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【映画コラム】Lady Bird(2017)

犬ヶ島でトレーシーの声を行なっていたグレタ・ガーウィグが監督し、アカデミー監督賞とアカデミー脚本賞にノミネートされた作品。犬ヶ島きっかけでこの作品を見たけど予告時点で面白そうだったのもきっかけの一つ。

ストーリー要約
自分のことだけを考え、自分の好きなように行動するごく普通の女子高生クリスティーナ。彼女は恋人や新しい友達に夢中になることで本当に大切だった親友を失い、親の反対を押し切り地元から離れた大学へと進学しようとし、母と対立する。しかし離れることで本当に大切だった親友や家族の大切さに気づいていく。


失うことで気づく大切なもの
家族も親友も長く一緒にいるとその存在が当たり前になる。さらに若い時は自分の現実とはかけ離れた新しい物事、場所に行きたがり、当たり前の存在はおざなりにしてしまう。しまいには自分のことを否定する親や親友は自分のことをわかっていないと感じる。ただ、実際に離れてみると一番自分のことを考えてくれる味方は親であり、古くからの親友だ。

例えば身の回りの物で考えてみる。極端な例だが当たり前にある「歯」。これも大切さに気づけないから歯磨きを怠ったりすることがあるだろう。だから虫歯になり、最悪失うこともある。歯が無くなったらどうなるだろうか?日々どれだけ自分を助けてくれていたかに気づくはずだ。

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