうなったかっていうと、パンクしてベットから起き上がれなくなったんですね。その経験から、相手を尊重しすぎて自分を犠牲にする状態が続いていくと、いずれ、体って壊れるんだ、と知りました。大事な約束事から楽しみにしていた遊びまで、全てドタキャンする羽目になるのです。相手のことを思うどころか迷惑をかけてしまうことになりました。

だから、体調が優れないときは体を張ってでも行くのではなく、まずは状況を素直に伝えることが大事だと思います。人は想像以上に優しいです。体調不良を伝えて文句を言われることはなく、むしろ心配してくれる程。まあ冷静になって逆の立場に立って考えてみたら分かることではあるんですけど、土壇場でも思い出せるように、日頃から「人って優しい、やさしいよ~」と言い聞かせています(笑)

3.そもそも断らない

約束を果たせなくなった一番の原因は、スケジュールを埋めすぎたことにあります。一人の時間が取れないまま、振り返ることなく突き進む…と知らぬ間に限界チャレンジにでも挑んでいるかのようでした。

つまり、スケジュール管理を上手にできれば、果たせない約束はそうそう出てこなくなるわけです。そこで編み出したのが、「休養日を作る!」というものです。週に1日は、予定を入れない完全OFFの日を決めてスケジュール帳に「休養日」と書き込みました。これがなかなか良くて!自分の好きなことに時間をたっぷり注げるし、一週間の振り返りも出来るんです。

実践してみて反省としては、他の日を詰め詰めにしてしまうと達成できなかった分のやるべきことが休養日に回ってきて全然休めなくなる、ということがありました( ̄▽ ̄;) ですので、詰め詰めにしないことはもちろん、休養日とは別に「調整日」を設けておくのも手かなと思います。何より、余裕のあるスケジュールを組むことが大事ですね。

4.行きたいから断れない

友達との遊びの場合は、自分も行きたい気持ちがあるから「無理してでも行こうかな…」「断ろうかなどうしようかな…」と迷いが出てくるのも当然。

迷いに迷った私は、あるとき友達に素直に伝えてみたことがあります。
「めちゃくちゃ行きたいんだけど、前日は○○があって帰りが遅くなりそうなのと、その日は〇時まで予定があるからバタバタしちゃいそう、、無理ではないんだけど迷ってる…」って。素直すぎ(笑)そしたら、相手が新しい提案を出してくれたり、時間や日にちをずらしてくれたりして、「あ、その方法があったか!」「あっ、その日のその時間しかダメなわけじゃなかったんだ!」とホッとします。自分ひとりでグルグル考えるより、風通しが一気によくなるんです!その友達は、次から予定を立てるときには忙しくなってない?明日大丈夫そう?と気に掛けてくれるようにまでなって…感謝ですm(__)m 

完璧主義はコロッと変わるわけじゃありませんし、まだまだスケジュール管理は得意ではないので、頼れる人にはどんどん頼らせてもらおうと思ってます。

5.今だからこそ

コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が解除され、安心できる状況ではないものの、少しずつ外出する人の数も増えてきているように感じます。

今後、徐々に自粛規制が緩められていくと同時に、また断る場面が今よりも出てくるはずです。そんなときにも、このnoteでご紹介した上手な断り方や、スケジュールの組み方などを活用してみてください^^


参考にしたオススメの本はこちらです↓


最後まで読んで下さって、ありがとうございました!





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