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#6 保険にお付き合いって必要ですか?

家計の悩みをお聞きすると、
保険料に負担感を感じている方が
多いように思います。

実際に、1年間で払っている保険料の
総額を聞くと、70万円以上と
答えられる方も少なくありません。

中には、100万円を超えている方や
驚くような金額の方もおられます。

これは、貯蓄性のある保険
(学資保険や個人年金など)を
含めた金額になるのですが、
正直、これらの金額を聞くと
家計の負担感は否めないと思います。

実は、保険料も、家計が赤字になる
原因の一つですが、
その要因をつくっているのも、
あなた自身なのです。

実際、家計相談に来られるきっかけとして
保険料に負担感を感じておられる方が
多いのですが、半数以上の方が
それを自覚されていながら、
そのままの状態にしているのです。

なぜなら、保険のこと、
言い換えれば、お金のことが
“わからないから”です。

厳しい言い方をすれば
“お金のことを知ろうとしない”
のです。

そして、

“お付き合いがあってなかなか
やめられないんです・・・”

という言い訳を口にされます。

(注)今入っている保険をやめてください
という話ではありません。

FPになって驚いたことがあるのですが、
その一つが、
“お付き合いで保険に入る人が多い”
ということです。

正直、お付き合いで保険に入るって、
私からすると、あり得ません。

保険に入らないと
お付き合いできない関係って
どうなのでしょうか?

さらに驚きなのが、
“お願いされて入ったんです!”
と言われる方です。

この言葉を聞くと、
“どんだけ、いい人なの!?”
と思いますが、
お金の使い方からすると
何だか残念です。

そこで、あなたに質問です。

「お金を払うのは誰ですか?」

このことを考えると
家計を見直すポイントが
見えてきます。

もう、気づかれたと思いますが、
お金を払うのはあなた自身であり、
それを選ぶ権利もあなたにあるのです。

つまり、家計の見直しには
“必要なもの”と“必要でないもの”を
見極めていく力が必要になります。

その力をつけていくための方法の一つが
“比較して考える”ということです。

この視点は、家計の見直しや
お金の勉強にとっては
大事な視点なので、
是非、覚えておいてくださいね!

最後に質問です。

あなたが大事にしたい
お金の価値観は、何ですか?