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【美術展レポ】ヨシタケシンスケ展、発想の源がわかるよ。

2024年は家族で月イチ美術展めぐりをしています。

夏休みは、子ども向けの企画展もたくさん開催されていますね。8月は、そごう美術館で開催されている「ヨシタケシンスケ展かもしれない」に行ってきました。

わたしも子どもたちも、ヨシタケさんの本が大好きで、行く前からワクワクしていました。

そごう美術館は、そごう横浜店の6階にある美術館です。

6階までエスカレーターで移動して、そごう美術館のフロアまで歩くと、ヨシタケシンスケワールドが見えてきました。


到着すると
まず、飛びこんできたのがこのメッセージ😅 

トイレが近い小3の次女は、案の定トイレへ行く…
さ、気をとりなおして
 会場に入ります♪


かぶりものシリーズ
なんと、昔は造形作家さんだったんですね


2000年ごろの作品
ておくれ君
いや〜シュールだなぁ
みなさんがみているものは
なんでしょうか。
近づくと…
とっても小さいスケッチでした

 日々描きためてきたものだそうです
クスッと笑えたり
ヨシタケさんの世の中を見る目がわかります

 1万枚を越える膨大なスケッチから2500枚を複製して公開されています


ヨシタケさんの絵本タワー
絶妙なバランスで立っている…
読んだことがない本も発見


作品ができる過程のアイデアスケッチです
ぜんぶジップロックに入れて展示していました


上はジップロックのアイデアスケッチを拡大したもの
作品が出来上がるまでの思考の過程がわかります

どのスケッチも、字がうすくて小さい小さい…


子どもが遊べるゾーンもいっぱい
こういうコーナーがほかにもたくさんあったよ


ヨシタケさんならではの
遊びゴコロがいっぱい♡


会場の壁にも遊びゴコロがいっぱい♡
こういうのを探して歩くのもおもしろい


ヨシタケさんのすきなもの
古いもの、人の形をしたものがすき
宇宙ものはとりあえず買っちゃいますと


大学時代に作った作品「ぶくぶく観音」
永遠にぶくぶくしてます…
小3の次女はかなりうけてました
ずうっとぶくぶく、やりたくなっちゃうよね
大学時代の作品
左の作品、わたしはかなり笑えました
大学時代の作品「トイキ」
これもよかったです
やさしい風がでて紙が揺れています


「つまんない つまんない」着色前の原画


ヨシタケさんのかもしれない年表
くるくるまわってるよ


会場のさいごには、ヨシタケさんからのメッセージタペストリーがつづきました。

メッセージを読んでいるうちに、ココロがかるく、気持ちが前向きになりました。

ヨシタケさんの過去の作品をみることで、あの絵本の原点はここにあるんだ、ということがわかりました。おもしろいと思えるツボは、学生さんのころから、造形作家さんのころから、なんら変わっていないと感じました。

ヨシタケさんが、ふだんどんなふうに世の中をながめていて、それを日々小さな手帳にスケッチをして書き残していること、その膨大なスケッチのなかから、1冊の本が生まれていること。

ヨシタケさんの「頭のなか」と、ひとりの作家さんが絵本を完成するまでの過程がわかる、貴重な展覧会でした。


神奈川会場はまもなく終了です


つづいて、沖縄!


岡山、とつづきます


おぉ…、すでに全国巡回中ですね


わたしが好きなヨシタケシンスケさんの本。


まるで夏休み中の子どもの姿。この夏もなんど耳にしただろう……。


9月に発売される最新作はこちら。読みたいなあ……。


*  *  *

最後までお読みくださりありがとうございました。

2024年の美術展レポ、ほかにもかいています。よろしければのぞいてみてくださいね。


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