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猫背を直す 太もも裏側筋肉 "ハムストリングス"のストレッチ


「猫背を直したいなら、背骨を伸ばせばいいじゃない」


バカー!!


背骨が伸ばせないから猫背なんじゃ!


背骨は骨盤の上に積みあがっています。
骨盤が傾くという事は、背骨の土台が傾いているという事。

土台が歪んでいるのに、柱が真っすぐ立てられようか。


そして骨盤が傾く理由の一つが、太もも裏側の筋肉
"ハムストリングス"が硬く張っている事

ハムストリングスは骨盤にもつながっているので、
縮こまると骨盤が引っ張られて倒れるのです。

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風吹けば桶屋が儲かる。
ハムストリングスが柔らかくなれば背骨が立つ。

全ては繋がっている。


では、ハムストリングスの簡単ストレッチを紹介します。
やったことがあるストレッチ?
ポイントを抑える事で効果はいつもとは大違い。


体二つ折りストレッチ

ハムストリングスのストレッチ

・両足を腰幅に広げて立つ
・つま先-かかとのラインをまっすぐ前に向ける
腰に手を当て、左右腰骨の前後位置をそろえる

・右足を前に出し、かかとだけ地面に着ける
 ※:腰骨が前後に捻じれないよう整える
・息を吐きながら、脚の付け根から体を二つ折りにしていく。
・脚の付け根を腰の方向に引き込む
尾骨と頭頂が引っ張り合うようにして背骨を伸ばす
・数呼吸キープ(30秒以上)
・伸びを味わったら足を入れ替える。

【ポイント】
体を前に倒す際は、骨盤が前傾して反り腰になりがち。
お腹を薄くするように下腹に力を入れて行いましょう。


骨盤の位置を整えて行うとストレッチ効果アップ!
そして下腹の力を使う事でポッコリお腹撃退!

正しいストレッチで最小の努力で最大の効果を手にしましょう。


物足りない方へ:アルダ・ハヌマーンアーサナ(半分の猿王のポーズ)

半分の猿王

・四つん這いになる(肩の真下に両手、腰の真下に両ひざを置く)
・両手の間に右足を置き、左ひざを少し後ろに引く
・手の指を全て立て、お椀のような形にして床に置く

・息を吸って尾骨を後ろ、頭頂を前に伸ばし、背骨を伸ばす
上体を床と平行、背骨を伸ばしたまま、お尻を後ろに引く
左のかかとを前に押し出す(つま先天井)

・左脚付け根を前、右のお尻を後ろに引いて
  左右腰骨の前後位置を整える

・両肩を床方向に下げて、首を長く保つ
・視線は斜め前の床
・数呼吸キープする

・上体を前にスライドして、前のひざを曲げる
・後ろのひざを前に引き寄せて四つん這いに戻る
・左右を入れ替える


全ては陰と陽

太ももの裏側を伸ばした後は、前側もストレッチ
前後のバランスを整える事で美しい姿勢が手に入ります。

太もも前側のストレッチはアンジャネヤーサナ(三日月のポーズ)がおすすめ。こちらもご覧ください。

二つのストレッチを連続して行う動画も記事下部に掲載します。

太ももストレッチの動画

動きの流れはこんな感じです。
・・・三日月のポーズは骨盤倒さないように行いましょう。


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