#6STEAMのススメ⑤シンガポール・フィンランドを学び、自分の教育を振り返る
どうも、2か月振りにスーツを着た大﨑です。今日は前回の続きを一つずつ解説するのではなく、シンガポール・フィンランドの教育をさらいながら、自分の受けてきた教育・日本の教育を見て行こうと思います。
そろそろ実践的なSTEAM教育の方法論に入りたいですよね。
しばしお待ちを!
1シンガポールの教育
僕はシンガポールで半年程現地人とハウスシェアをし、1か月程シンガポール人の友達の実家で住み込んだ経験があります。
そこでの感想
①めちゃくちゃ勉強しているため、社会人になることが快楽(勉強からの解放)だと思っている。
②でもすぐにお金を払って学びなおす。(=リカレント教育)
③みんな2か国語話す。
④運動めちゃくちゃできない、けどジムは人でいっぱい、体育館でバドミントンする人は老若男女様々で特に技術は求めてない、大切なのはSmile☺
めちゃくちゃ日本と違うじゃん!!
①日本では大学4年生の夏休みが”人生最後の夏休み”と言われがちですよね
②それをするのはMBAをとるスーパーサイヤ人の方だけでしょ!
③かっこいい!でも俺留学行く金ないんだよね。。
④いや運動だけは任せてみ!体育5だったから(ここについて後程真剣に語りますね)
一旦本題に戻りますね。シンガポールの教育を簡潔にまとめると以下の特徴や実績があるでしょう。
・2015年のPISAで、「科学的リテラシー」「数学的リテラシー」「読解力」3分野で全て世界一位。
・2言語教育政策
・2023年までに全ての小・中学校でSTE(A)M教育を実施
「科学的リテラシー」「数学的リテラシー」・・・理系
「読解力」「2か国語政策」・・・文系
2フィンランドの教育
フィンランドにはいったことがないのでさっと見てみましょう
・リーダーシップ教育と年少期からの英語教育の導入
・「教える教育」から「教えない教育/考える教育」へ転換
・幼稚園から「起業家養成コース」を設置
3シンガポール・フィンランドを考察
フィンランドは「答えのない時代」に備えて自分の頭で考える教育に移行しています。英語でコミュニケーションを取ることを習慣づけ、世界でもリーダーシップの取れるイノベーション人材に国が方向転換していますよね!
STE(A)M教育が必要な世の中において、シンガポールでは人材育成を徹底しています。考えてみたら文系を選んだ日本人が高校2年生で数学を終えます。ということは大学4年間も含めて6年間も数学的能力(論理的思考力は空間認知能力等様々の能力)の遅れがでるわけですよね。
4僕がシンガポール人と話しても違和感がなかったのは何故だ。。
僕は大学受験で悩みがありました。
それは文系か理系か選ばなければいけないことでした。
僕の得意科目は
①日本史(文系)②数学(特に確率と整数)(理系)③現代文(文系)
逆に苦手科目(苦手というより普通に嫌い)
①古文・漢文(文系)②化学(理系)③英語(これは完全に嫌い)
・英語が嫌いな理由:『This is a pen』はっだから何?つまんな帰れよと英語の先生に思っていました。ごめんなさい
・化学が嫌いな理由:「Hが2個とOが合わさって、H2Oつまり水ができるんだよ」お前自分が何言ってるかわかってんの?帰れよと先生に思っていました。ごめんなさい。
・古文が嫌いな理由:僕は本当に歴史が好きだったので、そこまで嫌いではなかったのですが、英語と一緒で読む文章が果てしなくつまらなかった。
何故日本史が好きだったかというと、小さいころから「その時歴史が動いた」や大河ドラマを見てきた影響もありますが、歴史を学ぶことで今起こってることが歴史を繰り返そうとしていることや、政治の思想・経済の仕組みを今、そして未来に活かせることができることを習ったからです。それを教えてくれる先生がいたからです。(そういう先生は教員免許をとっても学び続けます。逆に公式しか教えない先生は、教員免許をとった瞬間自分は全く学びなおさない気がします。)
言いたいことは2つ
①文系と理系を選べない(逆にどっちもある程度好き)日本人はどうすればいいんだ?てか文系と理系に分けない方法ないんですか??
(あっSTEAM教育だ(宣伝))
②社会にどう役立つのか教えてくれないとやる気でないから、まず社会がどうなっていて勉強するとどうなるのか教えてくれ。高校生で1年間くらい旅なのかインターンなのか、海外にでも行かせてくれ、そしてら見えてくるものがあるから!
ということです。僕が言語の壁があれシンガポール人と比較的に仲良くなれたのは話す内容が文系と理系のコンテキストを交えたものに違和感を覚えなかったからなのかもしれません。更に自分の頭で考えた結果、公式だけを教えてくる先生を無視して、口喧嘩で勝つために思考力を鍛えたからかもしれません。先生ごめんなさい。
結論
今回の結論は以下です。
・旧来の2項対立である文系・理系の概念から脱却し、複数の科目を俯瞰的に学習する必要がある。
・問題解決能力を鍛える、思考力やリーダーシップ、更に欲を言えば、論理学やEQなども入れる必要がある。
・自分で考える教育(≠先生が一方的に教える授業)による学習者主体で、社会に出たらどうなりたいかを考える教育が必要である。
次回予告
だいたい上の表は網羅できた気がします。
触れられなかったことはまた次回触れてきます(表以外にも、リカレント教育やスポーツや音楽分野でなぜ日本は強いのかなど)
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