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言葉の宝箱0666【大人に頭を下げなくても、うまく折り合おうなんて考えなくても、自分の意志を貫き通すことができるなら、自分の持っている力で超えていく事が可能なら、すごいじゃないか】
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中学生になり野球部に入部した巧と豪。二人を待っていたのは監督の徹底管理の下、流れ作業のように部活をこなす先輩部員達だった。監督に歯向かい絶対の自信を見せる巧に対し、豪は途惑い、周囲は不満を募らせていく。そしてついにある事件が起こる。日本児童文学者協会賞受賞作。
・自分に自信があるってことと、
他人に協調しないってことは、ちがうでしょ P28
・言葉が身体にぶつかってくる。
痛いと感じるほど激しい言い方だった。
足がふるえだしたのが、自分でわかる。
豪は、両足に力をこめた P126
・大人に頭を下げなくても、うまく折り合おうなんて考えなくても、
自分の意志を貫き通すことができるなら(略)
自分の持っている力で超えていく事が可能なら、すごいじゃないか P238
・大人になりたいなんて考えとるんか、今の自分が嫌だなんて思うか。
ちがうじゃろ。おれは今のおまえがすごいと思う。
先のことなんか、
大人になったときのことなんかどうでもええじゃないか P281
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