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我が社でよく使うサラリーマンおじさん用語、集めてみました!

 休日なので、いつもとちょっと毛色の違う話題になりました。

 世の中や会社で飛び交う不思議な言葉。自分の身近で聞こえる"おじさん用語"集めてみました。実は私も使ってます。昨日も会社で使っていました。

 なお、ここに記載した言葉の用法は世間一般の用法とズレているかもしれませんが、自分の会社で使われている状況から意味を探ってみました。
 ではどうぞ!

「廊下に落ちる」
 担当がハッキリしない仕事で誰もやらないで放置されている状態のときなどに使っています。結構重要なものが落ちている。
 会社ではみんなが自分のことで精一杯。自分に関係なければ関わりたくないことが多く、決して皆んなで何かを仕上げていく意識に乏しいのが現実ということを伺い知れる言葉。こんな言葉が飛び交っていたら気をつけて!

あ!落とし物(unsplash)

「がっちゃんこする」
 複数の情報や事情、結果を集約してひとつの成果や報告書にするようなときに使っています。かなり多岐にわたって業務が分散されていたり、たくさんの人が絡んでいることが伺えます。
 言葉の響きからわかる擬音的な表現はこれ以外にも案外多い印象。擬音の場合は状況や文脈から察しやすいから理解しやすいか。

ガッチャンコして集めちゃおう(unsplash)

「○○に宿題がある、球がある」
 相手との交渉でどちらが検討するかというときに使っています。相手側に投げかけて回答を待っている状態。野球に例える表現は昭和世代おじさん特有かもしれません。
 会社では常日頃から仕事の押し付け合いも発生しており、いかに相手に投げかけて検討を預けさせるかも能力とされている傾向あり。そうやって自分が背負わないように常に力を注いでいます。

どっち、そっち、こっち?(unsplash)

「ダイヤル回す」
 昔の電話機はダイヤル、電話をかけるときに稀に使っています。
 今時、電話より、SNSやメールにオンラインツールが主流になりつつあれば、ダイヤル回すのは遥か彼方の死語。世代がバレる。

回せ!ダイヤル(unsplash)

「仁義を切る」
 礼儀を忘れない。恩義を忘れず伝えるときに使っています。
 会社はヤクザ的な言葉が大好き。会社のことを「組織」と呼ぶことからしてもヤクザなことが好きなのが会社というもの。つまり、こうしたフレーズが飛び交う会社はおじさん中心な会社である証拠。もしかしたら価値観古いかもしれませんから、気をつけてね。

普通にお礼っていえばいいんだけどね。
(unsplash)

「ポンチ絵をつくる」
 文章ではパッと見でわかりにくい内容をイメージイラストにする。パワポ世代には当たり前のフレーズ。
 ただ、伝えたいことがまとまらずポンチ絵に文字をどんどん羅列してしまい、かえって分かりにくくなる傾向が大きいのも事実です。

結局、文字だらけ(unsplash)

「空中戦になる」
 理屈だけで議論し、現場実態を考慮していないような状況で使っています。
 理屈をこねるのは不安の現れであり、みなさん自信がない中なんとか処理しようと必死なことが伺えます。また、あまり現場に出ない仕事でもよく使われているフレーズ。

空で闘うか地上で闘うか(unsplash)

「交通整理する」
 議論の方向性がみえなくなったときに、一旦、目的を見返して話の方向性を整理したり、たくさん意見が出てきたら内容を整理しておき、車が渋滞したように動きが鈍くなる状態を避けるときによく使っています。
 議論を一旦切るときにこの言葉で投げかけて、取りまとめにはいる枕詞に近い印象で、あまり意味はなく、うまくとりまとめられなくても使ってしまうのだが、意味なくとも意外と白熱議論を冷静に切り替えるマジックワードかも知れません。

一旦整理ね(unsplash)

「振り上げた拳を下ろす」
 議論が白熱してしまい相手に啖呵切ってしまったりケンカ腰となってしまってどうしようもなくなったときなどで、結果的に矛先を収められたときによく使っています。
 議論することや反対意見をいわれることに慣れておらず、日頃から忖度してハッキリしない議論に慣れているので、ついつい感情的になったり白熱しちゃうと「切った張った」というyes Noを迫るクセがあり、引っ込みがつかない事態になります。そんな時の収め方を話し合っている際にもよく使ったりします。会社で働くのはなかなか難しいね。

振り上げた拳だが…(unsplash)

「落としどころをみつける」
 結論や結果となるものを見つける。
 割と議論する前に先に見つけていたりして不要な議論にならないよう次善策を想定する時などに使っています。また、議論が白熱し収拾つかなくなりそうときにもこのひと言で一旦区切りをつけて取りまとめるに便利な言葉。

見つけた!(unsplash)

「ボタンをかけ違う」
  意見の食い違いがある際によく使いますが、イメージ的には議論の始めの段階で食い違いあるのに放置し、後々どうにも収拾つかないときに最初の頃を振り返って表現するときに使っている印象。
 服を着るときに最初のボタンをつけ間違い、最後のボタンまできてあれ?と気づき、また最初からとめ直しだなあ〜と落胆しそうなときに使っています。

間違ってないかな?(unsplash)

 以上、我が社で耳にするおじさんサラリーマン用語。思いついたもの記載してみました。
 こうした言葉を探ると、その会社がどういうことに苦労しているか、どういうことに注力しているかを想像できますよね。

 一方、若い世代特有の言葉にもその世代の特徴が映し出されていて面白いですね。

 どんどん新しい言葉、表現、比喩生み出してほしいなぁと思います。

             yoitenki4110

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