わたしの好きはあなたの嫌い。だから好きなことしてもきっと大丈夫
あれは小学4年生だっただろうか
そうじの一幕のエピソードが忘れられない。
♪〜
掃除の音楽が流れ始める
わたしはその週、教室のそうじ当番
教室といえば
ほうき、雑巾、黒板消し
わたしは、ほうきが1番好きだった。
みんなそうだと思っていた。
同じ班だった「ケントくん」
ケントくんは
よくぞうきんで床を拭いていた。
わたしは自分から声をかける方ではないが
ケントくんがあまりにもぞうきんをしていたのが気になり
「ほうき代わるよ」
すると
「大丈夫、僕ぞうきんの方が好きだから」
ぞうきんが好き…!?
衝撃的な一言だった。
その時
みんなが好きじゃないことが好きって
変わってるって思われるかもしれないけど
自分は好きでやってて周りからは感謝されて
めちゃくちゃいいじゃん!!
って子どもながらに思ったのを思い出す。
だからわたしは
人と違うことが好きな人が羨ましいし
逆にわたしが好きだったり、得意なことは
案外誰かの嫌いかもしれない。
だったら、堂々と好きなことをしていいじゃんと思う。
そんなことを思い出した
週末の午後
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