#227 教育のお金とセットで考えておくべきお金って?④
おはようございます!
ファイナンシャルプランナーの梶川です。
この夏、子育て中のお母さんたち向けの
講座でお金の話をさせていただいたの
ですが、このときのまとめと補足をこの
noteでやっております。
今回は、前回(【note 226】)の続きで
理想と現実のギャップから家計の課題を
考える方法についてご紹介していきます。
説明上の都合上、教育資金にフォーカス
して書いていきますね!
(●*’v`*人)
はじめに・・・
1人目のお子さまが生まれたばかりの
ご家庭をイメージしてみてください。
大学の学費の支払いまでに17年あると
仮定します。
このご家庭の教育資金の目標額の理想は
600万円、現実的に貯められそうな金額が
月々2万円で408万円とします。
[理想]教育資金を600万円貯めたい
[現実]このままのペースだと約408万円
〔月々2万円 × 12ヵ月 × 17年〕
上記のイメージはこんな感じ↓↓です。
最初の3年間は1.5万円の児童手当に家計
から5千円を上乗せし、それ以降は1万円の
児童手当に家計から1万円を上乗せして
教育資金を貯めるイメージです。
上記の“理想”と“現実”の間には約200
万円のギャップがあることがわかります。
次に・・・
17年間で200万円のお金を追加で準備する
場合の月々の積立額を計算してみます。
〔200万円 ÷ 17年 ÷ 12ヵ月 = 約1万円〕
その額は、約1万円です。
言い換えれば・・・
“今の家計から教育に回すお金を月々
1万円増やすことができれば目標額を
達成できる”
ということです。
最後に・・・
これを踏まえて、200万円を準備する方法
を考えていきます。
ちなみに・・・
このときに参考にするのが下記のお金の
基本です。
[お金を増やす方法]
① 収入を上げる
② 支出を減らす
③ お金に働いてもらう
この中から、あなたのご家庭の事情に
合ったお金の増やし方を考えていきます。
例えば・・・
①を取り入れて、先々の収入を上げる
ことで200万円の教育資金を準備する
こともできます。
②を取りいれて、月々1万円の出費の
削減により200万円の教育資金を準備
することもできます。
③を取り入れて、お金に働いてもらうと
いう選択をすることもできます。
もちろん、これら①~③のすべてを取り
入れることができれば、目標はより達成
しやすくなりますが、それができない
ご家庭もあります。
まずは、教育に回せるお金を増やすために
あなたのご家庭で実行できそうな方法を
①~③の大枠で考えてみてくださいね!
それができたら、より細分化して今から
できることを具体的に書き出してみて
もらえたらと思います。
今回は、教育資金に着目して“理想”と
“現実”のギャップをうめる方法をご紹介
しましたが、それよりも先に、これらの
ことを家計全体から考えてみることから
始めてみてもらえたらと思います。
今から未来のお金のことを真剣に
考えていきませんか?
次回は、①から③の考え方をご紹介して
いきたいと思います。
本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました!