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#27 保険貧乏にならないで!まずは国の制度や会社の福利厚生の中身を知りましょう!

今回は、保険の見直しで大事にして
いただきたい視点をお伝えします。

それは、「国の制度」と「会社の制度」を
知るということです。

実は、保険の見直しには、見直しの
順番があるのですが、ご存知ですか?

家計相談に来られるお客さまの多くが、
このことを知らずに自分たちで保障の
準備を頑張りすぎている印象を受けます。

特に、公務員の方々や大企業に
お勤めの方々については、
会社の福利厚生の内容をしっかりと
確認していただきたいと思います。

では、見直しの順番とは?

それは・・・

① 国の制度(保障)を確認する

② 企業の制度(保障)を確認する

③ 自助努力の必要性を確認する

です。

※「自助努力」については【note 24】
  ご確認ください。

次に、見直しの考え方やこれらの何を
確認すれば良いのか?について
簡単にお伝えしていきますね!

≪① 国の制度(保障)について≫

遺族年金」(リンク:日本年金機構)

障害年金」(リンク:日本年金機構)

傷病手当金」(リンク:協会けんぽ)
 ↑自営業の方や学生にはありません。

高額療養費」(リンク:協会けんぽ)

高額療養費」(リンク:国保・出雲市)
 ※国民健康保険で受けられる給付より

(注)制度の内容や適用の有無は、あなたの
   状況によって異なりますので、
   この機会にご確認くださいませ。

≪② 企業の制度(保障)について≫

「“一部払戻負担金”もしくは“附加給付”の有無」
 ↑高額療養費に+αされる内容

「傷病手当金に+αされる制度の有無」
 ↑上記は、加算される金額(%)や
  期間をご確認ください。

「互助会の制度」

「死亡退職金等」

≪③ 自助努力の必要性の有無について≫

上記の①と②の詳細を踏まえて
自分たちで「もしも」の保障の必要性を
考えていきます。

そして、この自助努力にもいくつかの
選択肢があります。

それは・・・

A 現金で準備する方法

B 保険を一時的に活用する方法

C 資産形成をする方法

D 健康維持・管理に努める方法

です。

これらを視野に入れて、保険の見直しを
進めると、保障のムダが省けます。

また、保険の見直しで大切にして
いただきたいのが「保険にも予算を!」
という考え方です。

なぜなら、今後も無理なく払える
保険料に留めておいた方が
家計は豊かになるからです。

実は、将来が不安な人ほど、保険が
大好きで、保険に頼る傾向にあると
感じています。

保険にしかできないことがあるのは
確かですが、あくまで保険は
“一時的に上手く活用する”という
スタンスで考えた方が家計には
優しいのです。

つまり、“貯金の金額よりも支払う
保険料が少なくなるようにする”
ということが、保障を考える上での
鉄則になります。

ちなみに、自助努力であげた4つの
方法のそれぞれに“一長一短”が
ありますので、この続きは
【note 28】【note 29】
お伝えしますね!

最後に・・・

ぜひこの機会に、国の制度や会社の
福利厚生の内容を確認して
みてください!

お金の知識で減らせる不安も
ありますよ!

この記事と合わせて読んでいただきたい
見直しの考え方に関する投稿が
ありますので、下記に書いておきますね!

【note 6】保険にお付き合いって必要ですか?

【note 10】おススメの商品はなんですか?

あなたの家計の見直しのヒントにして
いただけると幸いです。
(●*’v`*人)


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