自分の年齢をはっきり伝えること
先日、小川奈緒さんのVoicyで、こんなお話を聴いた。
これを伝えることで、話題のとっかかりができて人物の印象が立体的になるということだ。地名がきっかけで話がはずみ、初対面でも心の距離がグッと縮まると。年齢なら、同世代感覚が生まれやすいという。
この話に、私はとても共感した。
住まいはともかく、年齢は、30代後半ぐらいから、自分からは言いづらいものになってしまった。男性は違うかもしれない。日本文化特有なのだろうか。
聞かれては困るオーラもどんどん出るのだろう。気をつかわれて聞かれなくなるのだ。よって、年齢を伝えるシーンは、ほぼない。
私は、31歳で長女を出産し、38歳で次女を出産した。次女の場合は、今となっては珍しくもないが、高齢出産グループに入る。
保育園時代、ママたちとの交流で、明らかに違いを感じた。
長女の時は、さりげなく年齢を聞かれ、伝える場がそれなりにあった。
一方、次女の時は、上に大きなお姉ちゃんがいるということから、もう大先輩あつかいなのか、年齢など聞かれもしなかった。「一体何歳なんだろうね」と思っていたに違いない。
ひと回り違うママに出会ったときなんて、瞬時に脳内シミュレーションが始まった。私が社会人になったとき、あなたはまだ小学生だったのか。とても言い出せなかった。
年を伝えると、逆に引いてしまって距離が遠ざかるのではないか。そんな心配もよぎり、伝えることをしなかったのかもしれない。
長女の時の方が、ママ友同士で心の距離が近く感じられたのは、年齢公開も関係していたのだろうか。コロナ禍でイベントも少なかったからだとも思うが、やはり、年齢も一因だったんだ。
堂々と伝えるからこそ、グッと距離が縮まると、小川さんのお話に心が響いた。聞かれないなら、自分からいわないと。
これからは、自分の年齢をはっきりいってみよう。
ただ、小川さんのお話にもあったが、○○年生まれという言い方がスマートだとのこと。なるほど、これならば。
まず、note上の私はどうだろう。
いまのプロフィールでは、
「40代会社員/7歳13歳の母」としている。年代まではかいてあり、自分としてはけっこうな公開感があったが、これでは10歳ぐらいの振れ幅がある。
ここからもう一歩ふみこんで、生まれと、そして今の住まいも追加してみよう。
「1977年生まれ/会社員/7歳13歳の母/神奈川県在住」としてみよう。自己紹介の記事には、住まいの変遷も載せてみた。
記事の印象が立体的になり、興味を持って読んでくださるだろうか。
実生活では、どうだろう。
4月の人事異動で、新しいメンバーに会う機会もある。子どものクラス替えで、新しい保護者と会う機会もあるかも。
自己紹介や雑談の中で、そんな雰囲気になったときには、入社年度や生まれで伝えてみよう。
私の人付き合いも、変化するかもしれない。
本日もお読みいただきありがとうございます!
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