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2023年冬ドラマ評2 ガラパゴス

「ガラパゴス」

織田裕二のドラマ。他にもいっぱい有名俳優が出ている。
こういう昔ながらの配役は好きではないし、止めるべき。主役は一人か二人で後は無名俳優を雇うべき。

物語は:
窓際族の刑事が、昔の事件の整理を後輩女性刑事から頼まれる。その中に自殺で処理されていたが、すぐに殺人だと分かるものがあった。
その線を調べるというもの。

織田裕二は老けたなあと思って調べるともう55という。もっと若いかと思っていたけれど、それくらいの年ならむしろ、若く保っている方だと思いました。ただちょっと太りましたね。

そしてこのドラマ、見ていると撮影は夏。夏を描くために役者にそのように演技させているのではなさそう。ということはなぜ2月に放映なのか気になりましたが、

・・・分りました。
都合が悪いからお蔵入りになりそうだったのではないでしょうか。
それをどさくさに紛れ、「一応、放映しておこう」ということだったのでしょう。

ドラマは、被害者は派遣社員で派遣社員は社会で優遇されず、切り捨てられる酷い境遇にあるということを描いているからです。
ドラマの中で経済アナリストが言います。

日本はガラパゴス化した。
ことの始まりは2000年頃で、日本はテレビの液晶パネルを作って世界を覇権していたが、韓国、台湾が安いものを作り始めた。日本は世界から取り残された。
しかし政府は国民に高いものを買わせ続けるためにエコポイントなどで国民を騙し続けた。
車に関してもそう、日本はハイブリットにこだわり過ぎ、世界から遅れた。世界では安い車など(電気自動車も)があり、日本の車は高性能だけれど高い。政府はエコカー補助金などで国民に高い車を買わせ続けたが、これは延命にすぎない。
経済のひっ迫で人件費を削ることにした。
そして派遣社員などが出来たが、これは企業が経費を安く上げるためのもの。人件費をまず切ろうという。
派遣社員は正社員と違い、簡単に切ることができる、給与を安く、保険などの経費もかからない。派遣会社は著しくピンハネをすることが出来る。

ということですが、
・・・なるほど、政府が隠したいようなことを言っているわけです。
こんなドラマを放映したらNHKは政府に叱られます。
しかし有名俳優をたくさん使い、製作費も莫大にかけたはず。御蔵入りにするわけにも行かない。

おそらく、夏に制作。秋に放映予定が、お偉いさんがストップ。お蔵入りになるところ、冬になり、2月になって、
「製作費が無駄になる、こっそり放映して、流した事実を作ればいい。視聴率などむしろ取らない方がいい」
ということなのでしょう。

しかし日本は恥部を隠して、自民党が海外に莫大な税金をばら撒いていることをも隠しています。
そして否定意見には政府工作員が嘘を広め、口封じします。

まるで中国や北朝鮮のように。

こんなことをしているから日本は下降しているのです。
安倍氏が暗殺されてから、皮肉なことに風通しがいきなりよくなりました。
オリンピックの不正がいきなり、正され始めました。
電通ですら逮捕者が出ています。

日本が中国や北朝鮮のようになっているのは政治が悪いからです。
ダメな与党でも、競争させないとダメです。自民党一党支配では独裁と同じだからです。

ドラマの最後で主人公が言います。
普通に仕事をし、普通に幸せを求める、そんな普通のことが出来なくなっている世の中ってどこか狂ってるんじゃないか
俺たちにできることはどんなに小さくてもいいから変えようとすることだ

皆さんも目をつむって生きるのではなく、社会のひずみ、社会の悪、政治の諸悪に関し、疑問を呈し、反対することが大事であると思います。

どんなに小さい活動でも・・・
蟻は1匹ではできないことでも大勢集まって巣を作ったり大きなものを作るのですから。

PS:
原作者は経済に精通した人のようです。数々出している人のようです。


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