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水郷マニア 大雨にも耐える運河の街は楽しい

佐賀、熊本は毎年大雨で心配になる。あれだけ降ると、途方に暮れる。佐賀は昔からその傾向があり、こういうものを見つけた。偶然にも、前回の内容、気球の名所らしい。

先週のテレビ「世界遺産」でミュンヘン近くの水郷の街アウグスブルグの映像。運河が張り巡らされ、500の橋、いくつかの小水力発電所。とても美しいし、今の時代にもあっている。
京都の琵琶湖疎水に小さな発電所があるけれど、単純な原理で役に立つ。水路は観光にも楽しく、船も使えるし、集中豪雨の対策にもなる。

もともと大都市はほとんど水郷だったはず。江戸、大阪、名古屋もそう。輸送に船が楽だったから。今も、水運だと宅配便もローコスト省エネではないか?

なかなか今の街を、工事で掘り返し、運河を作るのは大変そう。だが昔水路で、今暗渠になった場所は多い。渋谷川もその一つ。河の上が開けば、水を吸い込む。九州柳川はいまも立派な水郷、それは住民が暗渠にしてしまわなかったことの功績?

柳川が水郷なのは、昔は渇水になりやすく、また有明海が地下にしみこんで、井戸が使えなかった。そこで、貯水池も兼ねて、町に水路をめぐらせたのである。すごいことで、今は観光資源で、また洪水もない。

それに、別のところで書いたけれど、いま水をためるといろんな使い道がある。水は冷媒、冷房用の物質に使える。冬は暖房物質に。水素の製造にも使える。さらには、丁寧に浄水すれば、災害地での飲み水として輸出さえできる。ミネラル水でないもので、一本10円ならそちらが売れるだろう。

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