体はプロフェッショナルで構成されているのかもしれない


夕焼けがきれいでした。

光って眼から入ってくる。光の入る順番、ゴロを使っておぼえたなー

ゴロ『角に住もう』
角膜、瞳孔、水晶体、網膜

ところで この目、めちゃくちゃ便利。なにかを見ることができる。色を認識したり(錐体) 明暗を認識したり(稈体)。そっちを見れば そっちに自動的にピントが合ったり。

人は細胞でできている。

よく言われる言葉。人間の場合 ひとつひとつの細胞のなかには核があってDNAとかいうのが入っている。
眼、というのは いってみれば細胞の塊。
錘体細胞とか稈体細胞とか色々....。

その、DNA。正式にはデオキシリボ核酸。

デオキシリボ核酸は、五炭糖(デオキシリボース)とリン酸、および4種の塩基(アデニン・グァニン・シトシン・チミン)で構成された高分子である。 2本の螺旋状の線が塩基で結合された「二重らせん構造」であることがよく知られている。(ーWeblio辞書から)

いくつかの物質が繋がってDNAをつくっている。

DNAとは 五炭糖とリン酸、塩基 の三体が集まった分子 が たくさん並んでいるものと辞書はいう。この3つ、そろっていることが大切なんだろう。

ところで、なんで この3つになったんだろう。五炭糖なんか、四炭糖でもいいんじゃないか?とか。
ちなみに、塩基には ATCG と四種類。(ウラシルUもあるけど、こいつはRNAででてくるのでここでは省く。)これが、ATGGか ATCCか、とか。並び方で色々情報が変わってくる。(1塩基多形 SNP)

こいつらもどうしてこいつらなのか、とか。4つじゃなくてもよくね?とか。だってほら、暗証番号きめるのに 数字は4つしか使ってはいけません、ただし字数制限なし、といわれたら ちょっと 大変じゃない?


それって、効率的だからじゃないかな?

人は人から生まれてくる。DNAは受け継がれてくる。最古のDNAって何年前なんだろう?

(CNN) スペイン北部の洞窟(どうくつ)で発見された約40万年前の人類「ハイデルベルク人」の化石からDNAを抽出し、ほぼ完全に解析した研究結果がこのほど発表された。 永久凍土層以外でこれまでに採取された中で、最も古いDNAだという。
(__CNN 2013年の記事.....DNA 最古と打ったら出てきた)

DNAの基本の形自体は おそらく このときから 変わってないものと思われる。
つまり、五炭糖、リン酸、塩基 のセットは 少なくとも40万年前から変わってないんだろう。
なんでかわらないんだろう。

それはたぶん、それが とっても効率的だからじゃないかと思うんだ。 長い期間をかけて色んな物質をあてはめて検討してみて、結局 こいつらが 選ばれたんじゃないか。五炭糖は 栄養として使われないちょうどいい形だったとか?(糖、というとグルコースを思い浮かべるけど、あいつは六炭糖だったと思う。炭素の数Cを考えてみて)
塩基が4種類なのは? バラエティがちょうど良かったのかな?しらないけど。

プロとは道筋をたてること、とするなら。

からだってのは 一個一個、効率的な形はどれか?と考えて何回も検討されてできてるんじゃないか。

検討。トライアンドエラー。
あれをやってみようか?でもあれについてはこういう結果もある、では こっちをこうしてみる?
この場合は...どうしたらいいだろう?こっちをいじってしまうと あれができなくなるな...

あれやこれやと 議論して 「これをああしてこうしてみよう」と。問題に対して 複数の考え方を統合して 最適な解決への糸口を探ること。

それには、忍耐や 寛容、信用、知識...様々なことが要求される。案外、簡単なことではない。
バランスと、リーダーシップも大切だ。

プロとは道筋をたてること、とするなら。

体のなかには たくさんのプロたちが居て、その人たちのおかげで 効率的な体が出来上がって、今があるんじゃないか。

そして 今も その小さなプロたちは 見えないけれど
これは要らないかもしれないかな?こんなものが必要かも?と議論と検討を続けてるんじゃないか。
そうやって少しずつ進化していくんじゃないか...と思った。

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